小話
とある妹の視点から
久しぶり、約5年ぶりに会った姉たちには、付属品が付いていました。夫と言う名の…
皆、幸せそうに笑ってるから良いけど。
そうじゃなかったら、殲滅しちゃったかも(笑)
明日には、本職の調整役にもどる。また暫くは会えなくなるだろうな~と思いながら姉達との食会。
ヨシ達は「明日観光行くんだよ」とウキウキしている。
たまに、旦那が食事を促しているが、完全に溺愛?なんじゃね?
少しだけ姉達から色っぽい艶やかな雰囲気がしているため一戦したあとっぽいが…
まあいい、綺麗な姉達が見れているから
翌朝。
最後の引き継ぎの為、制服に身を包み食堂へ
遅めの朝食を取りにヨシ夫婦。
姉の首筋にうっ血が…しかも、ニヤニヤしている義兄。お盛んだな…
気づいてないみたいなので、言わずに出勤しようとすると姉が「なんで制服?」とのこと。半ドンで引き継ぎの事と土産を注文すると「武器かよ」とツッコミが入ってきた。
「コレクションの方」と言い納得してもらう。
付属品は疑問符が付いてるが、フォローを任せて置く。
ヨシが昼過ぎにぐったりした感じで帰ってきた。
ハジャギ過ぎ。
それでも旦那は薄い笑いを顔に貼り付けご満悦のようだった
土産は、明日だなと思いながらすべての引き継ぎが終わった為、実家に電話をかける
数コール後受付が出たため社長に繋げて貰う。
「おつかれさん。いつ帰ってくるんだ?仕事が溜まってるぞ」
「私に言うな。文句は凜にして。明日の昼にはそっちに着くから向かえに来てね」
「わかった。饅頭美味かった」
「それは良かった」と電話を切る
玄関ホールにしか電波を拾わない携帯君を替えないと考えていると「居るってわかってんのよ!!出しなさいよ。九条さん。九条さん」と騒いでいる般若が…
思わず写メ撮って、こう言うのを調教するのが趣味!?の部下に送ってしまった。
ビックリしていると携帯が鳴いた。
見てみると部下からだ。
あれを土産に!!と言うメールが…面倒だが5年間のワガママに付き合ってくれた、大切な部下のお願い。仕方がないから頑張ることにした。
先ずは、メールで凜にヨシの付属品のアドレスを聴いてメール送信
その後、鈴を使って錯乱状態を沈静化。正気に戻りそうなと頃で、礼節を叩き込み失恋旅行は、道南にするよう暗示を掛けておく。仕上げに、般若さんが来たら解るようにしたらお仕舞い
あとは、部下が好きにするはず
部下に出会いは、セッティングしたから頑張って!!
とメールをして電源を切り午後から観光をする
満足して旅館に帰ると姉達が食事をしているから「土産は明日。朝一で出るから仲居さん渡しておいて♪」といい部屋に
帰りの支度をしてから疲れを癒すため入浴
甥か姪が、出きるのももうすぐだなと思いながら床につく
翌朝、朝一でチェックしていると仲居さんがお土産を渡してくれる。
飛行機の中で見てみると可愛いのからかっこいいのまで、多分考えに考えてのチョイスだろうなと感じられる逸品たちが。
あ~。なんて可愛い姉を持ったんだ!!と感動しながら、ありがとうメールを送っておく。
我が姉達に幸多き事をと祈りながら日々仕事をする