17.トライアングル作戦を阻止せよ! 上陸阻止1
連合軍上陸部隊 旗艦「ハワイ」
指揮官
「現在の状況は?」
指揮官のポール大佐が副官に聞いた。
副司令官
「はっ、後30分で目的地点です」
ポール
「よし、対潜・対空を強化しろ。さっき偵察機に発見されたからな」
副司令官
「はっ」
ポール
「みてろよ、新しく加わったアレン・M・サムナー級でカミカゼ全部おとしてやるからな」
上陸作戦をする戦力は
【軍艦】
「重巡洋艦」
アラスカ級
ポートランド級
「軽巡洋艦」
アトランタ級
クリーブランド級
ウースター級
「駆逐艦」
フレッチャー級
アレン・M・サムナー級
「揚陸艦」
ウイックス級
LST
LCIL
LCVP
【車輌】
M4A3シャーマン
M16 MGMC
M3 ハーフトラック
LVT4
歩兵戦車MK.4チャーチルVII
チャーチル・クロコダイル
【航空機】
F6F-5 ヘルキャット
F4U-5N コルセア
B-24M リベレーター
B-26 マローダー
ほとんどアメリカの兵器だがアメリカ以外の国は訓練済みだ。
イギリスやフランスはB-29も扱う事ができる。
尾崎司令センター
悦子
「まいったわ・・・」
司令官の悦子は悩んでた。
悦子
「対艦ミサイルは全部で30発・・・全部を落とすことはできないは・・・」
海兵隊士官A
「F-2とハリアーで先制攻撃します?」
悦子
「ダメよ。F-2とハリアーは航空支援が頼りだし敵駆逐艦は対空ロケットがあるから無理だわ」
本来なら対地支援と敵機の迎撃のため対艦攻撃はできなかった。
悦子
「仕方ないわ・・・対艦ミサイルは重巡とアレン・M・サムナー級を優先に攻撃して」
海兵隊隊長A
「はっ」
30分後・・・
海岸線第1防衛ライン
塹壕やトーチカ・建物にいる海兵隊と陸戦隊は戦いの前に遺書を書いたり武器のチェックしたりのん気に世間話したり食事をしてた。
女性隊員A
「どうしたの?」
金髪のロングヘアーの海兵隊、星川美香が隊員に話かけた。
彼女は射撃の腕がすごく拳銃やアサルトライフルでもヘッドショットできる程の腕でありオリンピック候補でもあった。だが、反面よく寝るためブリーフィング中に寝る事も日常茶飯事だ。
海兵隊A
「あっ、星川1曹・・・何でもありません・・・」
美香は震えていた隊員に話かけてた。
美香
「違うの、あなたは恐怖に満ちてるでしょう」
海兵隊A
「やっぱりですか・・・実は怖いんです・・・これから人を殺すし自分が死ぬかもしれませんから・・・」
美香
「大丈夫だよ、ほかの人のために生きて帰らなきゃダメなの。美香も大事な人のために生きて帰らなきゃダメなの」
海兵隊A
「1曹も恋人が・・・」
美香
「いないよ。大事な人はみんなだよ、だからみんなのために生きて帰らないとね」
海兵隊A
「1曹・・・わかりました私は絶対生きて帰ります」
美香
「そうなの、だから・・・!」
その時美香は・・・いや海岸線にいる全部隊も気付いた。
上空に通る白い飛行物体に陸戦隊は”敵の攻撃か!?”と戸惑ったが海兵隊は違った。
海兵隊隊長A
「敵が来るぞ!総員!戦闘準備!」
隊長の怒鳴り声で全員の持ってる銃に初弾をセットし銃口を海に向かった。
「ハワイ」艦橋
もうすぐ海岸線に異変が起きた。
レーダー員
『飛行物体が本艦に接近!数は30!速度は・・・速い!着弾まで20秒!』
ポール
「対空砲を撃て!輸送船に1発も当てるな!」
各艦が高角砲・機銃・ロケットを撃った。
だが速度が速いうえに手動なため撃ち落とせなかった。
ポール
「やばい!総員!衝撃に備えろ!」
ズドーーーン!!
