抹茶=カフェイン入りと思い込むな
「まるで抹茶」というノンカフェイン製品があることを知り、早速久慈庵で仕入れて提供することをはじめた。
なんでも島根県の高校生が、地域の老舗茶店と共同で商品開発に取り組んだ品だそうだ。こういう話、大好き。
カフェインが苦手ゆえに抹茶が飲めず、茶道部に入ることを諦めざるを得なかった、というエピソードが開発のきっかけとのこと。
かくいう私もカフェインを取りすぎるとカフェイン過敏の症状に悩まされる性質だし、そのカフェイン許容量はコーヒー一杯にも満たないくらいだから、こういうお品はとてもありがたい。
抹茶には覚醒作用であるカフェインと同時に、リラックス作用のある「テアニン」という成分も入っているから、コーヒー1杯よりカフェイン含有量が多いけれどもコーヒーのようにガツンとカフェインが効くわけではない。
けれどもテアニンがカフェインの効果を完璧に相殺してくれるわけでもないのが、悲しいところ。
そんなところへ来ての「まるで抹茶」。ありがたいし、無意識のうちに自分が抱いていた思い込みにも気付かされた。
抹茶はカフェインと切り離せないものだ。
もちろん、抹茶にも「ローカフェイン」製品は存在している。カフェインをできるだけ取り除いた抹茶。
多少なりともカフェインは入っているものなのだ、仕方がない……
……と思い込んでいるからこそ、「じゃあ午前中のうちに飲んで、夜の睡眠に影響が出ないようにしよう」などの対策しか講じることができないわけである。
茶道部に入ることを諦めた、ところで終わらず、この世に素晴らしい商品をひとつ生み出してくれた見知らぬ高校生にめちゃくちゃ感謝している。遠く離れた宮城の地で、たくさん広めさせてもらいますね。




