10.戦闘
国防軍が昭和の世界で戦闘開始する
1946年 11月 13日 9:25
日本艦隊を攻撃した米軍だが突然味方が爆発して一時混乱した。
米軍パイロットA
「増援か!でも俺たちの敵じゃないぜ!」
米軍パイロットB
「無駄な事を教えてやるぜ!」
すぐに編隊を戻して日本艦隊を攻撃したアベンジャー・ヘルキャット(F6F-5)・コルセア(F4U-4)・ドーントレス(SBD-5)全機が増援艦隊に向かった。
誰1機も帰らぬ事を知らずに・・・
「むつ」SMC
海軍兵A
「敵機4機撃墜しました!」
CIC要員A
「敵はこちらに向かっています」
晃一
「きたか・・・艦載機は艦攻・艦爆機を狙え!いくら旧軍でも脅威だからな!」
ハック
「了解、全機!艦攻・艦爆を狙え!」
国防軍パイロット
『『『了解!!』』』
F-3CとF/A-13が敵機に急降下した。
米軍パイロットA
「よし!行くぞ!」
米軍機が増援いや国防海軍の艦隊に向かった。
ドーーン ドーーン ドーーン
またも味方機が爆発した。
米軍パイロットA
「ま!まただ!どこにいる!?」
米軍パイロットB
「じょ・・・上空だ!太陽を背に来るぞ!」
その人の言う通りだった。F-3CとF/A-13が太陽を背に向かってきた。
米軍パイロットA
「な!何だあの機体は!?」
その機体はスピードがかなり速くプロペラがないため米軍パイロットの驚きが隠せなかった。
米軍パイロットB
『は・・・速いなんだ!あの【ブウウウウウウウ】グハッ』
米軍パイロットC
『わああ!後ろにつかれた!誰かたす【ドオオ】ぐわあああ!』
米軍パイロットD
「散開しろ!敵機をまけ!」
米軍機は散開したが性能がいいため無意味となった。
米軍パイロットE
『ふ・・・振り切れない!何だあれ【ドオオ】うわあああ!』
次々と蚊取り線香にあたった蚊みたいにおちていった。
ハック
「各機に告ぐ、これより対空戦闘に入る。射線に注意し退避せよ」
ハック(E-2D)の命令で艦載機が退いた。
米軍パイロットA
「て・・・敵機が退いた・・・」
米軍パイロットD
「損害は大きいが攻撃は続行可能だ!」
最初は300機はいたが今は100機となっている。
米軍パイロットA
「よし!全機突撃!」
戦艦「むつ」SMC
国防海軍兵A
「敵がこちらに向かってます」
晃一
「よし、まずは対空弾で落とせ」
「むつ」艦長
「了解、03式対空弾装填!」
03式対空弾は主砲がから撃ちその弾が敵機の近くにいると弾の中の子爆弾が出てその近接信管で爆発、ほかの子爆弾も近接信管に反応して爆発し、反応しないのは時間経過が誘爆でばくはつする。
国防海軍兵B
「了解!03式対空弾装填!」
SMCの要員が復唱しタッチパネルで「03式対空弾」と書かれていたパネルを第1・2主砲の欄にスライドした。
砲術士A
『第1主砲、03式装填完了しました!』
砲術士B
『第2主砲、03式装填完了しました!』
国防海軍兵B
「第1・2主砲の装填が完了しました!」
国防海軍兵C
「ほかの艦の装填も完了しました!」
晃一
「射程は敵機に捕らえよ!ほかの艦にミサイル・機関砲の準備をしろ!」
「むつ」艦長
「主砲発射準備完了しました!いつでも撃てます!」
晃一
「撃ち方始め!」
国防海軍兵A
「撃ちーかーた始め!」
と主砲発射のパネルをタッチした。
ズドーーーン ズドーーーーン ズドーーーーン
5隻の主砲がかなり高い発射音を鳴らした。
戦艦の主砲音はかなり大きく騒音問題になるため演習などで撃つ場合はかなり離れた所で撃ってた。
米軍パイロットA
「な!?」
愛機の近くで次々と小規模な爆発が連鎖し味方の機体が落ちた。
米軍パイロットD
「ファッ--ク!ジャップの対空弾は花火弾じゃないのか!?」
米軍パイロットE
「ジャップはいつの間に新兵器を開発したのか!?」
米軍パイロットA
「装填に時間はかかる!今のうちに突撃だ!」
国防海軍兵A
「敵機半数撃墜!残り50!」
晃一
「クソ・・・一斉射撃はまずかったか・・・次発装填の時間は!?」
国防海軍兵B
「最低3分です!」
晃一
「これじゃ間に合わん・・・ミサイルを使用する!ESSMを撃て!」
米軍パイロットE
「突撃!」
各機が爆弾・魚雷・ロケットを撃とうとした時だった。
パイロットの数名が目撃した。後方の巡洋艦・駆逐艦からなにかが飛び出すのを目撃した。
それはMk.41VLSやMk.48VLSから発射したESSMだった。
米軍パイロットE
「ロ・・・ロケットだ!回避!」
ミサイルを見て回避運動に入った。
だが
米軍パイロットE
「な!ロケットがこっちに【ドオオン】わあああ!」
ロケット(ミサイル)が死神に取り付かれたみたいにこっちに向かって来た。
当然ミサイルを回避するにはチャフ・フレアのほかかなりの回避運動を使わないとよけれないもので例え機動力の高い零戦でさえも逃げ切れない。
米軍パイロットA
「に!逃げろ!このままじゃ全滅だ!」
国防海軍A
「敵機が撤退しました」
晃一
「1機も逃がさん!艦載機で追撃しろ!」
米軍パイロットA
「クソ・・・ジャップはいつのまにあんな新兵器を・・・」
米軍パイロットE
「敵機上空!さっきの機体だ!」
米軍パイロットA
「なに!?」
神は俺たちを見放したようにF-3CとF/A-13が容赦なく撃墜した。
国防海軍兵A
「敵機全機撃墜しました!」
晃一
「よし、これより旧日本海軍を救助する各艦は対空・対潜を厳とせよ。自走浮きドッグは損害がひどい艦を優先にせよ」
国防海軍兵A
「了解」
晃一
「さて、旧軍の様子はどうだね?」
国防海軍兵B
「もうほとんどの艦が沈没寸前です。あとちょっとで私たちが来なきゃ全て海の底です」
晃一
「そっかぎりぎりセーフか・・・旗艦はわかるか?」
「むつ」艦長
「たぶん・・・「長門」だと思います」
晃一
「よし、「長門」に発光信号」
国防海軍兵A
「了解」
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