和解…?
あれから1日たった。はぁ、お兄様のところへそろそろ行かなくては…。結構ぶちまけちゃったけど、あと口調が完全に5歳児じゃなかったけど…仲良く…なれるのか?運命1つ回避できるのか?
その時は来た。
“コンコンッ”
「はい、どうぞ」
「失礼するよ」
「あらっ?ウェスタお兄様じゃないですか」
「ふふっ期待が外れた顔だね」
「そっそんなことないですわ!?来てくださって嬉しいです!」
「うん。僕はね、付き添いで来たんだ。」
「?」
「ほら!早く入っておいで」
「失礼します」
「サイラスお兄様!」
「昨日の件について…話に来た」
「今まですまなかった!」
「ふぇっ!?」
いきなり謝られるとは…予想外だった。しかもこんなにあっさりとは。今までのは、本当に素直になれなかっただけだったのだろうか。
私が黙ってると、サイラスお兄様は不安そうに顔を上げた。
「お兄様、私もごめんなさい。」
「いや、お前は悪くないだろう。お前が昨日言ったとおりだ。お前は母様のことを知らないのに、1番母様に会ってみたいと思っているのはお前の方だろうに…。謝るきっかけを作ってくれてありがとう」
「仲直りできたようだね!」
「ウェスタお兄様!」
「ふふっ!それでね、ライラ」
「なんです?」
「サイラスがね、ホントはずっとライラを可愛がってみたかったんだって」
「……へっ!?」
テスト頑張ります(やる気でない(・ัω・ั))そして早く更新沢山できるように頑張ります!