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キラキラ  作者: 空色夏樹
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おでかけ。

おつかれさまです。


女の子が女の子らしい時を見るのが


私の至福のひと時です。

 


 桜の花びらが散り始める季節。


 高校生になった佳菜子はルンルンでメイクをしていた。



 音漏れ気味の爆音でお気に入りのミュージックトラックを再生。イヤフォンを耳につけて。



 最近おろしたばかりのラウンドトゥの厚底ストラップパンプスのストラップを留める。



 姿見で、自身のコーディネートをちらり。


 うん。今日も決まっている。



 待ち合わせ場所と電車の運行を確認して外に出た。



 スマホで待ち合わせの友達に連絡しようとして、自分が昨日ケアした爪が目に入る。



 血行が良く見えるピンクの爪先にゴールドのフレンチネイル。陽の光に当たってキラキラしている。



 まるで、今の私みたい。


 

 そう思って、ふわりと笑顔がこぼれる。



 指先をスマホに滑らせて、


「ねぇ,今どこらへん?」



と打ったところで、


 

 電話しながら通り過ぎる男の人の鞄から、


カードケースがひらりと落ちるのが見えた。

カードケース……


そろそろ時代遅れでしょうか?

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