対艦ミサイルが艦の横に直撃し激しく揺れた。
優秀な近接(VT)信管でも機銃は手動のうえミサイルの速度が速いため撃墜が困難だった。
ポール
「ちくしょう!被害報告!」
「ハワイ」艦長
「本艦の損傷は激しいですが機関はなんとか動けます!ただし速力は落ちます!」
ポール
「よーし!機関と主砲が無事なら【ドーーーン!】な!何だ!?」
「ハワイ」乗組員A
「報告します!本艦を除く重巡が3隻撃沈!軽巡2隻撃沈!!2隻中破!駆逐艦13隻撃沈されましたがアレン・M・サムナー級3隻無事です!後、輸送船も全船無傷です!」
対艦ミサイルは対空ロケットの付近に撃墜してしまい3隻が無事だった。
たった7割で輸送船を守らなきゃならなかった。
「ハワイ」艦長
「提督!救助はどうします!?」
ポール
「仕方ない・・・フレッチャー級3隻に救助させろ」
「ハワイ」艦長
「了解」
フレッチャー級の3隻は作戦を外し救助作業に向かった。
数分が経ち連合艦隊の砲が海岸線に向けた。
アメリカ海軍兵A
「主砲発砲準備完了しました!」
アメリカ海軍兵B
「爆撃機もまもなく到着します!」
ポール
「よーし!全砲門、撃てーーー!」
ズドーーン! ズドーーン! ズドーーン!
バシュ バシュ バシュ バシュ
艦に装備している主砲とロケットが海岸線に向かって飛んだ。
第1防衛ライン
海兵隊隊長A
「伏せろ!伏せろ!外にいる奴は塹壕・建物・トーチカに入れ!」
ドン! ドン! ドン!
砲弾とロケットが着弾したが隊員たちが塹壕などに逃げ込んだ。
やがて30分にも及ぶ砲撃が収まった。
隊員の被害もなくただ建物などの建造物が破壊した程度で作戦の支障もなかった。
それと同時に輸送艦から揚陸艇が出てきた。
海兵隊隊長A
「来るぞ!敵をある程度引きつけて撃つぞ!」
海兵隊と陸戦隊が再び銃口を海に向けた。
海兵隊隊長A
「よーし・・・もうちょっとだ・・・」
全部隊がまだかまだかと引き金を引こうとしてた。
やがて揚陸艇が海岸まで100mときった。
海兵隊隊長A
「よし!全部隊!撃て!」
ババババババ ドドドドドド ヴォォォォォォ
ドォーーーン ドォーーーーン
シュバン シュバン
全部隊が小銃・機関銃・固定火器・戦車・迫撃砲・ミサイル・榴弾砲が揚陸艇に向かって飛んだ。
特に国防軍はよく訓練してるため命中率が高かった。
海岸には海や揚陸艇に着弾して船ごと爆発したり着弾の衝撃でひっくりかえった。
揚陸艦から輸送艇が飛び出し海岸に向かった。
アメリカ軍A
「なあ、ジャップの奴は吹き飛んだかと思うか?」
アメリカ軍B
「そうかもな、あれ程撃ち込んだんだ。例え地下にもぐってもこっぱみじんさ」
輸送艇ドライバー
「1分前!」
アメリカ軍A
「よーし!行く【どーーん!】」
突然水しぶきと銃弾が飛んできた。
アメリカ軍A
「シット!まだいるのかよ!」
アメリカ軍B
「何やってるんだよ海軍は!」
アメリカ軍C
「早くすす【どーーん】!」
自分の乗ってる輸送艇が榴弾砲の近くに着弾して転覆した。
ポール
「ちくしょう!ジャップの奴はモグラでもなったか!?装填は!?」
アメリカ海軍兵A
「後、3分です!」
ポール
「それじゃ間に合わん!3分も経っちゃ全滅だよ!」
アメリカ海軍兵B
「提督!爆撃隊が到着しました!」
ポール
「よし!ジャップを蹴散ら「提督!敵機が来ます」何だと!?」
艦橋から12時の方向に雷撃機と戦闘機が向かって来た。
ポール
「クソ!対地戦闘から対空戦闘にしろ!」
アメリカ海軍兵C
「了解!」
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