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ヤドリギ <此の黒い枝葉の先、其処で奏でる少女の鼓動>  作者: いといろ
第5章 進むは深く、示すは真価
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第9話 刺す闇、射す光 Part-2

斑鳩と対峙する、もう一人の『斑鳩』――。

『斑鳩』の言葉は、冷たい刃となって彼の心を削る。

だが自らに死を突き付けられた彼の傍らに、光が現れる。


その光に揺らぐ姿は、見紛うことなどない――アール、だった。

「お前、一体……」





 暗闇に突如現れたアールに、斑鳩はまばたきも忘れ乾いた声で声を絞り出す。

 彼女は『斑鳩』を見据えたまま――いや、敵視を孕んだ目で睨み付けたまま、その口を開く。


「……あなた、だれ。 あなたは斑鳩じゃない……斑鳩のタタリギじゃ、ない」

「え……」


 その言葉に斑鳩は戸惑いの色を浮かべると、苦虫をかみつぶしたような忌々しい表情を浮かべる『斑鳩』へと向き直る。


「……そうか、お前……その姿」


 眉間にさらにしわを深く刻み『斑鳩』は表情をよりしかめると、アールのつま先から頭までゆっくりと視線を這わす。


「……深過共鳴(レゾナンス)。 斑鳩に深過共鳴(レゾナンス)して意識を同調させたのか」


 深過共鳴(レゾナンス)――


 斑鳩は目の前のもう一人の自分が口にした言葉をなぞる様に小さく呟くと、再びアールへと視線を送る。動転して気が回らなかったが、確かに彼女の姿は、普段のものではなかった。白く渦巻く長髪、凛々と輝く紅い瞳。そう、純種戦で彼女が見せた、自身を構成するタタリギを意図的に深度を深め解き放った姿――深過解放(リリース)を行った姿に違いなかった。



 ――だが、深過共鳴(レゾナンス)を……俺に……!?



「……ごめん。 これしか、斑鳩を助ける方法……思い付かなかった」


 斑鳩の視線に気付くと、アールは申し訳なさそうに小さくそう呟くと、僅かにうなだれる。


「……正直、状況に理解が……追いついていない。 俺に深過共鳴(レゾナンス)……してるのか……?」

「――斑鳩、ごめん。 話は、少しあと……」


 説明が欲しい、という斑鳩の言葉を強く遮ると、アールは一歩前へと暗闇を踏み抜くように踏み出す。


「……あなた、だれ。 斑鳩は死なせない……よ。 ……邪魔をするなら」


 渦巻く白銀の髪をたなびかせ、敵意に満ちた赤く燃える瞳。

 その気迫に圧される様に『斑鳩』は暗闇を右足で蹴ると、後方へと飛び彼女と斑鳩から間合いを取った。


「……やれやれ、久々にヒトと楽しい会話をしていたというのに、思い掛けない邪魔してくれるじゃない。 まさかコイツに共鳴までするなんて、予想してなかった」


 間合いを取った『斑鳩』の輪郭が言葉と同時にぐにゃり、と白くぼやける。


「……やっぱり、あなた……斑鳩じゃない」

「な……何なんだ、一体……」


 今や距離を取った『斑鳩だったもの』は、辛うじてヒトの姿を留めてはいるものの――

 暗闇にぼやけ、歪み、不定形の何かへと姿を変え、さらにはその声も口調も先ほどまでのものではなく、青年の様な、少女の様な……いや、年齢さえも推し量る事が出来ない、幾多のヒトの声が混ざり合ったような音へと変貌を遂げていた。


 さらに眼光鋭く視線で射抜くアールと、驚きの表情をただただ浮かべる斑鳩に『何か』は恐らく口があった場所を嘲笑う様に歪める。


「でも結果的には良し……かな? あなたとこうやって話が出来たんだから……アール」

「わたしと……?」


 問い返すアールに、『何か』は含み笑いで応えると、直ぐに暗闇へと徐々に歪み溶けゆく身体に視線を落とすと、大げさにため息を着いてみせた。


「でも、今日のところはここまで。 まだ目覚めたばかり、あまり無理は出来なそう。 深過共鳴(レゾナンス)してまでコイツの中に現れたのは正直、凄く腹立たしかったけれど……でも、それ以上にあなたと会えたのは、何よりも嬉しい誤算だった……」


 言うと、もう一歩踏み出すアールから、暗闇を蹴り付けさらに距離を取る『何か』。それは着地する事なく、ゆっくりとその姿を虚空へと霧散させる様にゆっくりと消えてゆく。


「次に会える日を楽しみにしてる、アール。 いずれ迎えに行くその時まで、イイ子にしてるんだよ。 ああ、斑鳩。 きみとの会話は面白かった。 ヒトの真似事をするのは初めてだったけど……楽しい時間だったよ。 今度はいじめないで、ちゃんとお礼してあげる……もちろん、アール。 あなたにもね」

