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闘病履歴164

戦う夢見の連鎖でMの気持ちに変化が生じ、初めて他人を思いやる心が芽生えた。

自分の分身と話しをしたいという気持ちは変わらないが、Mの心に変化が生じた。






自分の苦しみは、分身の苦しみでもあるのではないかという気持ち。





Mの心にとってこの他人を気遣う気持ちは大きな変化と言える。





Mの心にはまっとうき被害者意識しかなかったからだ。





自分は他人に虐め抜かれ心が壊れてしまった。





だから、自分を壊した他人は怨み憎悪の対象でしかないという被害者意識。





自分の中に芽生えた他人を思いやる気持ちにMはひたすら戸惑う。




だが、己の分身と話しをしたいと言う気持ちが、己の分身に強い関心を抱くと言う気持ちに繋がっているのは自然な摂理であり、それはMにとって他人を愛するという初めての体験であり、Mはひたすら戸惑い、恋愛にも似た自分の気持ちを持て余した。

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