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ギャクハーヒロイン・リベンジェンス〜ざまぁされたヒロインによる報復逆ハー〜

作者: 羽狛弓弦

ざまぁされた後なので悪役令嬢婚約破棄系とは違うと思います。

「アイン・ルルイエル!! お前のような悪女を王妃に添えることはできない!! よって、お前との婚約は破棄し、代わりにマリアとの婚約をここに宣言する!!」


 とある世界、とある王国のよくある卒業パーティーにて、よくある婚約破棄が宣言されました。


 そしてなんやかんやあり、悪役令嬢の冤罪が証明されかけたあたりで第二王子と国王が現れ、王太子であった第一王子は廃嫡されました。

 その結果、第二王子が新たな王太子となり、その婚約者として悪役令嬢が収まり幸せに暮らしました。


 その裏では、ヒロインは国家反逆罪あたりで牢屋にぶち込まれ、シナリオが、ヒロインなのに、悪役令嬢のせいなどと意味のわからないことを言いながら国を傾けようとした稀代の悪女として処刑されました。


 こうして王国は平和になり、悪役令嬢は末永く幸せに暮らしました。



 おしまい。




 ー▽ー



「ねぇ、死んじゃったんですけど」

「……」

「言われた通りにしてこれは酷すぎない?」

「ごめんなさい」


 ところ変わってよく分からない空間。

 そこには2人の女性がいた。

 一人は小動物のような愛らしさが印象的な少女。

 先の舞台で処刑されたヒロインことマリアである。


 そしてもう一人はこの世のものとは思えないほどの美しさを持つにもかかわらず、なぜかオタク臭のする絶世の美女である。

 その正体は正真正銘の女神である。

 そんな彼女は今、マリアの目の前で申し訳なさそうに正座している。


「いや、まあさ、こうなるような気はしてたんだよ。基本的にはシナリオ通りに動いていたけど、悪役令嬢は私を虐めにこなかったりしたし。となればこういう結末になるんだろうなぁとは薄々どころか半分確信すらしてたし。まあ、こういう結末になれば私は死ぬわけだし? 実際死んだし? 前死んだ時よりも辛かったわ。辛すぎて死ぬかと思ったわ。そのまま死んだわ。だから見て見ぬ振りをしていたところもあるよ。しかも私にはヒロインとしての使命があったからね。使命と言うには俗すぎる気がするけどね」

「いや本当にごめんなさい」


 マリアのまくし立てるような口調にますます頭が低くなる女神様を見てマリアは軽くため息をついた。


「はぁ。 ごめんなさい。ちょっと気が立ってた。別に怒っているわけじゃないから」

「本当に?」

「うん。むしろ感謝してるくらいよ。理由がどうであれ死んだ私にチャンスをくれたんだし」

「そう? えへへ」

「まあ、その理由はどうかと思うけどね」

「うぐっ」


 マリアは逆ハーヒロインである。

 しかし、彼女はよくある話の通じない頭のおかしいヒロインでも多数の麗しい男性に愛されないと気が済まないというわけではない。


 彼女が攻略キャラたちを攻略し、逆ハーを作ったのはそれが彼女の使命であったからだ。

 マリアは以前は普通の女子高生であった。

 しかし、唐突な事故によってマリアは死んでしまった。

 そしてその後女神様によってこの場所に呼ばれたのでたある。

 間違って殺してしまったとか異世界の勇者となって世界を救ってくれとか特に崇高な理由ではなく、とてもバカバカしい理由であった。

 マリアの死後、女神様によってここに呼ばれた理由は、乙女ゲームをリアルで見てみたいというものであった。

 何を思ったのか女神様は乙女ゲームと同じ世界を作り出したのだ。

 そしてその乙女ゲームのヒロイン役として呼ばれたのがマリアであった。

 当初この話を聞いた時マリアは目眩がしたが、当時の自分は既に死んでしまった存在。

 どのような理由にせよ再び生を得られるならと女神様の要求を承諾し、マリアはヒロインとなった。

 女神様は逆ハールートを進み事を望んでおり、気は進まないもののマリアはそれを己の使命とし、攻略キャラを必死に攻略し、逆ハーを進めていったのであった。


「私も納得して逆ハー作ってたからいいんだけど、あれなんなの? 悪役令嬢のアインさま。どう考えても転生者なんだけど」

「彼女に関してはバグとして言いようがありませんね。貴女をあの世界に送っていった時に偶然一緒になって行っちゃったみたいです。対処しようにも私が干渉すると他にも影響が出てしまいそうなのでどうすることもできませんでした」

