プロローグ
段落構成、読みづらい所、誤字、脱字、表現の間違い、その他もろもろは地味に直しています。
特に設定を深く考えず勢いだけで書いてたので、設定の矛盾や説得力の無さの改善のため、あらすじや設定が急に変わるかもですが、その時はすいません。
科学技術が数十年前とは比べ物にならないくらい発展した2050年──────。
自立思考aiを搭載した二足歩行型ロボットやVRゲームなど、昔では考えら技術が当たり前の様に扱われる様になった。
そして人類はは進化を遂げようとしていた。
彼らは道具も使わずに発火現象起こしたり、水や電気を操ったり、体を金属に変化させたりできる。彼らの持つ特殊能力には未だに解明されていない。
あらゆる環境に適応し、強靭な肉体と人並み以上の知性を併せ持つ、そんな彼らの事を人々はこう読んだ────
────超変革人種────と。
世界でニューマンが初めて発見されたのが10年前の事である、世界で初めて発見されたニューマン、《兵藤 亜流間》彼の出現が始まりである。
彼の出現と共に次々とニューマンが発見されていった......。
そして人類はニューマン(進化した人類)とオールド(進化していない人類)区別されるようになった。
ニューマンとオールドの違いはは特殊な能力の有無だけではない。異常発達した筋肉、それを支える内蔵器官、環境適応能力、思考能力、空間認識能力、視力、聴力、触覚、味覚、嗅覚......それらすべてが発達した人類が彼らである。
世界の総人口の10%がニューマンなりこの世界の社会全体がニューマン中心に回り始めるようになった。
数々の国や機関でニューマンの研究が進められ、多くの研究者達がその解明に情熱をそそいだ、だがその探究心が仇となりニューマンに対するオールドの非人道的研究や差別によりお互いに深い溝ができてしまう事と成る。
そして2051年……
(如何してこう成った!?)
暗い闇の中閉ざされた空間で少年は思った。そこは何処までも闇が続く空間、様々な工具が置かれていて、少年は固いアスファルトの上に腰を下ろしていた。頬に流れる汗、恐怖でぐっしょりと濡れた手の平、それらが少年の緊迫感を物語っている。
闇の向こうに立っている女は確かに敵だった。女は笑っている、ただ笑っている。
少年は動揺を隠せない、自分の体が恐怖で支配されているそんな感覚。生と死の狭間、鋭利な刃物を突きつけられたそんな感覚、それが彼の頭に巡るノルアドレナリンを過剰分泌していく。
(どうして、どうして、どうして!!)
心の中で叫ぶ、だがその心の中の激情の波もすぐに静まり、少年は冷静に状況を整理していく。
(落ち着け進藤和也、如何してこう成ったか一から考えろ、俺は確かにいつも道理学校へ登校したはず……)
和也の思考は次第に加速していき、今日の出来事が一瞬の内にフラッシュバックしていく──。
(new human)からnewman→ニューマンとなりました。
あと超変革人種って言うのは勢いで付けた名前っす。特に意味はないです。
あと兵藤亜流間も勢いです。
ネーミングセンスの無さと中二病が輝いてますね。