「な……」

「じゃあ、またね。 アール、おやすみなさい」


 暗闇へ溶けながら一方的に『何か』はそう台詞を残すと、完全にその姿を消した。

 斑鳩は警戒するように当たりを見渡すが、先ほどまであれ程存在感と放っていた『何か』の片鱗すら、広がる闇からは感じる事は出来ない。


「……アール、今のは一体……なんなんだ。 あいつは俺の中のタタリギ……じゃあなかったのか。 ヤツはお前の事を知っている……よう、だったが……」


 斑鳩の声に、アールはくるりと踵を返し向き直る。


「わからない……。 でもあれは、斑鳩のタタリギと深過共鳴(レゾナンス)して、喋ってた……ううん、違う。 もっと別の()()……」


 アールは白銀に輝く髪の毛を揺らし考え込む様に俯くが、すぐさまハッと顔を上げる。


「そんなのは、あと。 どこから話せばいいのか、わからないけど……」

「そ、そうだ……今、どういう状況なんだ、これは……。 アール、深過解放(リリース)は……深過共鳴(レゾナンス)までして、大丈夫なのか、お前が今(たお)れたら……!!」


 斑鳩もそんな彼女に詰め寄ると、その両肩を抱え思わず顔を彼女へと寄せる。


「斑鳩、かんたんに言う」

「あ、ああ」


 アールは軽く肩を揺すられながらも、しっかりと斑鳩の黒い瞳を真っ直ぐ見据え、意を決したように口を開く。


「斑鳩は今、新しくやってきたマシラに噛まれて……さっき消えたやつの言った通り、タタリギに感染してる。 このままじゃ……新しいタタリギに深過させられて、死んじゃう」

「そ……それは本当、なんだな……」


 アールは小さく頷くと、さらに言葉を続ける。


「噛まれた斑鳩を助け出そうと、わたしは深過解放(リリース)した。 斑鳩をマシラから取り返したとき、斑鳩に触れたところから声が聞こえたの。 さっきのあれと話していた、声が……」



 ――声が聞こえた。



 その言葉に、斑鳩は大きく眼を開く。

 彼女の言葉ぶりからして、意識的に聞こうとしたものではないのだろう。


「……斑鳩の声が聞こえたとき……思った。 わたしは、深過共鳴(レゾナンス)でタタリギを殺すことが出来る。 だったら、斑鳩に感染したタタリギを殺せば……斑鳩を助けれると思った。 だから、深過共鳴(レゾナンス)して……そのタタリギを探そうと思った」


 そう言い終えると、彼女は先ほど『何か』が消え溶けていった真っ暗な空間を瞳に写す。


「……そこで、俺とさっきのやつが会話してるところに来た……のか……」

「……うん」


 アールは虚空を見つめたまま、小さく頷く。


「最初は、あいつがマシラなのかと思った……けど、()()()()()()。 斑鳩の中のタタリギでも、ない。 あれが何かは、わたしにはわからなかったけど……きっと、"よくないもの"。 それは……わかった」


 言うと、『何か』が霧散した虚空を強く睨み付ける。だが直ぐに、ふ、と息を吐くと、斑鳩へ向き直り申し訳なさそうに、悔しそうにうなだれる。


「……でも、あいつが溶けて……ますます分からなくなった。 斑鳩に感染した、マシラの部分が……。 斑鳩を、助けたい。 ううん、助けなきゃ、だめ。 ……でも、斑鳩の中に入ったマシラがどこに居るのか……わからない」


 うなだれた首を上げるアールの額と頬を、渦巻いた銀色に光る髪の毛が撫でる。それを気にする様子もなく、彼女は再び周囲をゆっくりと見渡す――が、再びうなだれてしまう。

 そんなアールの肩を、再び強く斑鳩はその両手で抱くと、紅く揺らぐ彼女の瞳を真っ直ぐ見つめる。


「アール、一つ確認したい」

「……?」

「今、この状況……外、という表現はおかしいかもしれないが……外は、どうなっているんだ。 ここを認識出来るようになって、さっきのヤツとの会話、そして現れたお前との会話……体感だが、有に5分以上は経過してると思う。 皆は、ギルや詩絵莉は、どうなっているんだ?」

