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俺達が魔法を使う理由  作者: イイコワルイコ
その1、序盤はレベル上げ
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初顔合わせ part3


ファイアークエストで言うとこの!

ズバスラッシュ!!

ほんと会心の一撃だよなーー!


マジで俺TUEEEEな場面なら何回でも皆に見せたい!

スケベな場面はなるべく俺だけ独占したい!



スゥゥゥゥ…

「やっぱ消えるのな。」


「クソ!おい、どういうことだ!何が起きてる!」


「えーー生きてんの?死ねとは言わないけど…少しはケガしろよ…」


「俺が死ぬ?怪我?バカ言ってんじゃねぇよ!っはっはっは!」


「あー、自分の名前でダジャレして笑ってんのね、はいはいおもしろーい、掛布団あげる。」


「ふざけんのも大概にしろ!なんで俺の技を使えた!」


「ナ、ナギ君?私も知りたいわ。」



「んー、二人共ほんとに知りたい?」



熱い視線…ビームだよねもう。



「えーっとねー…わっかんない。」



「え?」


「は?」


「だろうな!俺もそう思う!」


「ナギ君、冗談では」

「ないね、本気でわかんない。」


「んなもん簡単に使えてたまるか!俺だけの技だぞ!」

「私も過去に試したけど出来なかったわ…どうして」


「あ?ヒカリ、お前もやろうとしてたのか?」

「…バガ様のような力があれば魔術師としては大きな切り札となりますから…」

「そうか、俺に憧れてんだな、よし嫁にしてやる」

「そのような事はご遠慮ください。」



「…とにかく、説明しろよ雑魚!」


「その雑魚に1本取られてんだよお前は!態度改めろ!俺はナギ!夏野 凪だ!」


「…チッ、気に入らねぇ。」



なんだろう、勇者だからかな?

昔なら土下座してたような相手にも普通に突っ込めるというのは。

勇者特権すげえ。



「あ、なんかすごいレベル上がったかも。20くらいになったかも!」

「バガ様のレベルが高いから経験値も多かったみたいね。」

「バk…お前レベルいくつなんだ?」

「…チッ…」

「いや、教えろよ」

「…50」



あー、バカ様で50!

レベル上げ飽きたーって次のエリア進んだら50?

早いねーそりゃレベル上がるねー。

てか負けイベントだったよねさっきの。



「ここは俺のエリアだ、お前はもう失せろ。意味不明な雑魚が!」

「はっ!雑魚に負けたやつはなんて呼べばいいのかねぇ~?」

「やんのかおらぁっ!」

「またぶった切ってやるよぉぉ!!」


((フレイム・カーテン))



「あっちぃ!」


「あつ!あつ!ヒカリたん!あつ!俺だけ!モロに!あつ!」


「バガ様、失礼をお詫び申し上げます。今回はこれで失礼致します。」


「っは。次来る時は嫁に来いよヒカリ。」





ヒカリたん可愛いのは分かるよ、そこは同意するよ。

でもな!気安く嫁とか言うんじゃねえ!

ちゃんとライバル倒してハートを勝ち取れよ!



「ねぇ、ヒカリさん?」

「…なにかしら。」

「あのね、勇者の特性を知ってる上で効果アリの魔法使うのやめてくれませんか?火傷とか洒落にならないんで…」

「ならナギ君もおふざけはもう少し抑えてちょうだいね。」


「あ、すいません。」



そんなこんなでこの日は解散&帰宅。


俺を救った奇跡のガントレットは脳筋バカ勇者の技だった。


魔法みたいに使ってたけど


"技"


ってのが鍵なんだろうな、なんか屁理屈的なね。


これはアクエリアスじゃありませーん!

ただ濁った水ですぅー!


的なね。



でもなんで俺も使えたんだろう…??



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