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白い空気  作者: アクア☆
16/21

残り僅かな自由

 面接を終え、店長の愚痴もどうにかクリアー!あ〜疲れた…。


 あの時、未来が店長の事呼びに来なかったらと思うとゾッとするよ…。


 太一も、心なしかげっそりした表情をしていた。


 俺達は、店にいる時、少し店の内容を聞いていた…


 この店は、訓練校として登録されてるらしい。


 卒業して、すぐに研修に入るみたいだ。研修内容は、教えてくれなかったけど…。


 練習は、強制的にやる日と、自主的にやる日があるらしく、トレーニングルームが他の場所に完備されていて、自由に使える。幹部がカギを持ってるらしく、お願いして見てもらう。その他にも、男子寮、女子寮もあり、設備は充実していた。


 週に二回、ミーティングがあり、それも班が別れてて、教育、動員、材料、幹部と…。


 店の事を熱く語り始めた店長…。徐々に声がデカく…。俺達は、その勢いに負けそうに…。


 そこに未来が来てくれたんだ!


『店長!うるさい!お店の中まで聞こえてきますよ!お客様、来ましたので宜しくお願いします。』


 未来は、眉を寄せて店長を叱る!


 その後、俺達を見て微笑みドアを閉めた。


 店長は、下唇を出して“まただよ”って…。


 忙しくなってきた店内は、活気に満ち溢れていた。忙しくなればなる程、笑顔が出て雰囲気が良くなる。そんな店を目標にしてるらしい。店長の、理想のお店になってきてるって笑顔で語ってた。



 太一と、歩きながら思った。もしかしたら、凄いお店に俺達入るんじゃ…。


 店長は、あまり言いたくなかったのかも…。店に入る前に辞めちゃう人、いるかもね…。ココにも…一人。


 太一…、何か微妙な顔してるな…。少し心配だった。でも、俺が心配した所で最終的には自分で決める事だから…な…。


 歩きながら思った。太一、残り僅かの学生生活をエンジョイしような!太一の肩をガッチリ掴み、『楽しむぞ!』。太一も、覚悟を決めたみたいだ。『おっしゃ!』って…。


 その夜、未来からいきなりの誘い…。俺と太一のちょっと早めの卒業パーティだって…。いつも、いきなり…。


『司君?太一君と一緒に“ 呑 ”待ってるね!』ピッ…プープー…。


 ワガママ星人め…。


 結局、太一と共に居酒屋に向かった…。いきなりの誘い。俺達は、ニヤニヤと笑いながら向かうのであった…。



 居酒屋で、ドンチャン騒ぎになるのは言うまでもない…。



 飲み会となると、俄然元気になるはずの太一。


 顔では笑っていても、いつもと違うな…。少し、無理してる気がする。


 大丈夫かな…



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