「…………」


 普段よりも強く輝きを見せる、斑鳩の黒い瞳。

 アールはどこかぼうっとした表情で彼の顔を見つめていたが、直ぐに小さく頷く。


「今、わたしは傷で動かなくなった斑鳩を抱えて、一旦物陰に隠れた。 詩絵莉は、わたしと斑鳩から新しいマシラを分断するために焼夷弾を撃ったところ。 ……ギルは、最初のマシラを引き離そうとしてるところ」

「……()()()? 撃っ()、引き離()()……じゃあなく?」

「ここは多分……斑鳩の無意識の中。 時間は流れていない……んだと思う。 わたしが純種と深過共鳴したとき……崩壊までは、どのくらい時間が掛かった……?」


 少し首をかしげてそう問うアールに、斑鳩は純種戦――彼女が黒い獣の芯核を両手で抱いた光景を思い浮かべる。確か、あの時は――


「芯核を抱えたお前が取り込まれてから……崩壊までは、恐らく数秒……だったと思う」


 記憶を探りながら言葉を口にした斑鳩に、彼女はゆっくりと深く頷いてみせた。


「……あの時わたしは純種の中で、芯核(コア)に宿ったものと戦っていた。 崩壊意識を共有するには、互いに追い詰められる必要があったから。 よく、覚えていないけど……きっと、10分以上は戦っていたと……思う」



 ――そういうこと、だったのか……。



 何気なく耳にした彼女の言葉に、斑鳩の身に戦慄が奔る……が、今はあえて捨て置くしかない。

 深過共鳴(レゾナンス)による崩壊の過程、それよりも今重要なのは彼女が言った、10分以上戦っていたにもかかわらず現実では数秒しか経過していなかった、という点だ。


 だとすれば今認識しているこの場所……無意識下の世界は、言わば夢の様なもの……なのだろう。

 夢の中では、時間の経過などあってないようなもの、という事か……。斑鳩はアールの肩を抱えたまま、何かを考えるよう表情を浮かべたまま、口を閉じ――僅かな沈黙が流れる。


「でも、このままマシラを見つける事が出来なかったら……斑鳩は……」

「…………アール」



 俯いたまま力無くうなだれる彼女の肩に沿えた手に力を込めると斑鳩はアールに顔を上げさせ、その紅い瞳を正面から見据えて大きく頷き、意を決したように言葉を彼女の名を呼んだ。


「状況は分かった。 試したいこと……どうしてもやって欲しい事があるんだ。 聞いてくれ」

「試したい……こと?」


 迷いの無い斑鳩の眼差しに、アールはきょとん、と斑鳩の顔を見上げたまま今一度首を僅かに傾けた。


「俺の中に感染したマシラを殺すには、アールが純種に行ったような方法を取るしかないんだな?」

「……うん」

「それはダメだ。 前回無事だった、だから今回も大丈夫……そんな保証は無い。 マシラを斃しても、お前が斃れては……お前を失っては、意味はないんだ」

「でも……それじゃあ、どうしたら……。 ううん、それにさっきも言ったけど斑鳩の中に入ったマシラが、どこに……」

「よく聞くんだ、アール」


 瞳だけを左右に揺らし困惑するアールに、斑鳩は首を数度横に振る。


深過共鳴(レゾナンス)……それは、アールの意志にタタリギを同調させる、間違いないな?」

「……? そう、だけど……」


 ――一瞬の沈黙。

 斑鳩は何かに想いを馳せる様、数秒まぶたを閉じると……ゆっくりと開く。


「なら、俺の中にあるA.M.R.T.(アムリタ)……俺の中にあるタタリギの性質を、()()()()()()は出来ないか。 マシラの感染に打ち克てるように、だ」

「――!」


 式神の力で、深過共鳴(レゾナンス)でタタリギを滅するのではなく――斑鳩の中のタタリギ……いわば式狼(シキロウ)としての部分を、()()()()()……。

 その言葉の意味をすぐに理解したアールは、瞳孔すら開く勢いでその紅い瞳を目いっぱい開く。


深過解放(リリース)している今の状態のお前に、俺の中のタタリギを同調させ俺の中のタタリギを強めれば……」

「だ……だめ。 斑鳩……だめ!」


 アールは、ぐ、と肩を抱える斑鳩の胸を強く押す。


「そんな事して、斑鳩が無事でいられる保証こそ、ない……! D.E.E.D.(ディード)と……式神(わたし)と、斑鳩たちは、違う……!」

「だが、やらなければ……俺は死ぬ。 時間の流れが違う……とは言え、ずっとここに引き籠っているわけにもいかない……アール、これは、お前にしか頼めないんだ」

「…………ッ」


 ぐ、と口を一文字に結び批難するような視線を向けるアールに、斑鳩はその表情を、ふ、と緩めた。


「……正直に言うよ。 俺は……死ぬのが怖い。 あれの言った通りだ、本当は……恐ろしくて、仕方がない。 ずっと、そうだった。 そうだったんだと思う」

「斑鳩……でも、あれは」

「いいんだ。 ……だけど、今は少し違うんだ。 死ぬのは恐ろしい、だけど……()()()()()()


