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闘病履歴110

リラックスして気に意識を集中するんだと、拓郎君は真華を諭した。

拓郎君が真華を諭す。




「マカロン、気の導引術さえマスターすれば俺がいない時でも、それが緩衝材となって、マカロンは動物霊の憑依をある程度緩和出来るんだよ。その辺りの事情を汲んで、真面目にやってくれないか?」





真華が拓郎君を睨みつけ言う。





「私は大いに真面目だよ。だからこんなに汗ばんでまで頑張っているじゃない。第一相手の動物霊が強力ならば、こんな事したって無駄じゃない。違うの?」





拓郎君が否定する。





「いや、マカロンが気の導引術さえマスターすれば、俺がいない時に動物霊が憑依して来ても致命傷は負わずに済む筈なんだ」




真華が目くじらを立てて言う。





「そんな保障無いじゃない。相手は強力無比な化け物なのだから、違うの?」






拓郎君が再度否定する。





「いや、導引術さえマスターすれば、どんなに強力な霊魂の侵入でも、ある程度は防止出来る筈なんだよ」





真華が憤る。





「だから私はさっきから真剣に導引術をマスターすべく頑張っているじゃない。顔なんか真っ赤にしてさ」





拓郎君が苦笑いして、言った。




「逆なんだよ、マカロン。力を入れては駄目なんだよ。リラックスして、気に意識を集中するんだよ」

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