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メロンソーダの泡の味  作者: 井田音 いつも
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携帯

「好きとか…」

僕は少し動揺した。

今まで誰にも「好きだよ」なんて言われたことなかったからだ。

少し照れてる僕の顔を見ながら

「だから、人間としてね!」

「あぁ、そうですか!」

少しイラっとした表情が僕の顔に表現されていた。

でも内心嬉しかった。


初めての感覚。こんなに張り合うなんて今までなかった。

まるで昔からお互いを知っているような、そんな気がした。


一人じゃないと思えた。


僕は在学中もずっとコンビニでバイトをしてる。

一人暮らしをするにはお金が必要だから。でもお金に執着がない。

必要最低限のお金があればいいんだから。


でも彼女たちと色んなところへ行きたいと思えてきた。

それは恋愛とかではなく、友人として。

自分の知らない自分に出会える気がしたから。


木下さんと有紗とアドレス交換をしたが自分からは連絡が出来なかった。

静まり返った携帯だけが傍に居た。


「おぉーい!桜井!お疲れ!」

0時に終わるバイトから帰宅して布団にダイブする。


今日も疲れた。

一緒にダイブした鳴らない携帯。


そして一日が今日も終わった。





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