12.開発
1946年11月14日10:00
陸軍と空軍は明日来るが先に陸軍・空軍の士官・指揮官・政府の代表がタイムスリップしDVDで今までの歴史と演習を流した。この映像に旧軍の軍人は声を上げなかった。
昭和の政府は承諾し連合軍には「1ヶ月待ってくれ」と送った。
もちろん講和する気はない、それは反撃の準備であった。
戦艦「やまと」長官室
彩夏
「あら?晃一どこに行くの?」
晃一
「ああ、「あきはばら」に行くんだよ」
「あきはばら」は「あきはばら型工廠艦」で兵器などが作れる。だが戦車や戦闘機はペースが足りないため部品しか作れない、合わせて作るなら最低はヘリ空母で部品などをあわせなきゃならない。
彩夏
「お姉さんに呼ばれたの?」
晃一
「ああ、姉貴に呼ばれてな」
晃一の姉の咲は国防軍開発部技術長なため昭和に来た。
工廠艦「あきはばら」
晃一
「林田技術長に会いにきた」
「あきはばら」乗組員
「わかりましたこちらに」
乗組員は技術長室に案内した。
晃一
「姉貴、来たぞ」
咲
「あら晃一いらっしゃい」
晃一
「なんの用?」
咲
「これをあなたに先に見せてほしいは」
先が何枚か大きな紙を持ってきた。
晃一
「何だこれ?」
咲
「これは旧軍の兵器の設計図よ」
晃一
「設計図?」
咲
「そう、私たちだけで頼るだけじゃなく旧軍の協力しなきゃね。だから私たちの知識と技術で新たなに開発・強化してるわ」
晃一
「へえ~この事に旧軍は?」
咲
「もちろん承諾してくれたわ。ゆっくり見て」
晃一
「おう」
晃一は設計図をくまなく見てた。
晃一
「どれどれ・・・零戦は全て52型にし機銃は20mmと12.7mm・・・装甲強化してるけど?」
咲
「だって零戦は威力と防弾性能が悪いからね20mmは私たちが使っているJM61の弾を使い12.7mmはM2を使用しているよ。防弾性能もいいからM2では簡単にやられないからね」
晃一
「へえ~・・・ん?この紫電改と陣風は高度15000mまでいけるけど?」
咲
「そうよ。爆弾は取り付けないけど機関砲は25mmだからB-29を落とす事はできるは。でも陸軍のみだから海軍は烈風にする予定よ、まだ開発中だけど」
晃一
「そうか、早く開発できるといいね。この戦車だけど・・・まんまチハと変わんなくね?」
咲
「それは見た目、本当は主砲は100mmで装甲はシャーマンやT-34でも敗れない装甲だからね。まあやるなら爆弾を直撃するか艦砲射撃しかない手ね」
晃一
「それは恐ろしいな。歩兵の方は?」
咲
「服とメットは変わらないけど防弾チョッキとタクティカルベストは私たちのを使うよ。銃火器は九九式小銃と百式短機関銃を改修したよ」
晃一
「そうか、軍艦は?」
咲
「損傷がひどいけどなんとか1ヶ月以内には間に合うは。レーダとかは現代みたいにするのは時間がないから簡潔なのしかできないけど米軍よりはいかないから大丈夫だわ」
晃一
「わかった、頼むな」
翌日・・・
午前10時、各陸軍基地・航空基地が光を包んだ。
それはミスター・クロダが基地を平成と同じようにしてくた。
時間前には旧軍の兵器と必要な物資を離れたのであった。
その30分後にまたも各基地から光が現れた。その光の先は航空機と車輌が出てきた。
平成の兵器に登場した昭和の軍人の驚きは隠せなかった。
この後、編成をして旧軍と共に1ヶ月に及ぶ訓練・演習をした。
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