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闘病履歴75

話しをするのを控えていると、生き霊は言った。

生き霊が言った。





「死ぬ…のは先に伸びた…でも又死にたい…と考えるに違いない」





黒が尋ねる。





「どうなって、死ぬのを先に伸ばしたのですか、状況を説明して下さい」



緑がかった明かりから生き霊が声を出して答える。





「私…と話したがってい…るのだ…それが自殺する事よりも強い…願望になっているのだ」





白が尋ねる。





「話をすれば、もっと自殺願望はなくなるのではありませんか?」




生き霊が答える。





「それは…分からない」





第三の目が尋ねる。





「それはどういう意味ですか?」




生き霊が答える。





「話を…して…自殺したくなるかもしれないし…逆に死にたくなるかもしれないし…と言う事…だ」





黒が尋ねる。





「今は話しするのを控えているのですね?」





生き霊が答えた。





「…そうだ」

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