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第3話 序章 (7)

第13A.R.K.へと無事帰還を果たした斑鳩達4人。


互いの無事に安堵した束の間、等々に下る4人への局長室への出頭命令――。

そんな中、斑鳩とギルの両名は、格納庫隅に人目を避ける様に駐車されている謎の装甲車を発見する。

それは、人類が最後の砦と評する軍事都市"アガルタ"のエンブレムを掲げていた。

末端の拠点へ栄誉あるアガルタからの来訪――同時に下る部隊招集。斑鳩は何かが始まる胸騒ぎを覚えていた――。


※この物語は連載中の【ヤドリギ】第3話になります。

※宜しければ第1話からお読み頂ければ光栄です。

※第1話はこちらからどうぞhttps://ncode.syosetu.com/n8027ek/

 ――第13A.R.K.(アーク)




 人類がタタリギの侵攻より防衛し、管理下とするエリア――その最前線に近い区域。

 生い茂る草木もなく閑散とした小高い岩丘に囲まれた盆地に、斑鳩達が籍を置く居住区兼防衛拠点――通称"箱舟(ハコブネ)"が存在していた。


 周辺を囲うどことなく頼りない分厚い継ぎ接ぎのコンクリートによる防御壁の内側では、約2000人程の人間が生活を営んでいた。


 と言っても、最前線らしくここに身を置くそのうちのおおよそ半数の人間が対タタリギの軍事関連職に従事、さらにその中の100人程がヤドリギとしての力を有し、部隊を構成。ここを拠点とし、防衛及び奪還任務に努めている。


 それ以外に従事するいわゆる非戦闘員となる一般人の多くもまた、彼らに守られながらも共に生きる為、様々な生産を賄う事業に身をやつし拠点を支えていた。


 敷地中央に中規模の軍事関連施設を持つこの拠点は周辺一帯の最終防衛ラインとして機能しているが、一進一退を繰り返す攻防の中、何とか持ちこたえているというのが現状だ。

 先に斑鳩達が任務で訪れていた拠点跡の廃墟も以前は小規模ながらこの第13A.R.K.、さらに他の小拠点と連携を取りつつ戦線を維持していたのだが……真綿を締める様に侵攻するタタリギの戦力に戦線維持が不可能になり、止む無く放棄されたものだった。


 今後、激戦が予想されるその南東区域奪還作戦の第一歩として、通信インフラの再配置――中継局の設営。4人という最小の部隊は、見事に与えられたその責務を全うし、無事この第13A.R.K.へと帰還を果たしたのだった。


「ふうぅ、ようやく帰還だな……っと」

「はいはい……邪魔よもうでっかいんだから早く退く退く!」


 拠点内の格納庫(ハンガー)に到着したN33式兵装甲車。その後部ハッチから降りつつ、首を左右に鳴らし満足そうに大きな深呼吸を行うギル。

 その後ろから、詩絵莉も続きながら降り口に塞がるギルの背中を両手で押しのけながら降車する。

 二人はすでに攻撃兵装のほぼ全てを解除し、装甲車の中へ格納。戦闘服もその襟元を開け身軽な恰好となっていた。


 それを見届ける様に、車両整備班や武器整備班の面々が小走りに向かってくる。


「任務お疲れ様でした。直ぐに車両及び兵装の点検に入りますので、ここに部隊長のサインを……」


 そのうちの一人がギルと詩絵莉に何やら細かい文字で書かれた書面をボードの上に載せ手渡してきた。

 二人は顔を見合わせると、同時に前方……ハッチは開いていたが未だ降りてこない斑鳩とローレッタに声を掛ける。


「イカルガ、書類にサインくれとよー」

「あ、ああ……済まないが二人とも、ちょっと手を貸してくれないか」


 斑鳩からの少し困ったような返事に二人は小走りで前方ハッチに向かうと、ぐったりしたローレッタを半ば担ぎながら斑鳩がゆっくりと姿を現した。

 それを見た二人は焦る様子も無く苦笑する。


「ロール、電池(セル)切れ?」


 詩絵莉はすかさず斑鳩と交代する様にぐったりする彼女の肩を支えに入る。


「んがぷす……」


 何とも情けない吐息を漏らしながら、ローレッタは詩絵莉にその体を預けると、いつもの様に熟睡していた。


 眼と、それから得る情報を処理するために脳を酷使する(フクロウ)は任務後激しい倦怠感に襲われる事がままあるのだが、ローレッタは通常の梟のそれと違い単純に操れる木兎(ミミズク)の数が多い分、そのフィードバックが激しいらしく……倦怠感を通り越して帰還直後、短い時間ながら今回の様に気絶するように眠りこけることが度々あった。