「なるほどね。でもだからってなにも悪役令嬢に転生しなくても。ていうかあの人もなんなの?」


 ここに来てマリアはまた手を力一杯握りしめる。


「いま、まあ分かるよ悪役令嬢って事は本来なら破滅する運命にあるんだもの。その運命を受け入れられないのは当然だと思うよ。私がヒロインとして存在するなら敵対してしまうのは仕方のない事だと思うよ。でもさ、だからって第二王子に逃げるのってどうなの? 確かに、第一王子は私に愛情を送っていたよ。それはもう立派な浮気だと思うよ。でもさ、だからって第二王子に逃げていたらあれは浮気でしょう。ふつうに考えてみたらあの場面でいきなり第二王子と縁談を結ぶなんてありえないじゃない。前々からそうなるようにしていたとしか思えないわ。でもまあ、100歩譲ってそれはいいとしましょう。自分が生き残るためだもの。私も婚約破棄の場面の為に虐められてもいないのに虐められた振りとかしていたし。だけどさ、何で攻略キャラたちを見捨てるかな。たぶん彼女もこの世界の元となった乙女ゲームを知っているはず。そうじゃないとあの婚約破棄の場面を狙ったかのように回避できないもの。てことは攻略キャラたちの性格とか心情とか知っているはずだし、そもそも用意の周到性から考えて子供の頃からそうだと認識していたはず。だったらなんで攻略キャラたちを、せめて第一王子をなんで惹きつけておかないかな。最初から諦めていただけでしょ。というかやってる事考えるなら見捨てていただけじゃない。そんなもんヒロインに取られても仕方ないじゃない。なのに最後にわざわざ私のところまで来てここはゲームの世界じゃないとか現実だとか言って。そんなもん私が知らないはずがないっていうの。何年あの世界にいたと思ってるの。子供の時からいたっていうの。私がどれだけ努力したと思ってるの。子供のころは生きるのに精一杯だったし、学園に入ってからもステータスを上げるためにめっちゃ頑張ったんだから。そりゃね、シナリオが〜とか叫んでたわよ。側からみたらここはゲームの世界だと思っているような台詞だろうけど私は女神様が用意した舞台で脚本通りになるように奔走しただけよ。それをぶち壊したのはあんたじゃない。悪役令嬢の立場はまあ理解できるわよ? お互い転生者でお互いの立場を貫こうとしたらどっちかが負けるしかないしね。でもだからってはいそうですか逆ハーなんか目指した私が悪かったですとはならないわよ。誰が好き好んで逆ハーなんか目指すものか。何も知らないくせに。あーもームカつく!!」

「……本当にごめんなさい!!」


 マリアは全然冷静じゃなかった。

 当然である。

 殺されてしまったのだから。

 しかもその原因も分かっている。

 いったん落ち着こうとしたが話している内にだんだんと火がついてしまったのだ。


「それで、私はこれからどうなるの?」


 しばらく静寂な空気が流れた後、マリアは今度こそ落ち着いたのか穏やかな声音で言った。

 いろいろと思うところはあるが死んでしまったのである。

 死んでしまったからにはもうどうしようもない。

 それ故にどうなるのかと思った。


「それが何も考えていないんですよね」

「は?」


 これにはマリアも驚いた。

 あんな結末で終わり、死んだにもかかわらずこうして再びこの場に呼び出されたからには何かあると思っていたのだ。


「私としてもあの展開は予想外でしたので慌てて呼び出したのです」

「じゃあ死ぬ前に呼び出してほしかったな!!」

「ごめんなさい。この場に呼び出すには魂でいること、つまり死んでいることが条件でしたので」


 これにはマリアも相手が女神様であるにもかかわらずなんだこの役立たずと思ってしまった。


「そうですね。マリアさんはどうしたいですか?」

「どうとは?」

「もともとマリアさんをあの世界に送ったのは私ですし、私の意に沿った結果があの結末でしたのでその罪滅ぼしというべきか。とにかく私にできることならマリアさんの希望を叶えようと思います」

