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現代お茶人作家のつれづれ日々帖  作者: 久慈柚奈
2026年1月

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38/92

和食器用のお盆にはやはり急須と湯呑み。あるいはティーポット。

和食器に憧れるマイブームの波は、実は今回が初めてじゃない。これは三度目。

一度目は中高生の時で、以来、和と洋の好みを行ったり来たりしている感じがする。

相変わらず紅茶も好きだし、ヴィクトリア朝好きの一人として、いつかは銀のティーセットが欲しい……と憧れつつ、銀器の手入れをきっと怠ってしまうという確信もありつつ。


銀製のトレーを諦めた反動というか素敵さを感じたというかで、私のお盆の情熱は漆の塗られたものに映った。理想のサイズはティーポットとカップ&ソーサーが載るくらい。

……と思って探すと、割とちょうどいいのが、ない。

当時買ったのは理想よりずいぶん大きめの長方形で、確かにポットもカップ&ソーサーも載るけれど、余分なスペースも割とあるもの。さらにケーキ皿……までは載せられない、洋食器と合わせた時の微妙さ。

そういう色々が重なってもてあまし、今は抹茶碗を置いておくスペースに使っている。ちなみに抹茶碗はきちんと6つ置いてしまっておける。ありがたい。


今回、茶道から派生して緑茶のおいしさに気づいたこともあり、改めて漆塗りのお盆が欲しくなった。実は親戚のおうちに素敵なのがあり、憧れのお盆。ああいう丸盆が欲しいな。と、明確なイメージを抱いてリサイクルショップめぐり。

出会ったのは直径30センチに満たない程度のものだけど、木地に漆が塗られているなと分かる、重厚な持ち心地。持ち帰ってティーポット(うちには急須がないので「茶」とつくものは大体これで淹れる)と湯呑みを乗せてみると、ぴったり収まった。ちなみにティーポットとカップ&ソーサーは載らない。お盆はそれには小さすぎる。


つまりは日本のものは日本で作られたもの・近しい文化圏のものが合うサイズに作られていて、西洋のものは西洋のものにちょうどいいように寸法されているという話。見立てで使うのも楽しいけれど、本来の用途に近い範囲で「ピッタリ」を見つけるのも楽しいものだ。

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