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石田君の無気力日和。

作者: 生神頭骨

短いしつまらないので一分間の暇つぶしにでも読んでやってください。

俺は風美津高校二年、石田吉宏。無気力に生きることが人生の目標だ。

「石田、ここ廊下だぞ。」

廊下で寝ていた俺に声をかけてきたのは丸谷翔。優等生、スポーツマン、顔良しの何でも出来る男だ。普通の人間なら男の敵だとか思うかもしんないけど、俺にとっては素晴らしい幼馴染だ。

パシリもしてくれるし俺の意図を汲み取って迅速に動いてくれる。

「何だ、寝不足なのか。」

俺はこくこくと頷く。そういえばあまりに眠くて、廊下に出た瞬間眠ってしまったんだった。さっすが丸谷ー。

本人でも分からない事が分かるなんてエスパー?

「寝るなら教室で寝ろ。お前なんか狙われてるし。」

この学校はイケメンぞろいの男子校とあってか変な趣味の人が多い。かくいう俺も痴漢されかけたり。それに気付かなかったりと丸谷によればいい子猫ちゃんらしい。獲物ってわけか。

「大丈夫だろー。ほれ。」

俺は丸谷の目の前にスタンガンを見せ付ける。

「・・・それどうしたんだ。」

「・・・兄ちゃん。」

丸太には兄ちゃんという言葉だけで納得してくれた。

俺の兄ちゃんは変態というか変態というか変態というか。断じてそれだけだ。

「どっちにしろここだと邪魔だから移動しろ。」

動けない事を足をぺちぺち叩いて表した。丸谷はため息をついて背中を貸してくれる。さっすがスポーツマン。俺のことを軽々と持ち上げてくださいました。

「丸谷ー俺と付きあわねぇ?」

丸谷は俺を落とす。あ、誤解された。俺そういう趣味無いから。

「そういうふりすれば狙われなくて済むだろー?」

「ふりかよ!こえぇー。石田までここの色に染まったかと思った!はぁぁー。」

だが丸谷は断る。フリでも何でも駄目らしい。なんか裏ファンクラブに抹殺されるとかされないとか言ってたけど。

「石田君!」

ぴょこぴょこ駆け寄ってくる川野悠。こいつも親友。猫みたいにふわふわで、愛玩動物だ。

「石田、またやってんのか。ははっ。」

外見だけ不良の坂木健斗。親友。

「石田は眠るの本当に好きなんだねー。」

顔以外は平々凡々な原河雅樹。親友。


無気力ながら、親友の多い石田君でした。

実はこれ、自分で書いている小説の短いバージョンなんです。出来たら本編もアップしたいですね。今は短編で終わらせておきます。

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