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大変なことから一年が過ぎようとしている

作者: 人間詩人

7月の下旬で

一年となる

病気で入院してからだ


1日、三本の点滴が

嫌で 嫌で 

どうやら

私の静脈は細いようで

上手くは

入らないようである

そのためか

入っているのが

気になり 気になり

私に取っては

極度の嫌な気遣いである


それも

その時間空間が

過ぎてしまえば

記憶は消えたかのように

振る舞っているなぁ

いつまでも心に負担を

掛けないようにと

記憶は薄れてくれてくれる


残る記憶は

狭いベッドでの

あっちこっち向いての

点滴であったことだろう

それに

病気食の美味しくないこと

窓ガラスから

見渡す風景は曇り空であり

一度だけ台風の訪れがあり

幻想を見てしまったことか

何と

関東圏の地下鉄のホームに

居る私

病室なのに

線路が水浸しになるぞと

誰かが警告している

リアルな幻想

ラジオを夜の病室で

聞いていれば

台風は明日にも去り

午後からは

地下鉄も政治運転となると

アナウンスが聞こえたような


真夏の台風から

幻想まで貰って

これも

1つの安定剤を

飲ませて貰えなかったためか

それにしても

じっとしていることは

難儀だなぁと

しみじみ感ずるのであった

あれから

間もなく

一年となるなぁ

相変わらずの

体調不良ではあるが

動けていることに

感謝

感謝しなくてはなぁ

ありがとうと

自らの身体に

感謝の気持ちを

贈ろう

ありがとうございますと





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