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闘病履歴163

意外性を逆に活用しての突破口を見出だす戦術?

拓郎君が躊躇う。





「ちょっと待って下さい。あの子供の死に神の話しによると、マカロンや彼女を助けるために、どれだけの人間が死ぬか分からないのですよね。それはもう子供は言うに及ばず、無差別大量殺戮と同じ図式では有りませんか。僕が言っている打開策はそんな犠牲者を出さずにマカロン達を助ける方法であり、行け行けの集団自殺的暴走ではないのですが?」




霊媒師が答える。





「勿論、それは私も重々承知しています。でも今回マカロンさんのところに帰還する時、遠吠えは一度ならば控えても良いというお目こぼしが有ったのでしょう。それは言葉は悪いのですが、取りも直さず人間臭い裏取引の類いだと私には思えるのです。そんな感じでこの世と問わず、あの世にも裏があるのならば、冥界の法則性の裏をかき、行動しながらより良い打開策を見出だし鈴の音に辿り着くしか方法は無いと思うのですが。どうでしょうか?」




拓郎君が答える。





「つまり冥界にも何が待っているか分からないと言う意外性を逆に活用し、突破口を見出だし、打開策を練る戦術ですね?」





霊媒師が答える。





「そうです。とりあえず行動あるのみで、様々な会話を武器に突破口を見出だし、鈴の音に辿り着くしか道は無いと私は思います」

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