11.戦闘終了
戦闘が終わり国防海軍は救助作業に入る
1946年 11月 13日 10:17
旧日本海軍を攻撃した米軍機は国防海軍により全機撃墜し救助作業に入った。
戦艦「むつ」SMC
晃一
「敵機・潜水艦の反応は?」
国防海軍兵A
「現在のところ反応ありません」
晃一
「警戒を厳にしろ例え旗を上げてもアメリカは攻撃するかもしれんからな」
国防軍の艦には全ての救助作業の国際信号旗を出しているがおそらくアメリカはそれを無視して攻撃する可能性があるから半径30kmには艦載機・イージス艦・潜水艦に警戒任務を与えた。
晃一
「救助を急がせろ、病院船・輸送艦が満杯の場合はほかの艦に収容しろ」
各艦による消火・救助作業と海軍と海兵隊のヘリで負傷者を収容していた。
晃一
「艦隊の指揮官に会いたいができるか?」
「むつ」艦長
「やってみます」
戦艦「長門」艦橋
「長門」艦長
「な・・・なんという事だ・・・」
旧海軍艦隊司令長官
「敵機に1発も撃たせずに全部落とすなんて・・・」
旧海軍参謀
「これが山口閣下が言った未来の日本軍・・・」
艦橋の人間・・・いや艦全員が驚いた。
旧軍に近づいている未来の日本。
戦艦は形が似ているが色は灰色でたくさんの対空火器。
巡洋艦・駆逐艦は主砲が1門で形が高雄型に似ていた。
旧海軍兵A
「長官!未来の日本軍から発光信号です!」
旧海軍艦隊司令長官
「!読みたまえ」
旧海軍兵A
「はっ!『コチラ日本国防海軍臨時旗艦戦艦「陸奥」。艦隊ノ代表トオ会イシタイ』です!」
旧海軍参謀
「閣下!」
旧海軍艦隊司令長官
「・・・会ってみよう、発光信号を!」
発光信号が「むつ」に送られすぐに搭載しているヘリで「長門」に向かった。
「むつ」から飛んだSH-60Sに旧軍の軍人の驚き隠せなかった。
旧日本海軍A
「な!・・・なんだあの機体!」
旧日本海軍B
「空中を自由に動いてるぞ・・・」
旧日本海軍C
「おい!あの機体こっちに着陸するぞ!」
SH-60Aは「長門」の前甲板に着陸し晃一のほか海軍・海兵隊の士官が降りた。
降りたら三八式式歩兵銃を構えた日本軍に囲まれた。
いくら同じ日本人でも正体不明な者は怪しい奴にしか見えない。
晃一
「私がこの艦隊の長官だがこの艦隊の代表は?」
旧海軍兵A
「え!?わ・・・若いではないか!?」
旧海軍兵B
「本当に貴様が長官!?」
やはり若い長官に旧軍は驚いてるようだ。
晃一
「私が若いから違うと思うが事実だ」
旧海軍兵
「「・・・」」
晃一
「さあ、代表と会わせてくれ」
会議室の部屋には艦隊の各代表のと国防軍の艦隊司令長の晃一と海兵隊指揮官がいた。
「長門」艦長
「あなた方が未来の日本軍ですか?」
晃一
「はいその通りです。でも私達は日本軍ではなく国防軍です」
旧海軍参謀
「その国防軍とは?」
国防軍海軍士官
「その話は後にします、今は救助を優先してください。また敵が来る可能性があるので」
旧海軍艦隊司令長官
「わかった救助感謝します」
そして国防海軍の必死の救助作業をし全ての負傷者を収容し旧軍の艦隊はほとんど航行不能だが1隻も沈んでいなかったので自走浮きドッグと曳航する艦を引いて横須賀に退いた。
米軍機全滅から2時間後・・・
日本艦隊から300kmから離れた艦隊には旗艦「ミズーリ」を率いる第3艦隊にはあの”ブル(猛牛)”と呼ばれたウイリアム・ハルゼーがいた。
ハルゼー
「攻撃隊の通信はどうした!?あれから4時間が経ったぞ!」
出撃して4時間も帰ってこないハルゼーは怒った。
カーニー
「私にはわかりません。すぐに空母に残っている艦載機や潜水艦に様子を探ります」
ハルゼー
「わかったすぐに頼む」
カーニー
「はっ」
ハルゼー
「(しかし大統領の奴はいくら講和のためとはいえ民間人までやる必要があるというのかね・・・)」
そして何の妨害もなく全艦は無事に横須賀に到着した。その横須賀は平成の横須賀と同じ光景で一部は戸惑った人もいた。
損害を出した旧軍の艦はすぐにドッグに入り修理・改装をした。
後日来る陸軍・空軍が来るまで待機してた。
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