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白い空気  作者: アクア☆
11/21

癒されし光

 あ〜体がギシギシいってる…。


 昨日、未来と遊園地デートした俺、絶叫しすぎで体全体が筋肉痛になってしまった。


 今日も就職先を探すと、学校を休んでしまった。(いいのか?)


 学校に行くのも、残りわすか。卒業する前に働くお店を探さなくてはいけなかった。でも、俺は決まったようなものだった。だから…休んじゃった!


 最近、色々ありゆっくりするって事があまりなかった。


 たまには散歩でもするか。天気も良く、散歩にはもってこい!昔…良く行ったな…。


 俺が、引っ越して来て最初の一年、フリーターをしていた。その時、よく近くの河原まで歩いて行ったな…。


 初めての一人暮らし。バイトは高校からやってたけど、一人で暮らすって、掃除、洗濯、炊事、全部自分でやらないといけない…。いつも親任せだった俺、苦労の連続だった。


 仲間も、身内も、知ってる人は一人もいない。俺の中で、不安を紛らわす唯一の場所だった。


 アパートから歩いて十分位の所にある河原。静かに流れる澄んだ川。太陽の日差しがキラキラと反射し、心を癒やしてくれる場所。


 寂しくなった時、辛い時、常連さんのように行ってたな…。


 俺は、さっそくラフな格好に着替え、河原に向かった。


 久々だな…。


『久しぶり…。会いに来ました…。』


 河原に挨拶をし、芝生の上に腰掛ける。


 河原は“チャプチャプ”と返事を返す。


 空を見上げ、雲を見つめる。


 何処の空も同じなんだよな…。


 故郷にいた時も、よく空を眺めていた俺は、改めて感じていた。


 場所が違っても変わらない空。この空を今、何人の人が見てるのかな…。


 遠くを見ながら思う。


 未来に紹介したいな…。そして、一緒にいたいな。


 この河原は、四つの顔をもつ河原。朝日が河原を照らす時、太陽が真上から河原を照らし、キラキラと皆を照らす時、そして、夕陽がほのかに赤く柔らかな光を河原に放つ。夜は、星と月が寂しく河原を輝かせる。


 あ…、もぅ夕方か…。河原は、俺に時間を教えてくれる。『そろそろ、帰る時間だよ…。』そんな風に、俺に言ってるみたいだ。赤く光る河原。


 心の中で“また来るね、ありがとね”って…。軽く手を振り立ち上がる。フゥーっと、息を吐き笑顔で歩き始めた。


 やっぱりココは最高な場所だ。また来るよ!未来も一緒に…ね。



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