国王様とお父様
「しかし残念だ。カリーナそっくりなあの子とヴィラールが結婚すれば、可愛い娘ができたのに…計画がパーじゃ」
「それは残念でしたね」
「めちゃくちゃニコニコして言うな!」
「貴方はカリーナを可愛がっていましたからね」
?
「お父様、陛下がお母様を可愛がってたの?」
「お母様とね、陛下は従兄妹なんだよ」
「そうでしたの!」
「年は7歳離れてたけど、男性の結婚適齢期は女性より遅いからね、ウェスタがヴィラール様よりも歳上なんだよ?面白いよね。ちなみにお父様は2人の幼馴染だよ!」
へ〜!
「にしても、お前にしてはどうして王太子をあそこまで自由にさせていたのか疑問だな」
「あぁ、アレはな、王妃が甘やかし過ぎたのかもしれんな。王妃は今、ちょっと気が病んおる。長い間子ができないことを色んな人に攻められとったようなのだ」
「なんと!そんなことがあったのか」
「我も結婚して4年目までは側妃は娶らなかったが、王家の血が途絶えてはいかんから、中立派の中堅の家から1人娶ってみたのだが、これがこれが計算違い!その娘は虎視眈々とこの状況になることを狙っておったのだ。我も全然気が付かんかった。気づいたのは、側妃が妊娠したという報告を受けた後でな。側妃の部屋に入るときに聞こえたのだ。“これで私が国母となるのね!陛下も子が産めない王妃など離縁してするか側妃に落として、私を王妃にしてくださらないかしら”と言ったのを。結果、生まれたのは女子だったし、1年後にはヴィラールが生まれたが…そのときにはもう、王妃の気が病んだ後だった。」
重い!話が暗すぎるよ王様!




