69/232
闘病履歴69
熱い心根、情け深さを忘れてはならないと、霊媒師はアドバイスした。
霊媒師が続ける。
「そしてマカロンさんに伝えて下さい。いかなる状況に陥ろうとも、我を忘れ情けを失ってはいけないという事なのです。相手の病んだ心にダイブして相手の心を救うやり方も、やはりマカロンさんにとっては始めての経験であり、命懸けの行いであり、そこにはどんな苦難が待ち受けているのか分からないのですが、どんな苦しい状況に陥ろうとも、相手の心を気遣う情け深さがあれば、切り抜けられる筈なのです」
拓郎君が尋ねる。
「もし情けを失ってしまったら、マカロンはどうなるのでしょうか?」
霊媒師が答える。
「単なる悪霊に成り下がり、相手を滅ぼすだけではなく、自分自身の身も滅ぼす事となるでしょう」
拓郎君が言う。
「熱き心を忘れてはならないと言う事ですね?」
霊媒師が答えた。
「そうです。そして拓郎さんも、出来るだけマカロンさんの傍にいて、マカロンさんを元気付けてやって下さい。お願いします」




