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白い空気  作者: アクア☆
19/21

瑞希

 結局、店に行った俺達は、二時間とかからず解散する事になり、時間を持て余す結果になった。


 とりあえず、太一がおごると言うことで、今となっては俺も常連の顔となった居酒屋“ 呑 ”に行く事にした。


 これから仲間になる他の四人も誘ったが二人だけ、一緒に来ると…。五人で呑に向かった。


『改めて、宜しくね。俺、鷹山 司。』


 酒を飲む前に軽く自己紹介した。


『初めまして、河原 瑞希です。』


 笑顔で軽く頭を下げ挨拶をした。


『宜しくね!森 太一っす。』


 太一…あまりにも軽すぎるぞ…。


『私、下山 あゆみです。仲良くしてね。宜しくね!』


『あゆみと同じ専門の藤田 葵です。よろしくね。』


 なんか、二人とも可愛いな…。


 とりあえず、店員を呼び、ビールと焼酎を注文した。女の子達は、お酒は飲めないと、ウーロン茶を頼んだ。


『とりあえず、乾杯』


 皆で、グラスをぶつけながら乾杯した。


 専門の話で盛り上がり、彼氏、彼女の話になり、初めの頃よりはお互いに打ち解けてきた…かな?


 お酒の酔いが少し回ってきた頃、瑞希も焼酎を飲むと言い初め、薄めで注文した。


『なんか、楽しくなってきたぞ?』


 太一は、もぅただの酔っ払いだな…。顔を真っ赤にし、ろれつも回ってなかった。


 俺は、あまり酔うと何かあった時、まずいから少しセーブしながら焼酎を飲んだ。


『司君?あまり飲まないね…。』


 一杯しか飲んでない瑞希。すでに顔が真っ赤に…。


『瑞希、無理すんなよ?』


 グラスを一回取り上げて、ジュースを注文した。


『お前は、これのが似合う!』


 俺は、少し笑いながら瑞希をからかった。


 瑞希は、『子供じゃないよ』と、少し怒った表情で焼酎を持ち、飲み干した。


『店員さん?もぅ一杯くださ〜い!』


 瑞希は、酔ってるのか…、笑顔で焼酎を注文した。


 瑞希って、もしかして酒癖悪いのか?少し不安になる俺…。


『んじゃ、私達はそろそろ帰るね。明日、遅れない様にね?』


『うん!気を付けてね!また明日!』


 俺は、軽く手を振り見送った。


 葵は、笑顔で挨拶をし、あゆみも軽く会釈をし帰って行った。


 太一にしろ、瑞希にしろ…。何でこんなに酔ってるんだよ…。


 今日はもぅ限界と、会計を済ませ店を出る事にした。


 太一はまだ歩けるな!問題は…瑞希。


『太一!大丈夫か?歩いて帰れるな?』


 太一は、フラフラと勝手に帰っていった…。


 太一の野郎…。結局、俺が払う事になったじゃないか…。それより…瑞希。


『だから飲むなって言ったじゃんか!』


『ごめんねぇ…司君…。』


 俺、瑞希ん家知らないぞ…。


 とりあえずバス停のベンチに座らせ、酔いを覚ます為に水を飲ませた。


『気持ち悪い…。』


 はぁ?勘弁してくれよ…。俺が泣きたくなってきたぞ…。


『あれ?ちょっと待ってろ?』


 俺も、ちょっとトイレが近かった為、近くのトイレにダッシュ。


 急いで戻ると…、寝てるよ…。マジ二度と酒飲ませない!俺は、神に誓った!


 春とはいえ、夜は少し冷えるな…。


 瑞希の家も分からない。本人も眠ってるって事で、おぶってアパートに連れて帰る事にした。(大丈夫かよ…)


 不安はあった。後で、誤解を招くだろうな…。でも、ココにほおっては行けないから…。


 散々な飲み会だな…。酔いも覚めるわ…。歩きながら、一人愚痴をこぼす俺…。


『何?』


 瑞希は、寝ぼけてるのか、ボソボソ呟いていた。


 ……。


『司君の背中暖かいね…。スー、スー…』


 何も言葉が出ない…


 明日、大丈夫か…


 大騒ぎだった飲み会。俺は、まだ気付いてなかった…。未来から電話があった事に…



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