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#6

翌朝、朝食を食べに食堂へ

食堂には義妹ずが既に朝食を食べている。

同じテーブルに座り食事を取っていると妻が突然「なんで蓮だけ制服?仕事なの?」と聞いている。良く良く見ると腕章をしている

「半ドン。引き継ぎしたら帰るから」と話している

「やっぱりやめちゃうの?」と聞いている凜君

「そういう約束でしょ。家に帰って貯まった仕事しないと」と苦笑いしている。

妻の実家は、有名企業の子会社だ。会社自体は別の人がやっているが、妻の家族でなければ出来ない事もあるらしく誰かが継がないとダメらしい


どこに行っても仕事~と言いながらといいながら食事している。

「そうだ。明日帰るからお土産お願い♪会社分は手配済みだから私の分ね」と妻にお願いしている。

「どんなのが良い?」

「鈴と扇子♪」と答える妹に「武器かよ」とツッコミを入れている妻。

何が?と思っていると妻が説明してくれる。「鈴は音で撹乱。扇子は打撃用なんだよね。蓮は」という。

この家族、身近なものを武器にする。妻は杖である程度戦えるが、無論そんなことはさせないが…

いつも体操と言って型の練習をしている。

「ちがうよ。コレクションの方!!」と怒っている。

「なんだ。そっちか。見てみるよ。あと、なっちゃん・るかにも言っておくよ」という妻にありがとうと言い出勤する義妹。

それを見送り残った妹をみながら「連に負担が掛かることしかしないよね凜って。一人で!!って突っ走るの辞めなね。次は、誰も守ってくれないから」と冷静な忠告している。

静かに怒っているいるが、ご飯を食べて終わると機嫌が治ったらしく観光へ

「ごめんね。今朝は、でも言って置かないとと思って」と反省している。

「大丈夫」と手にキスをすると赤い顔になってアタフタしている。

気を取り直して二人で観光を満喫。休みを多く入れながら穴場に行ったり観光スポットに行ったり、妻の目がキラキラしながらいつも以上に笑顔で可愛い。

たまには、こういうのも良いねと言いながら観光する。体調を鑑みて、昼頃に戻る。

「まだ」と言う妻を「明日もあるから」と宥る。戻りの移動からぐったりし始めたため、旅館に連絡を取って布団を引いてもらっておく。

旅館に着いたときには腕のなかで、寝息をたてていた。

ハジャギ過ぎだなと苦笑してしまうも年に一回あるかないかの姉妹集合も有ったことだし仕方ないなと思いながら鍵を受け取り部屋に戻る

妻を横にしてそばで、明日のプランとお土産の整理をしておく。

蓮にと色々な店を見ながら吟味していた扇子と鈴は出しておく

扇子を見ながら妻が気に入ったような小物もこっそり買っておいたが、喜んでくれるだろうか…と笑顔がこぼれるふと外が騒がしい

う~んと妻が起き出す。「うるさい~」と眠たそうにしているため抱き締めて添い寝をするとスリスリと胸に頬をスリ寄せ寝入る


腕のなかで寝ている妻を眺めていると携帯が…

見てみると上司からすまんと件名メールが…

バレた。多分そっちに行った。とのメール。後輩の一人がストーカー化してた。妻に被害がなく俺もその気がないことを明確にしていたが…

ここまで来たなら警察だなと考えているともう一件メールが。

件名が、始末しておきます。と入っている。知らないメアド。

誰だと思って開くと、義妹からだ。

邪魔者さん貰っていきます。私の部下にプレゼントしますから♪勝手にメアド教えてもらってスミマセン

と入っている始末して貰うのは良いがどうやって持ち帰るのやら。というか拉致・監禁?と疑問がつくもまあ、今はかわいい妻を堪能することにする


早く起きたらお風呂で“させて”貰う。



案の定、早く起きた妻を風呂で美味しく頂いてから遅い夕食へ

何故か義姉夫婦も遅い夕食だったらしく同席となる

疲れ気味の妻達と裏腹に良い顔の旦那たちと言う図になっているが、なにも言わないで置こう

食堂入口から明日帰る方の義妹が入ってきた。

「今から食事?楽しかった?あたし。明日早いからお土産、仲居さん渡しておいて」と手を振り戻っていく

妻達もバイバイと言いつつご飯を食べている。

横を通り過ぎざまに、「本人の意思でという風にしましたから」と呟き居なくなる

敵に回したら怖い義妹ができた。


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