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闘病履歴230

涙が涸れ、泣き疲れた真華は深い眠りについた。

仲間を失い一人ぼっちになった真華はひたすら泣いている。





絶望の涙は流せば流す程に、真っ黒い死に向かって垂直落下して行く涙だ。





仲間との楽しかった思い出がまるで走馬灯のように頭の中を駆け巡って行く。





朝を迎えようとしている自分の部屋。





真華は押し寄せる絶望感に打ちひしがれ、なす術もなく、大量の精神安定剤を手の平に盛り、それを口に入れて、水を含み、飲み込んだ。




そしておもむろにベッドに横たわり、泣き続ける。





こんな形で仲間を失うとは、予想だにしていなかった真華は自分の運命を呪いつつ、ひたすら泣き続ける。




そして涙が涸れ、泣き疲れた後、真華は瞼を閉ざし、深い眠りについた。

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