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世界最強の薬師  作者: まるぞこふらすこ
2/3

薬の副作用で世界最強に2

僕は自分で作った薬の試作品を飲んだ。効果は、痛みが全くなくなるというものだ。僕の目の前で父さんと母さんを殺して食べられ、頭に血が上って、冷静な判断が出来なくなり、魔物に向かって突っ込んでいった。

魔物をいくら殴ってもビクともしなかった。逆に僕の拳がぐちゃぐちゃになった。両手の指があらぬ方向へ向いていて、4、5本の指は骨が剥き出しになっていた。

だが、痛みが全く無かった。これでは、勝てないと思った時魔物の攻撃を受けそうになった。

「ああ、ここで死ぬのか」と思っていたら、魔物の攻撃のスピードが遅くなっていた。そして今までと比べものにならない力が湧いてきた。そして遅くなった世界で自分だけが普通に動けることに気づいた。そして魔物を殴ろうと、自分の拳を見ると、怪我が完全に治っていた。

そしてそれが、薬の副作用だと考えついた。

魔物のスピードが遅くなったので魔物を思いっきり殴ってみた。

「!?」

殴った瞬間、ドォゴォォォォンという音とともに魔物が十数メートル飛んでいった。自分の拳を見ても前みたいにぐちゃぐちゃにはなっていなかった。

魔物を見ると胴体に風穴が開いて死んでいた。

そして勝ったことに安心して、意識が飛んだ。

目覚めると朝になっていた。そして、周りを見渡した。魔物の死体が転がっていたので、昨日のことは夢ではなく現実で起きたことだと再認識できた。

そしてようやく、いつもより感覚が鋭くなっていることに気づいた。なのでこの感覚になれるまで、山で修行しようと決めた。

修行を終えてから人里に降りようと思ったコータだが流石に今のまま、体がコントロールできないままはよろしくないので修行しようと決めたのだった。


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