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国防軍!連合軍を迎撃する!  作者: FPS素人プレイヤー
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24.トライアングル作戦を阻止せよ! 海戦Ⅱ

1946年12月15日 11:16 連合軍 空母部隊

対艦ミサイルで大損害になった空母部隊は先に撤退した。


アメリカ海軍兵A

「艦長。ジャップの連中は来ませんよね・・・」


「ホーネット」艦長

「大丈夫さ。周りには駆逐艦や巡洋艦が守ってくれてる。たとえカミカゼが来ても全部撃ち落としてくれるぜ」


アメリカ海軍兵A

「だといいんだが・・・」



その嫌な予感が当たろうとしてた。

空母部隊の数十キロ離れた所に伊600型潜水艦5隻がいた。

潜水艦の任務は空母の雷撃じゃなくその護衛の殲滅であった。


伊601艦長

「ふっ、連合軍め、空ばっかり見てやがるぜ」


伊601副艦長

「仕方ありませんよ。潜水艦はみんなやられちゃいましたから」


伊601艦長

「そうだな。よし”彼女達”の来る時間は?」


伊601乗組員A

「後15分で敵のレーダーに引っかかる予定です」


伊601艦長

「だったら始めるぞ。全艦!全砲門に魚雷装填!」


伊601乗組員A

「了解!全砲門魚雷装填!」


伊601乗組員B

「全砲門魚雷装填!」


6門の魚雷が装填されてた。


伊601乗組員B

「全艦魚雷装填完了!」


伊601乗組員A

「全艦魚雷装填完了!」


伊601乗組員C

「全艦敵艦への捕捉完了しました!」


伊601艦長

「よし!全艦・・・撃ぇーーー!」


全艦の乗組員が艦長の合図と共に砲雷手が魚雷発射のタッチパネルを押し魚雷が発射された。


伊601

「待ってて。今仇討つから」


伊601の艦魂が敵艦に向かってくる魚雷を見つめた。



アメリカ海軍兵A

『魚雷接近!8時の方向!数は30!』


突然の雷撃の報告で艦内は大慌てとなった。


アメリカ海軍兵B

「ちくしょう!ジャップの潜水艦は全部沈んだんじゃないのか!?」


アメリカ海軍士官A

「グダグダ言ってる暇があるなら浸水をいつでも阻止できるようにしろ!」


アメリカ海軍兵C

「衝突までじゅうご・・・・何!?魚雷の向きが変えたぞ!」


双眼鏡を覗いた兵が驚いた。


アメリカ海軍士官A

「バカ言え!魚雷の向きが変わる訳な【ドーーン!】何だ!?」


アメリカ海軍兵A

「巡洋艦が雷撃されました!」


アメリカ海軍士官A

「何だと!距離はまだあったはずだぞ!」


雷撃された巡洋艦は空母の盾にするつもりだが距離が間に合わなかった。なのに雷撃されたのであった。


「ワスプ」艦長

「日本軍は新たな魚雷を開発したと言うのか!?」


アメリカ海軍兵B

「報告!雷撃されたのは護衛の巡洋艦と駆逐艦だけです!」


「ワスプ」艦長

「何!?潜水艦は見つかったか!?」


アメリカ海軍兵B

「ダメです!深度が深くて爆雷も届きません!」


「ワスプ」艦長

「クソ!被害の少ない艦は救助に入れ!」


アメリカ海軍兵A

「敵艦接近!」


「ワスプ」艦長

「何だと!?」


艦長が双眼鏡を覗いた。

双眼鏡の先は9隻の駆逐艦が向かって来た。


「ワスプ」艦長

「な!なんだありゃ!速いぞ!」


それはとてつもなく速かった。

それは国防軍の高速駆逐艦で速力は島風型より速く40ノットぐらいの速さであった。



「しらゆき」乗組員A

「敵艦確認。巡洋艦・駆逐艦の被害は損大です」


「しらゆき」艦長

「よし!行くぞ!沈んだ艦の近くを通るなよ!」


その作戦はこうだ。

まずは空母部隊の辺りをぐるぐると周り生き残っている護衛部隊を攻撃すしその後は降伏するまで周り続けるのであった。



「エンタープライズ」艦長

「クソ!攻撃しろ!」


アメリカ海軍兵A

「でも巡洋艦と駆逐艦はまともに攻撃できません!」


「エンタープライズ」艦長

「クソ!急いで援軍を要請しろ!」


アメリカ海軍兵A

「了解!」



アメリカ海軍兵B

「クソ!ちょこまかと動きやがって!」


アメリカ海軍兵C

「シマカゼクラス・・・嫌!戦闘機並みに速いぞ!」


主砲・副砲・機銃仕舞いには銃火器で高速駆逐艦を撃ったが速すぎて当たらない。

速力が速いながらも生き残ってる護衛艦隊に主砲と魚雷をお見舞いした。



アメリカ海軍兵A

「艦長!護衛艦隊がやられました!」


「エンタープライズ」艦長

「何だと!?援軍は!?」


アメリカ海軍兵B

「雑音がひどくて通信が不可能です!」


誰もが知らないと思うが高速駆逐艦の電波妨害で通信を妨害したため通信もできなかった。

もうほかにする事はないか高速駆逐艦は辺りを回ってた。


「エンタープライズ」艦長

「なぜだ!なぜ奴らは攻撃をしない!」


アメリカ海軍士官A

「恐らく戦う意思はないと思いますが・・・」


「エンタープライズ」艦長

「だったら護衛艦隊を攻撃してなぜ空母には手を出さない?」


アメリカ海軍士官A

「わかりません・・・」


アメリカ海軍兵A

「艦長!駆逐艦が止まりました!」


高速駆逐艦が空母の側面に止まり主砲を向けた。

だが連合軍は反撃する兵器もないため攻撃できるのは機銃のみであった。


アメリカ海軍兵A

「艦長!駆逐艦から発光信号!『貴艦ラハ包囲シタ。降伏シロ』です!」


アメリカ海軍士官A

「艦長!どうします!?」


「エンタープライズ」艦長

「・・・・(あいつは駆逐艦だけだが恐らく潜水艦がいる。もう逃げられん・・・降伏しよう・・・)」


そして数分が経ち空母部隊が降伏した。


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