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闘病履歴156

裏切る裏切らないは、君達の判断に委ねると、子供の霊魂は言った。

白が尋ねる。





「君に逆らって僕達が遠吠えをしなければ、猫の霊魂の封印も解くし、僕らが護っている二人の女の子を君は殺すと言うのだね?」





子供の霊魂が肯定した。





「そうだね。この行いは僕の責務でもあるし、寂しさを紛らわす娯楽でもあるんだよ。それにも増して、君らが裏切る事はせっかく完成した一つの呪術を破壊する事に繋がるからね。それ相応の天罰は下るだろうね」





生き霊が言う。





「私は…自分の保身の為に…見ず知らずの人間を殺し…死に神の片棒を担ぐの…は嫌だ」





子供の霊魂が言った。





「何度も言うけれどもそれは自然の摂理、善行なんだよ。まあ裏切る裏切らないは君達の判断に任せるけれどもね」

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