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神々の選定者  作者: 心理
一章:異世界転生の始まり
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第2話:決断と転生

続きです。

「すいません、泣いてしまって···」 あの後泣き出してしまって、五分位カズキさんに待ってもらった。

「いいよいいよ、色々思い出しちゃたんでしょ。気にしないでよ」べつに気にしている様子はなく寧ろ(むし  )慰めてくれた。


「さて、真の願いは分かった。その上で真に聞きたい。真はこれからどうしたい?」

これから、か···。「お、俺は出来ることならもう一度だけ生きてみたい。後悔しないように生きて満足だったて言えるような人生にしてみたい。」 そう伝えるとカズキさんは一度頷いて「そっか、なら真俺が創った世界、『アリエス』にいてくれるかい? 真が生きていた世界より、色々大変だけど決して後悔させないと誓う」真剣な表情で伝えてきた。


「カズキさん此方から(こっち   )からお願いしたい。生まれ変わらせてくれるのだったら、もう一度努力して生きて見ようと思う」そう伝えると、笑い「ありがとう、真。じゃあいまからアリエスに送り出す」


すると、カズキさんは宙を見ながら考え始めたと思ったらすぐにこちらを向いて「まずは真に渡すものがある」そういって、空中から一通の手紙と首飾りを取り出した。 「この手紙にはアリエスでの常識や国や大陸の事なんかが書いてある。そして、こっちの首飾りは肌身離さずにつけていてほしい。」首飾りを神殿にいる人に見せれば中には入れるから。 そういって、思い出したようにこれから行く世界は剣と魔法の世界といわれる。


「じゃあ真、またね。次に会えるのを楽しみにしてるよ。『空間と空間を繋ぎ時を越える扉を我が魔力を元に開け 【ゲート】』」そう、カズキさんが唱えると光る扉がでてきた。 「カズキさん、俺頑張るからやり直すチャンスをくれてありがとう」それだけいって俺は扉をくぐった。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

真がいなくなった空間で、カズキは呟く。「ありがとう、か····」こちらこそだよ、真。

「話し合いはもう終わったの?」いつの間にかいた少女は生命神クフォ。「あぁ、終わった。真のスキルを決めちゃおうか」そういって、ひとつの水晶を持ってくる。これはアリエスの世界に住まう人々のステータスが込められているものだ。スキルはランダムだが、選定者などは俺たちが決めている。

「まず、俺からは『経験値4倍』と『配下強化』、加護を」すると、水晶にスキルが液体となりたまる。


「僕からは『創造』と『転移』、加護を」創造神ガランが告げ、「私は『生命力回復』『魔力回復』と加護をあげるよ」クフォが告げて、「私は、『自然回復』と『状態異常無効』を死んで欲しくないから」

「俺ぁ真に『鍛冶』『裁縫』『木工』のスキルと必要な道具と素材だ」「私からは『魔力量上昇』『魔法適正』『精霊眼』『付与魔法』をあげます」慈愛神ラシアと技巧神クラト魔法神リズが告げ続いて

「私は『天賦の才(てんぷ さい)』を彼に」「僕は『召喚魔法』と加護だよ」と武神ギラン、戦神リョウマが告げ

「私は、『大地操作』に『地形把握』と加護ね」「私は『神理』と、『世界書庫』『時魔法』『契約』を」大地神フェリエ知識神ミランが告げた。

続いて太陽神アポロと月光神シエルが「自分からは『熱魔法』加護をあげるよ」「私は『隠密』と『気配遮断』それに加護を」 最後に古代神エインが「俺は『空間魔法』『異空間収納』だ」


そう告げたスキルが水晶に注ぎ込まれていったが半分までしかたまることはなかった。

「まさか、これだけのスキルで埋まらないなんて···」 やっぱり真は面白いね。

水晶を戻したあと、「さて、皆真がくるまででのんびり待っていようか」 そう告げ空間から姿を消した。




次回の更新は9月3日頃になりそうです。

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