表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/232

闘病履歴82

幽体離脱しなければならない局面で戸惑う真華。

拓郎君が言う。





「その形ならば、こちらが幽体離脱して行き、生き霊をガードするしかないか」





真華が頷いた。





「それしか無いよね」





拓郎君が言う。





「幽体離脱しても、こちらは初心者の生き霊だしな。ガードする力なんて無いし」





真華が言う。





「とにかく生き霊が彼女と話しをしないように悪霊からガードするのは絶対条件だからね。こういうのは慣れの問題もあるだろうし、三人で交互に幽体離脱して行き、場数をこなすしかないよね」





拓郎君が言う。





「いずれにしろ、霊魂には死の概念が無いけれども、こちらは生き霊の分、肉体を持っているから、死霊にとっては憑依対象になるからね。そこが不利なんだよね」





真華が言う。





「肉体側に出来る事はお祓いやまじないだけれども、生き霊とて心霊的存在だから、下手にお祓いなんかしたら全て台なしになる可能性もあるしね」




拓郎君が言う。





「とにかくここは生き霊のガードあるのみだから、生き霊にその旨告げて、幽体離脱するしかないよね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