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現代お茶人作家のつれづれ日々帖  作者: 久慈柚奈
2026年3月

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新しい伝統工芸品たち

和雑貨屋さんをのぞいたら、素敵な塗り物のお盆がたくさん並んでいた。


そこは私がよく足を運ぶリサイクルショップではない。新品のお品を扱うお店である。

私は春慶塗りのお盆を手に取り眺めてみた。まだ誰のものになったこともない工芸品。


リサイクルショップやフリマサイトを見ると、たくさんの日本の工芸品が並んでいる。

そういうところを覗くようになって初めてわかってきたのだけれど、私はなぜかものすごく「会津塗り」と「春慶塗り」に惹かれる。

塗り物の名前を知らない頃から、「あ、これ素敵だな」と思ってよくみると「会津塗り」とか「春慶塗り」とか書かれていて、後から塗り物の名前を知った。

地元である宮城県には玉虫塗りという素敵な塗り物もある。


実家を片付けている人が多いのか、どこにでも和食器と古き良き工芸品が溢れている。

リサイクルショップに並ぶ食器類は新品未使用だけれども(そうじゃないと買取を断られる)、一度は誰かの個人宅で所蔵されていた「誰かのもの」だ。

和雑貨屋さんに並ぶ新品と、リサイクルショップに並ぶ品を頭の中で比べてみると、たとえどちらも新品未使用だとしても、やはり纏っている雰囲気が違う気がする。それは陳列のされ方だけが生み出す違いではない気がする。

どちらが良い・悪いというわけではない。

ただ単に、人によって、「こっちの方が好きだな」「こっちが心惹かれるな」と感じるのだろうな、と思った。


図書館の本と、新刊書店の本と、古本屋の本が違う空気をまとって、店内に違う匂いを漂わせているのと同じ質の命題な気がする。

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