「……今回は(テイ)(ヘイ)型が相手の割と、内容は軽い任務だったとが思うが……珍しいな?」

「いや、おそらく俺達が思っていたよりも入念に、慎重に索敵を行っていたんだろう」


 首を傾げるギルに、斑鳩は苦笑しながら答える。

 いつもの様に陽気に振る舞いつつも、恐らく4人の中で誰よりも"発見出来ないタタリギが居る"ことに気を揉んでいたのだろう。過去の辛い体験からか、まだ彼女本来の梟としての能力全てを行使出来ている訳ではない――が、式梟(シキキョウ)としてやはり優秀なのだ。斑鳩は改めて彼女の気遣いに感謝した。


「詩絵莉、ローレッタを頼む。すぐに起きるだろうが……とりあえず先に待機所で休ませてやってくれ」


「おっけ」と簡単な返事を返すと詩絵莉は手慣れた様子で、器用に熟睡する彼女の肩を抱え本部施設へ続く扉を潜っていった。

 斑鳩は整備班より求められた書面にサインを施すと一言二言言葉を交わす。それが終わると作戦服の襟元を緩めながら、整備班の作業を何となしに眺めていたギルへと寄りつつ、声を掛ける。


「俺達と入れ違いに作戦ポイントに向かった回収班には、Y035部隊が付いたらしい」

「……Y035……あいつらか。ならまあ、安心だな」

「ああ。丁、丙型の遺体……加えて拠点に残る物資の回収。恐らく1~2時間以内にはカタが付くだろう」


 一瞬、ギルは遺体のという言葉にチクリと胸が痛むが、「ふむう」と腕組みをしつつ斑鳩にそれを悟られない様に努めた。


「しかし……大型のタタリギが俺達が()けた後、あの廃墟に現れる可能性はねえのか?」

「その点は大丈夫だろう。時間的にも回収班が到着している今頃、日は落ちている」

「ああ……確かにそれもそうか」


 彼はうっかりしてたと格納庫、大きく開かれた扉から見える屋外に視線を向ける。


 あの後、装甲車での帰還中にぽつり、ぽつりと降り出した雨……その雨雲により空は暗く。普段晴れているとまだ夕日が差し込む時間帯だが、既に照明が必要な程辺りは暗がりに包まれていた。


「この暗さなら丁、丙型以上のやつらは大人しくしてるってわけか……全く、太陽の光を浴びて元気いっぱい、てなどうにも皮肉だぜ」

「本来の連中の生態は植物のそれだと言われてるからな。最も、"植物"なのか"動物"なのか……定義付けは困難らしいけどな」

「丁、丙型の連中は……確か、あれか。夜間も活動出来る……が、理由はなんだっけな?」


 計らずしてタタリギ談義となり始めた彼らに、真後ろから唐突としてやや甲高い男の声が投げ掛けられる。


「ギルバート君、相変わらず君は物覚えが悪いなあ」


 名指しされたギルはギョッとして振り返ると、そこには歳の頃40代前後だろうか。やや白髪交じりの黒髪を乱雑にオールバックにし、少々くたびれた白衣を身に纏った長身の男が立っていた。


「なんだ()()かよ……驚かさねえでくれよな」

「なんだとはまたご挨拶だなあ……それに何度も言うが、僕は()()ではないよ」


 ギルが教授と呼んだその男は、やれやれ、といった仕草で両手を上向きに小さく挙げる。


 彼の名は峰雲(みねぐも)。ヤドリギの治療、体調管理等を生業とする拠点着きの軍医とも呼べる人物だ。同時にタタリギの生態研究者でもある彼は、その博学さから定期的に行われるヤドリギ達へのタタリギの生態に関する知識共有を目的とした講義等も行っていた。

