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現代お茶人作家のつれづれ日々帖  作者: 久慈柚奈
2026年2月

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立礼を2週間自主練した結果

先日のお稽古で始めて「立礼(りゅうれい)」というものを実際にやり、私は大失敗しました。

建水を忘れてお点前を始めるという、大失態。

そのほかにも私のお点前はボロボロで、ごく一般的なお点前(畳に座して茶を点てる)の時には覚えかけてきていたことも、立礼卓の前に座ったら全部飛んでしまったのです。


基本的に、稽古の時間中に先生にお点前を見てご指導いただけるのは1稽古につき1回。その後は先輩や同輩のお点前を見て覚える時間になります。

自分が中心になって使えるその1回が、こんなにボロボロでいいんだろうか。いや、ダメだ。そもそも私が恥ずかしい。


と、一念発起し、めっちゃ真剣に自主練に励むことにしました。

いつもは「茶道」というより「茶の湯」を楽しんでいるので、私がおうちで使う茶道具といえば茶碗、茶筅、茶杓くらい。

そこを、立礼の流れを解説してくれているサイトから点前のやり方を写し書きし、おばあちゃんからもらった建水と水指をきちんと用意して。柄杓と蓋置き。お釜は……。ないから、お気に入りのヤカンを筒釜に見立てて練習しよう。ちょっとアンバランスだけど柄杓を預けることができるから、置き柄杓、切り柄杓、引き柄杓の練習には困らなそうです。


そうやって練習すること約2週間。昨日がいよいよお稽古の日。

ものすごく手応えを感じられる数時間でした。

サイトも、手作りのメモも完璧ではないので、自主練していて「ここって実際にはどうなっているんだろう……?」って曖昧なところがありました。

そこだけ先生にお聞きして、あとはほとんど見守られながらお点前するだけ。

自主練で、動作をチェックしてくれる人がいないために変なクセがついているところをご指摘いただき、そこを直すように意識しました。

「次、何するんだっけ?」という不安が頭から減るだけで、もっと細かい部分にまで気を配れる余裕ができて視野と感覚が広がる感じがしました。

今までは助言の通りに手と道具を動かして「あ、やっとここでお茶を点てるのね」とやっていた感じでしたが、昨日は「よし、ここで美味しいお茶を点てる、と」な感じで、すべてが美味しいお茶のための下準備である、ことを再度確かめながら辿り着いた感じ。

帛紗の扱いに変なクセがついていたのは「やっちまったな」って思いましたけど、これから直していこうと思います。


久慈は立礼を覚えた!(レベルアップの時の曲)

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