8.出航
11月 10日 14:33
横須賀基地は慌しかった。
派遣が決まり派遣する艦は準備で急いでた。
晃一
「補給艦の積み込みは終わった?」
海軍兵
『・・・・』
晃一
「わかった。急いでほしいが無理はするな」
海軍兵
『・・・・』
ガチャ
晃一
「はあ~俺がこんな役とはまいったぜ」
晃一は海軍で長官の役割となり毎日が忙しかった。
晃一
「ふう~終わった・・・でもまだあるかもしれん」
長門
「提督、大丈夫か?」
横に長門が現れた。
晃一
「ああ、今ある分は終わったがまだあるかもしれん」
長門
「そっか」
晃一
「そうさ。長門、俺は寝る。1時間経ったら起こしてくれ」
晃一はベットに寝た。
長門
「わかった。一緒に寝ていいか?」
晃一
「添い寝か?いいぞ」
長門
「わかった」
晃一
「おい、何で脱ぐんだ?」
長門
「一緒に寝るんだろ?」
晃一
「だったら脱がなくていいじゃん」
長門
「提督、あなたは一緒に寝る意味が違う」
晃一
「ど・・・どういう事だ・・・」
長門
「こうさ」
下着姿になった長門に晃一の腕を捕まえた。
晃一
「いや待てそういうのはいいけどまだ昼間だぞ」
長門
「朝でも昼でもやってるじゃん」
晃一
「てか寝かせて」
長門
「心配するな、疲れはとれんが英気は養う」
晃一
「いや、勘弁して」
長門
「私は派遣できないからその分やらせてくれ」
晃一
「いや、それはいいけど今は・・・って待って!ん・・・・」
何も言わせんばかりに長門は無理やりキスした。
チュッ チュッ
と音を鳴らした。
晃一
「はあ・・・はあ・・・」
唇が離れ晃一の顔がトロンとした。
長門
「はあ・・・はあ・・・いいだろう?」
晃一
「・・・(コクン)」
何も言わなかったが顔は頷いた。
長門
「よし、数日分やるからな」
と言い晃一の軍服を脱がし始め行為をした。
11月 13日 8:30
そして派遣の当日となった。
横須賀には「むつ」「あかぎ」「かが」「あたご」「ちくま」「ながら」「せんだい」「しらゆき」「ひびき」などが横須賀港を離れた。
戦艦「むつ」艦橋
晃一
「予定の海域は?」
海軍兵A
「後10分です」
海軍兵B
「各海軍基地も出航完了です」
昭和には先に海軍・海兵隊に行かせて次に空軍最後に陸軍を向かわせる事とした。
晃一
「そうか、総員!対空・対潜を厳とせよ!いくら向かうとはいえ中国の潜水艦が待ち受けてるかもしれんぞ!」
日本を攻撃するものはミスター・クロダが消してくれるが万が一に備えの警戒だった。
彩夏
「提督」
晃一
「ん?どうした?」
彩夏は参謀長の役のため一緒に来てた。
彩夏
「本当に行くと思いますか?」
晃一
「ああ、総理が行ったからたぶんうまくいけると思う」
彩夏
「そうね」
海軍兵C
「総員、提督からのメッセージがある。心して聞くように」
海軍兵がマイクを晃一に渡した。
晃一
「諸君、我々はやってはいけない事をしようとしている。でもこのまま日本をそのままにしたくはないと思う。我々は昭和の世界に介入し本土に上陸した連合軍を追い出そうとする。相手は第2次大戦時の敵だと思うが油断はいかん、油断してるとあのミッドウェーの「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」みたいな目にあう。だが今度は1隻・・・いや1人死なせん、全員生き残りもう1つの日本を救い平成に帰ろう・・・」
と言い艦全てのスピーカーが流れた
晃一
「以上だ。通信終わり」
とマイクを戻した。
海軍兵A
「予定海域に入りました!」
横須賀の艦隊はタイムスリップする海域に到達した。
その直後艦隊の100m先に光が見えた。
海軍兵B
「提督!光が!」
艦隊が光を呑み込み消えた。
同時刻に呉・佐世保・舞鶴・大湊に出航した艦隊も光に呑み込んだ。
いよいよ昭和への世界に行く
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