 軍医としてはともかく、その講義がことヤドリギ達の間から眠気を誘うと評判で、そこから"教授"というあだ名で呼ばれていた。


 斑鳩は彼に軽く会釈をすると口を開く。


「丁、丙型を始めとした所謂生体寄生型タタリギ。動物たる我々に寄生、支配下に置く事により光から得るエネルギーを必要とせず行動出来る――つまり……」

「流石斑鳩君だ。そう……君達が得ている式兵としての特殊能力は彼らタタリギと戦う為に調整されてはいるが、元を辿ればタタリギから抽出された成分を由来として構成された試薬、"A.M.R.T.(アムリタ)"摂取に依るものだ。つまり生体寄生型と呼ばれる丁、丙型に分類されるタタリギは、特異な力を得ていると言える状態だが夜間活動も可能……言えば君達ヤドリギに()()()()()()()()()()、とも言える存在だね。しかしそもそも一般人と式兵が寄生された際起こる変化としては……」


 徐々に早口になりながら終わる兆しを見せない彼から放たれ始めた講釈に、ギルはうんざりした表情で「分かった、分かった!!」と両手をかざして何とか割って入る。


「教授、ここは教壇じゃねえ!ったく、講義ならまた受けに行く、行くから今日のところは勘弁してくれ、任務開けでこっちも少々疲れてるんだ」

「……ん?ここからが面白いところなんだが……ああいや、これは失敬、確かにギルバート君の言う通りだ。ああ、それにしてもこういうところが僕が皆に疎まれ教授なんてあだ名を付けられる原因に……」


 尚も早口でそう言葉を括ると峰雲は腰に手を当て、はあっと大げさにため息を付いて見せる。


「それで教授、またなんで格納庫なんかに?」


 まあまあ、と斑鳩は峰雲をなだめつつ問うと、はっ、と彼は顔を上げる。


「……そうだった!いや、先ほど待機室で泉妻君に木佐貫君の様子を診る様に言われてね。あと斑鳩君僕は教授では……え?ああ、木佐貫君なら大丈夫だ、梟特有の疲労がより強く出てるだけだね。それで彼女達にはもう伝えたんだが、斑鳩隊の全員は2時間後に任務完了の報告とログの提出を兼ねて局長室に出頭命令が出ているんだ。珍しく僕も同席するように、と呼ばれているんだが……それを伝えにね」

「……全員で?」


「じゃあ確かに伝えたよ、時間遅れないようにね」と言葉を遺すと峰雲はその場を後にしていった。

 その背中を見つめながら自然と組んだ腕の片方を無意識に口元にやり、考え込む斑鳩。


 斑鳩は出頭命令はともかく全員、という内容に疑問が浮かぶ。

 本来戦闘ログの提出は作戦指令部にするもので、尚且つ提出の際は普段ならば部隊長を務める斑鳩自らと、ログの管理を行う式梟……つまりローレッタの二人だけで十分だったはずだ。局長室に直接、さらには部隊全員でとなると彼自身も経験の無い事だった。


「……全員での出頭……イカルガ、何だと思う。俺達、何かやらかしたとかか?」


 そんな様子を見ながらギルは斑鳩に視線をやる。「どうだろうな」と目線は格納庫内をゆっくりと見渡しながら彼は続ける。


「ログの提出も兼ねて局長室へという事は、作戦部のお偉いさんもそこに居るんだろうな……ログはまあ、手間を省くため持ってこいってとこだろう。教授……峰雲も呼ばれている。それに加えて、局長だ」

「そいつは中々な面子の三者面談ってヤツになりそうだな……」

「……ギル、あれを見てみろ」


 ふいに斑鳩は何かに気付いたという表情で格納庫内を見渡していた眼を止め、ギルに視線を促す。

 彼に促されるがままギルは目をそちらにやると、格納庫の隅に落ちた影に紛れる様に、見慣れぬ型の黒塗りの装甲車が一台……しかも頑丈そうな、積み荷が外から見えないタイプのコンテナ型の貨物車両(キャリアー)を2台も連結している車両がひっそりと停車していた。


