表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
166/232

闘病履歴166

子供などが惨殺されたら、リアルタイムに報道される?

拓郎君が頷く。





「そうだね。あの死に神の話が本当で、遠吠えの直後に子供などが誘拐されて惨殺されたりしたら、即座にリアルタイムで報道され、証明されるだろうしね。それまでは半信半疑の気持ちを出さずに、言い付けに従い、波風を立てない戦法もありだよね。しかしあの話が何かを企てる嘘ならば、一体あの死に神は何を企てているのだろうか?」




真華が深刻な眼差しをして拓郎君を見据え答えた。





「それはいずれにしろ、あの死に神のリーダー格である大いなる意思と絡めて類推するしかないよね。狙いとしては、全体的な見取り図を見越しての呪術完成の為の手続きである事だけは間違いないと思うよ」





拓郎君が一度相槌を打ってから言った。





「何かしらの呪術を完成させる為の手続きと言うのならば、何の呪術なのだろうか?」





真華が首を傾げ言った。





「さあ、それは正に神秘のベールに包まれているから、私には分からないわよね。それにあの死に神が言う大いなる意思、神と言うのも、善なる者なのか、悪なる者なのか皆目見当付かず、分からないしね。いずれにしろ私達は自分達の目標達成の為にとりあえず指示に従う振りをして、全力を挙げるしか無いと思うんだ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