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現代お茶人作家のつれづれ日々帖  作者: 久慈柚奈
2026年3月

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おばあちゃんの墓前にお茶を供える

春のお彼岸ですね。

実家のお仏壇を拝み、お墓参りに行きました。


ずっとやりたくて、このたび思い切って実行したことが。

おばあちゃんの墓前にお抹茶と和三盆を供えることです。

これまでは趣味としての茶の湯しか楽しんでこなかったから知らなかったのだけれど、茶道には「野点」といって、野外で抹茶を楽しむための作法があるらしいです。野点の作法は知らないからまだ自己流だけれど、つまりは抹茶セットを作ってピクニックしていいってこと!? と解釈し、自分なりの道具をIKEAのカゴに収めて出かけました。


ちょうどお天気は快晴で、絶好のお外抹茶日和。

墓石に優しく水をかけ、花を供え……つつ、まず懐紙にのせた和三盆を供えると、なんだか喜ばれているような感じ。

続いてお抹茶を点てて、墓前にそっと置きました。

この間お祭りで半東さんを務めた時のことを思い出し、お客さんにお抹茶をお出しする時のように……(古帛紗忘れて行っちゃった!)


おばあちゃんが眠るお墓では、お菓子を放置して帰ることは禁止されています。実際、まだお墓参り中なのに、お菓子狙いのカラスが周回していましたし……。

お供えした和三盆はお下がりとしてありがたくいただき、お抹茶も一緒に飲むつもりで、飲み干して帰ってきました。


ささやかなひとときだったけれど、自然に囲まれた、静かな墓地という場所で、丁寧に接したい相手に心を向けながらお茶を点てるのは良い時間でした。喜んでもらえている感じがしたし、またお抹茶道具を持ってお参りに行こう。

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