表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

10/44

2人が並ぶと、正に『双璧』ね

まあ、1人が2人になりましたが……

 


 それで、昨夜はユリナと相談して、奴隷を買う事にした。

 冒険者ギルドで仲間を募集しても、信頼出来る良い仲間が出来るかは不明だし、何日掛かるかも分からない以上は、冒険者ギルドで仲間を見付けるのは難しい。

 そうなると、奴隷しかいない訳だ。


「ようこそ、ナリハザルの冒険者ギルドへ。

 今日は、どの様なご用件でしょうか?」

「俺達は、昨日到着したばかりの冒険者だ。

 先ずは、この町での注意事項は?」

「そうですね。 ……特にございません」

「冒険者同士でのいさかいは、ギルドは何処で介入する?」

「ギルドの備品の損害が著しい場合か、死傷者が出る場合です」

「分かった、ありがとう」


 そう言いながら、俺達に対応した受付嬢の右手を両手で包む……と同時に大銀貨1枚を受付嬢の右手に包ませる。


「あ、そうそう。 もう1つ」


 俺がそう言うと、受付嬢は右手の中を確かめる。


「はい、何でしょうか?」


 笑顔で返す受付嬢。


「良い奴隷商を知らないか?」

「それなら……」


 冒険者ギルドの受付嬢から聞いた奴隷商館に向かう俺達は、目的の場所を発見した。

 受付嬢の話だと、建っている場所は一等地では無いが、良質な奴隷を揃えている奴隷商人らしい。


「買える値段だといいね」

「そうだな」


 現金で白金貨3枚しかないが足りるかなぁ?


 ……え?


 馬車代でギリギリじゃなかったのか……だって?

 それは馬車用の「予算内」でギリギリなだけだ。


「ようこそ、我がネウロス奴隷商館へ。

 私、ネウロスが対応いたします」

「館長自ら?」

「はい。 最初のお客様は全て、私が対応する様にしています」

「それは良い心掛けだ」

「ありがとうございます。 我が奴隷館で、どの様な奴隷をお求めで?」

「冒険者ランクで言うと、最低でもDランク以上で、種族に関係なく女性を見たい」

「……畏まりました。 少しお待ちください」


 待つ事10分程で、最初は人族の女性を5人連れて来た。


 説明を聞くと、最大でBランク冒険者だった女性から、最低がDランク冒険者の女性だ。

 色々と質問をした結果、この5人の中から選ぶ事は無かった。


 次は、エルフ族とドワーフ族の女性が出て来たが、この中からも選ぶ事は無かった。


 最後は獣人族で、虎、羊、狐、猫、狼の5人だ。

 虎の獣人族の女性は、冒険者のBランク相当の実力を持っているらしいが、それ故に独断専行が多いらしく辞めた。 

 羊の獣人族の女性は、冒険者のCランク相当の実力を持っているらしいが、上から目線な態度に辞めた。

 狐の獣人族の女性は、冒険者のDランク相当の実力を持っているらしいが、近接がダメな遠距離だけだったから辞めた。


 残った猫と狼の獣人族を買う事になった。


 猫の獣人族の女性……いや、少女で、Cランク相当の実力を持っていて、土属性魔法持ちで自分の魔法は十全に扱えるし、性格は委員長タイプだが、根は優しそうだったから。


 狼の獣人族の女性……此方も少女で、冒険者のCランク相当の実力を持っていて、水属性魔法持ちで魔法も十全に扱えるし、性格も姐御肌だが優しそうだったから。


 ……因みに、2人共近接戦闘は得意みたいだ。


「諸費用を合わせまして、大金貨3枚と金貨2枚に銀貨5枚となります」

「分かった」


 俺は代金を払うと、最後に俺の血を使い奴隷契約を結んだ事で、2人の主人は俺になった。

 因みに、名前だが猫の獣人族の彼女には「リン」で、狼の獣人族の彼女には「ラン」とした。


「これからよろしくな」

「我が主、よろしくなのじゃ!」

「ライカ様、よろしくお願いします」

「様は付けなくてもいいぞ」

「無理です」

「……」


 ユリナが、ちょっと明るめで言った。


「ライカの冒険者仲間で幼馴染のユリナよ」

「よろしくなのじゃ、ユリナ!」

「よろしくお願いします、ユリナさん」

「さんは要らないわ」

「分かりました、ユリナ」

「そんなに固い言い方をしなくてもいいのよ?」

「無理です」

「……分かったわ」


 先程、リンは委員長タイプと言ったが、筋金入りみたいだ。

 それと、服等は有料で町娘風にしてある。


 奴隷商館を後にした俺達は、馬車で移動して彼女達の日用品や武具を買いに行く。

 馬車を使ったのは、もしかしたら四肢欠損の奴隷を買うかもしれないからだ。


 そして俺は、四肢欠損を再生復元が出来る「第6位階魔法『完全治癒パーフェクトヒール』」が使える。


 そんな訳で馬車で来たが杞憂で終わった。


 それで、日用品を買った後は、武具を買うのだが、以外にもリンが選んだ武器は大剣だった。

 ランは、超近接戦闘が得意だから短剣の二刀流だ。

 更に、当然だが2人には冒険時の服等も買って着ているのだが、2人を見た人達が必ず1回は振り返って2人を見る。

 実は、外見で選んだ訳じゃないが、2人の外見は18歳以上の綺麗系の美女なのだ!


 いや、実年齢は2人共「14歳」なのだが、獣人族の外見の成長は早いらしい。

 それでいて、何処かの「戦闘民族」みたいに若い時間が長いみたいだ。


「2人が並ぶと、正に『双璧』ね」

「そうだな」


 外見の事に触れたからついでに言うと、リンは紫眼の肩を越えたぐらいの灰色髪で、スタイルはスーパーモデル級だ。

 ランは青眼の腰まで届く白髪で、スタイルはグラビアアイドル級だ。

 それと2人の身長は、リンは181cmで、ランは184cmだ。




厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