「ふーん。例えばどんなことが出来るの? 神様になったりとか?」

「まあ、天使見習いからスタートすれば1万年ほどで成れないこともないですけど」

「なっが!! やっぱなし!!」

「そうですか。その他ですとまた転生したりとかですかね」

「またあの世界に?」

「いえ、私の管轄内ならどこでも。もちろん地球でも」


 ふむ、とマリアは考える。

 女神様の言い方からすればあの世界、先ほど死んだ乙女ゲームの世界にも再び転生することが出来るのであろう。

 普通に考えるのならあの世界よりも豊かな地球に転生したほうがいい。

 女神さまもある程度憂慮してくれてそれなりに良い生活ができるであろう。

 だがそれでいいのであろうかとマリアは考える。

 マリアは義理堅い性格である。

 自分の欲望のためとはいえ、一応は女神様は命の恩人である。

 だからマリアは女神様の願いをかなえようと頑張っていた。

 だが、逆に言えば目には目を歯には歯を、つまりやられたらやり返さないと気が済まない性格である。


 マリアは考える。

 あの悪役令嬢は今頃幸せに暮らしているだろう。

 そしてたまにマリアの事を思い出して別の道があったのではないかと思っているのかもしれない。

 少なくとも悪い人ではないと思う。

 仮に冷徹で手段を選ばないような人ならマリアはシナリオ開始前に死んでいるはずだ。

 恐らく善良で保守的な人物なのだろう。

 反吐が出る。


 きっと悪役令嬢は自分がやったことを理解していないはずだ。

 マリアが死んだことも、第一王子が廃嫡になったことも本当の意味で理解していないはずだ。

 でなければ、あんな目でここは現実なのですよなどとマリアの目の前で言うはずがない。

 確かに自分も悪役令嬢を破滅に導こうとしていた。

 しかし、マリアはシナリオが終わった後は悪役令嬢をどうにかしようと思い手回しをしていたのだ。

 なのにあちらもこっちが転生者だと分かっていたのにこの始末だ。


 だとかなんだとかマリアはいろいろと理由を考えていたがマリアの思いは一つであった。

 あの悪役令嬢が気に入らない。

 何とかして報復したい。


 要するに復讐したいのだ。


 そしてマリアの中に一つのアイデアが浮かんだ。


「ねえ、女神様。一つ提案があるんだけど」

「なんですか?」

「もう一度乙女ゲームしてみない?」


 マリアはただただ悪役令嬢が気に入らないから復讐したいというだけでとんでもないことを言った。



 ー▽ー


 稀代の悪女マリアが処刑されてからふんわりと約20年後、何の因果か同じ名前であるマリアが王太子妃となった。

 マリアは元平民の男爵家の庶子であった。

 マリアは男爵家の養子となり学園に入学し、最初は名前と身分の低さから蔑まれていたが、その努力性と天真爛漫さで次第に皆に認められ、さらには次々と麗しい男性を虜にし、ついには王太子と婚約を結ぶまでとなった。

 誰もその婚約を祝ったが一人だけ怯えた表情をした者がいた。

 王太子の母親である王妃である。

 彼女こそがだいたい20年前に幸せをつかみ取った悪役令嬢であったアインその人である。

 現在、お茶会と言う名のタイマンが始まっていた。


「あらあら、王妃様ったらそんなに青ざめてどうしたんですか? あ、せっかくですしお義母様って呼ばせていただきますね」


 いくら王太子妃でもかなり失礼な態度である。

 しかしそれを気にする者は誰もいない。


「そんなに私がお嫌いですか? 私は悲しいです。いくら私があの! 稀代の悪女マリアと同じ名前だからって。よよよよよ」


「あの!」とか「よよよよよ」とかかなりわざとらしい態度をとっているこの女はとても楽しそうである。


「仕方ないですね。お義母様は稀代の悪女マリアの最大の被害者ですもんね。同じ名前を持つ私をお嫌いになるのも分かります。でも私諦めません! どれだけ時間がかかってもお義母さまに気に入ってもらえるように頑張りますね!!」

「いやぁぁぁぁぁ!! もうやめて!!」


 王妃は耐え切れなかった。

 王妃は分かっていた。

 分かってしまっていた。

 目の前にいるマリアが20年前に死んだはずのあのマリアと同一人物であることを。

 それ故に王妃にはマリアが言っていることがこう聞こえるのだ。


「お前の目の前にいるのは死んだはずのヒロインだぞ。これからずっとちょっかいだすからよろしくね♪」


 王妃は意味が分からなかった。

 なんで死んだはずのマリアが目の前にいるのか。

 なんでそれが息子と婚約しているのか。

 意味が分からかなかった。


 これも全てはマリアの復讐心と女神様の力の賜物である。


 マリアは女神様にもう一度乙女ゲームをやらないかと提案した。

 しかしこれはもう一度同じ世界を作ってやり直そうという意味ではない。

 自分たちで新しい乙女ゲームを作らないかという提案であった。


 マリアの提案はこうだ。

 今度は事前にマリアに女神様の声が届くようにして王子が生まれるころに転生させ、なんとか学園に入学させる。

 そこから王国の次世代たちを相手に基本的にはマリアが行動し、重要な場面、ゲームで言うなら選択肢が出るような場面で女神様がマリアにどう答えるべきだとかどこに行くべきだとか伝えるといった風にしようと提案したのだ。

