そ闥花倥の?ヤ蛹ヘ繝倥ラカ
文字化けっぽくしたのはわざです。
もし心配かけてたら申し訳ないです...
海斗に「朝ご飯はしっかり摂るように」と怒られた後、海斗の前髪らへんを撫で続けていると、ウトウトと目が半目になってきた。さらに撫で続けるとすぅすぅという寝息を海斗がたて始めた。
「ふふっ...」
海斗はお腹がいっぱいになったからか、それとも私を怒りつけたことで疲れたのか寝てしまった。
――ふと壁にかかっている時計に目がいった。学校の授業時間では三時限目が終わった頃だった。海斗はやっと眠りについたのだと安心した。今までは怒ってからも目を瞑っても苦しそうに何度も何度も咳をしていたからだ。疲れただろうに何度も何度も咳をしていたので、心配だったので本当に良かったと安堵した。
海斗を見ているとなんだか...眠...気...が...
――――――――――――――――――――――
「...っ!?」
気が付くと既に五時を過ぎていてそろそろ六時を回るような時間となっていた。
――昼ご飯食べ(させ)るの忘れてた...
『ガチャ』
その時、ドアを誰かが荒々しく開けて入ってくる音が聞こえた。
――鍵...閉めるの忘れて...た
もし、扉を開けた人がゆっくりと扉を開けて家に入って来ていていたら海斗も私も成すすべなく...されていたかもしれない。
私の心に沸き上がった恐怖を抑え込み、震える手を左手で押さえ部屋の扉を開けた。
階段の下には人影は――ない。
ゆっくりと音を立てないように廊下を一歩ずつ歩き、階段の一番上まで来た。
一段ずつ慎重に私は降りて行った。
玄関に居たのは――蒼花だった。
玄関に顔を床に向けたまま絶望したような表情を蒼花はしていた。
ほっと私は胸をなでおろした。だが、少しぐらい声をかけてくれたらいいのに...そうしたらこんなに怖くなかったのに...と少し心の中で思ったが何か理由があるのだろう...と私は思い、思い切って蒼花に声をかけた。
「どうしたの...?」
と出来るだけ震えた声が彼女にバレないように抑えて声を出した。そうすると、彼女は震える右手を一つの靴に向けた。
「...ど、どうして...?どど、どうして、風邪、のはずの真奈ちゃんが...真奈ちゃんが...元気そうなの...?心配したんだよ...元気なのは...良かったの...だけど、だけど...!どうして!?どうして!?海斗が真奈ちゃんの家にいるの!?」
そう言って、指を指したまま私の方へと顔を向けた。確かに私が風邪がある海斗君の看病で休んだのだから、自然になるように私も風邪だという事になるだろうと納得はした。だが、蒼花から見たら不思議に思えるのだろう。そう思い私は口を開いた。
「海斗が私の家に迎えに来てくれた時に熱があって、流石に学校に連れて行くのは良くないし、一人で歩くのも辛そうだったから海斗一人で家に帰らせるのは現実的じゃないと思って、私の家に連れてきたの...私が休んだことで蒼花に心配かけちゃったんだよね...ごめん...」
そう私が理由を説明した。そう言ったが蒼花は私が説明する前よりも表情を少し暗くさせた。
彼女は「はぁ...」と溜息を吐いた。
...何を言ったら良いのかが分からない...「ごめん...」と口からぽろりと言葉が零れた。
だが、蒼花は反応を見せず、何かブツブツと呟いている。...私には何も聞こえない。少し気になるが、彼女自身のプライベートに切り込んでしまってはいけないと一瞬頭をよぎった雑念を振り払った。
「やっぱり...海斗の事が真奈ちゃんは...だけど...真奈にそういう意識はないはずだし...いや...でも...」
とやはり声が小さくて何も聞こえなかった。だが、何か悪寒のようなものが背筋を走った。
背をいつの間にかむけていた蒼花は振り返った際に先程とは打って変わったような笑顔を私に向け、
「ごめん、さっきのは忘れて...何もないから」
と家の扉を後ろ手で開けて出て行った。
緊張が解け、腰がふにゃふにゃと抜けた。
「...な...なんだった...の...?お見舞いにして...は...」
短かったし...。
蒼花が呟いていた言葉が少し気になったが連絡を...いや...夏休み明けに直接彼女に訊くべき...だよね...?
あ...海斗...
海斗を部屋に残したまま玄関に座り込んでいた事を思い出し、少しだけ正気に戻った。
まだ海斗は寝ていたと思い出し、音を出来るだけ立てないようにして階段を一段一段と上って行った。