 アールは、ここへ――斑鳩の元へとたどり着くまでに、先程の『何か』との会話をつぶさに感じていた。あの『何か』は、確かに斑鳩では無かった。しかし、彼の深層意識を掬い、言葉を紡いでたのは確か……『何か』が『斑鳩』と繋がっていたのは、確か。


 だとすれば、あの『何か』が口にした事は、斑鳩の心の底に淀む感情の一つであることは否定出来ない。



 ――でも。 斑鳩は……斑鳩は、それが()()じゃ……ない。



 守ると言ってくれた事。

 わたしの事を、一人の仲間として……ヒトとして想ってくれている、斑鳩。



 ――それは、何よりもわたしにとっての()()。 わたしを支える、()()



 誰かにとっては、とても些細な言葉と、些細な想いかもしれない。

 それでも今、わたしに開いた穴……あの戦いで開いた穴を埋めてくれる――()()


「アール。 だから……頼む。 まだここで死ぬわけにはいかない……! 結果何が起きても後悔はしない、それでも可能性があるのなら、俺は今、ここで死ぬわけにはいかないんだッ……!」

「……………………」



 ――もし、失敗したら?



 ――斑鳩が斑鳩でなくなってしまったら……?



 ――………その時は。












 ――その時は、わたしも()()()。 彼と、一緒に。



「…………わかった、斑鳩」


 アールの紅い瞳に、決意の色が灯る。


「……わたしも、斑鳩に死んでほしくない。 まだ、斑鳩と……みんなと、一緒に居たい。 みんなと一緒に……みんなが居るから、きっと、わたしもわたしで居られる……から……」


 言いながら、彼女はゆっくりと斑鳩を両の手で抱きしめ、その額を胸へと預ける。


「……!」

「さっきのあれと話してみて、今、斑鳩と話して、触れて……わかった。 ここに居る斑鳩が、斑鳩なんだ。 ……なんでだろう、とても不思議。 斑鳩の中のタタリギは、斑鳩と"一緒になってる"……それが……"ヤドリギ"、なのかな……?」

「……俺と一緒に?」



 ――ああ、だから……だから本当に違うんだね。 斑鳩たちと、わたしは……違うんだ。



 触れた斑鳩の身体から感じる、自らとの決定的な違い。


 瞬間、何かが頬を伝う感触にアールは驚く。現実では今やありえないそれは――頬を伝いくすぐるそれは、瞳からぽろぽろと確かに溢れる、涙。


 それは自らの身体でなく、意識が――心がここに居るからこそ、なのだろうか。

 斑鳩からは見えない角度――アールは自らの頬を伝う涙に、少し嬉しそうに、笑う。



 ――それでも。


挿絵(By みてみん)


 ――それでも、斑鳩は……みんなは、わたしと一緒にいてくれる。 その為なら……。



「みんながそうなのかは、わからない。 だけど……ここに居る斑鳩に、『斑鳩』が溶けて混ざってる……そんな、感じがする……」


 心を決めた彼女の頬から、涙が剥がれる様に暗闇へと溶け消えてゆく。

 アールは斑鳩を抱いたまま、抱かれたまま――斑鳩の胸の中から、その紅い瞳に斑鳩を写す。


「……ほんとに、いいん……だね」

「ああ。 俺はお前を信じている。 ……アール、お前となら……きっと――」



 ――斑鳩。



 ぎゅ、とアールは斑鳩を強く抱きしめる。



 ――どくん。 どくん。



 音が聞こえる……これは、鼓動……

 斑鳩の鼓動? ううん、それともわたしの……鼓動……?


 ――わからない、けど……とても、心地がいい音。 ずっと……聞いていたい、音。


「――お願い、上手くいって。 わたしには……ううん、みんなに……斑鳩は、必要だから――――!!」


 アールの身体全体が、眩い光を放つ。


 この力は、ヒトが忌むべき存在であるタタリギが生んだモノのはず。

 この能力は、ヒトが禁忌を犯し彼女に与えた忌むべき力のはず。



 ――なのに、どうして。



 ――どうしてこんなに、暖かいんだろう。 こんなに、眩く感じるんだろう。



 光に包まれながら遠のく意識の中で――

 斑鳩は、あるはずのない彼女の鼓動を一瞬その胸に感じた様な――――


 ――そんな感覚を、覚えていた。







 ……――第9話 進むは深く、示すは真価 (7) へと続く。

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