 言わばリアルを追及した次世代の乙女ゲームである。

 これには女神さまも面白がった。

 かなりノリノリであった。

 ある意味運命を女神様に握られるようなものだが、なんだかんだでマリアは女神様を信用していた。

 結果、マリアは王太子と婚約を結び、多くの人がマリアを慕うようになった。

 ぶっちゃけやろうと思えば一晩で王国を乗っ取ることが出来るくらいに。

 どう考えてもやりすぎなのだが結果的にはオーケーであった。

 先ほどゲームでいうシナリオが終わった。


 そしてここからはマリアのターンであった。

 マリアの目的は悪役令嬢、現王妃に対する復讐である。

 殺そうとか悲惨な目に合ってもらおうとかは考えてはいないが、嫌がらせをして遊び倒してやろうと考えていた。

 絶対にそっちの方が良いと思っていたからだ。

 これには王妃の胃がマッハで削れていく。

 何しろ死んだはずのここがゲームの世界だと思い込んでいる頭のおかしいヒロインが自分の息子と婚約して目の前にいるのだから。

 怖くないわけがない。


「そう言えば昨日夢を見たのです。稀代の悪女マリアになった夢を。薄暗い牢屋に閉じ込められてひどい目に合って、処刑されて。ああ、その後どこからともなく第一王子が野垂れ死んだとか聞いたりしましたね。お前こそ浮気していたじゃないかとか誰かに呪詛を垂れ流しながら。他の人も結局は死んでしまったとかなんだとかも聞こえてきましたね。本当に怖い夢でした」


 マリアはニッコニコしながら言う。


「そう言えば風のうわさで聞いたのですが、あの人、シナリオがーとかヒロインなのにとか悪役令嬢のせいとか意味の分からないことを言っていたそうですね。それをお義母さまがビシッと言ったそうですね。ここは現実だと。いやーかっこいいですね。これから死ぬと思い混乱している相手に現実を突きつけるのは勇気がいると思います。私にはできません。やっぱりああいう悪い人には最後にビシッと言ってやらないといけないんですね。勉強になります」


 マリアはとてもとても嬉しそうに言う。

 対して王妃は震えが大きくなる一方である。


「そう言えば聞きました? 一部の神官さんが言っていたそうなのですが稀代の悪女とされている彼女ですが、なんでも使命があったそうですよ。何なんでしょうねその使命って。王国の重鎮たちの息子を虜にしていくことだったりするんですかね。あの夢を見た私なりの見解なのですが、例えばこことは違う世界があって、そこには乙女ゲームなる恋愛を大題にした物語があって、それを面白がった女神さまが実際に世界を作り出してヒロイン役の人にヒロインとしてシナリオを進めるように言ったんじゃないですかね。だからヒロイン、マリアはあんなことをしたんじゃないですかね。じゃないとあんなこと普通はしませんからね。あははははは」


 そしてついに王妃は口から泡を吹いて倒れた。

 精神的な限界が来たのである。


「あーあ倒れちゃった。まだまだこれからなのに」


 国の一大事にもかかわらずマリアは優雅に紅茶をすする。


「まあいいや。王子様とは婚約したわけだし、これからは家族みたいなものだもんね」


 そう言ってマリアは扉の方に向かった。

 その顔をとても生き生きとしている。


「これからもよろしくね。悪役令嬢さん」


 マリアの悪役令嬢に対する報復活動は始まったばかりであった。


真っ黒シリーズを書いている時の心境で書けたので楽しかったです。

気に入ってくれましたらブクマや評価お願いします。


登場人物紹介


マリア:主人公。女神様のお願いでヒロインとして逆ハーを目指すも悪役令嬢にざまぁされる。なので報復活動に出たかなり迷惑な人。3度目の人生故にかなりの高スペックとなっている。ちなみに王太子と婚約しているが彼女を慕う人が多いため実質的に逆ハー状態には一応なっている。


女神様:乙女ゲームをリアルでしたいから世界を作った頭のおかしい女神様。たぶん一番迷惑な人。


アイン:元悪役令嬢、現王妃。彼女としては通例通りヒロインを虐めず、アリバイを作り婚約者の弟と仲良くしていただけなのだが、マリアがわざわざ生まれ変わってまで報復してきたためストレスで胃がヤバいことになっている。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ヒロインの仕返しが優しい。 悪役令嬢は実質創世の神に逆らったんだから、神の御心次第では断罪返しの場で塩の柱にされてたレベルだし。 [気になる点] 神官がどうの、てことは神託出たのかな。もっ…
[気になる点] アイン側は神様の説明やサポート無いなら生き残りに必死なはず マリア側から神様の指示で動いてるので悪いようにはしないと協力関係を取るべきだった [一言] 不快な読後感でコメディ要素も…
[良い点] 大量に人が死んでも気にもとめない悪役令嬢とは違ってチクチクとした嫌がらせ程度で終わらせているという事 [一言] ゲームに拘って現実が見えていないのははっきり言うと悪役令嬢なんじゃ?となる。…
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