「なんだ、ありゃ……あんな上等そうなキャリアー付きの式兵装甲車……うちみてえな前線の箱舟(ハコブネ)にゃ珍しいな」


 ギルも怪訝そうに眼を細める。


「ちょっと暗いが、サイドハッチにある"マーク"、見えるか」


 さらにそう促す斑鳩にギルは「んんん……」と目をさらに凝らすよう細める。

 何とか白っぽい模様……イラストの様なものがぼんやり見えるが、ギルには細部までは確認出来なかった。


「いやよくは……見えねえ、が……部隊章か何かか?それがどうかしたのか」

「……"宿木(やどりぎ)"を模したエンブレムだな、あれは」

「お前よく見えるな、この距離で……なに?」


 ギルはまず斑鳩の目に驚きながら、そして続け様に細めていたまぶたを見開いて斑鳩に視線を向ける。

 "宿木"のエンブレム。それを部隊章として掲げる事が出来る唯一許されている組織。座学や講義を苦手とするギルにも流石に心当たりがあった。


「お、おいおいまさかだろ、アガルタからこの箱舟に何か来てんのか!?」


 ――ギルが驚くのも無理は無い。


 今、彼が口にした"アガルタ"。それはこの時代における、人類世界の中心――楽園、理想郷、堅牢なる英知の都。

 様々な例えで呼ばれるそこは、まさに人類にとっての()()()()であり、タタリギに対抗する技術の全てを生み出した場所だ。


 前線を担う斑鳩を始めとした面々が守る各方面のA.R.K.を総括、管理している都。

 そこは末端の彼らが暮らす場所とは比べ物にならない程の文明が保たれ、人類に対する天敵であるタタリギから、前時代の記録、文明、そして知識――つまり対タタリギを滅する為、最先端の研究が今も尚行われており、それらを守るために存在している軍事都市とされている。


 "宿木"――本来の植物の()()をモチーフとしたエンブレムは、 そこに所属するエリート中のエリート達にのみ掲げる事を許された、最終防衛拠点アガルタを象徴とする栄誉の(しるし)だ。


「ああ……俺も実物を見たのは初めてだけどな……だが間違いなく、あのアガルタからこんな辺鄙(へんぴ)な前線まで、何かがやってきたってわけだ」

「そしてお偉いさんが集まるであろう局長室に、俺ら全員が出頭という異例の呼び出しか……関係があるのか?」

「……どうだろうな、だが部隊全員局長室に出頭ってのはあまり聞く話じゃあないな」


「ふむ……」と何やら思惑を巡らせながらギルは両手を組む。

 そこへ、整備班の一人がタイミングを見計らったのように声を掛けてきた。


「装甲車の点検と、格納された武器の確認が終わりました。お二人の撃牙……及び式隼さんのマスケットですが……若干の疲弊が見られるので、調整の為にも武器整備班に回そうと思うんですが……」


 斑鳩とギルは資料を忙しなくパラパラとめくりながら問いかける彼に「頼む」とそれぞれ言い伝えると、おもむろにアガルタからの来たと思しき装甲車について質問を投げかけてみた。


「……あの装甲車ですよね。あれはに関しては我々の班も一切近付くな、関知するなという通達がありまして」


 彼は申し訳なさそうにそう答えると「この格納庫に入庫する際も、あのサイズのコンテナを楽々に牽引してましたからね……すごい馬力ですよ」「うちにも回して欲しいですよね……」とたわいのない会話を続ける。それを遮り、斑鳩が入庫直後の話を聞こうとするも、彼はこう答えた。


「あれが到着したらすぐに格納庫、人払いされちゃいましてね。だからボク達もどんな人が乗ってたかとか、何が運ばれてきたのかとか、全然わからなくて……申し訳ないです」


 そう答え、彼は引き続き仕事に戻ると告げ、軽くお辞儀をすると斑鳩達を背にした。


「ま、そりゃそうか……仮にもアガルタから、となるとかなり重要な何か、なんだろうしな……」


 ギルは納得、といった面持ちで腰に手を当てる。斑鳩も「そうだな」と頷きながら、格納庫から拠点内に続く扉へと踵を返す。


「そろそろ行こう、ギル。ローレッタを詩絵莉に任せっきりにするのも悪いしな」

「ああ、そうだな。そろそろ木佐貫も目ぇ覚ましてる頃かもしれん……一応、アガルタの話もあいつらにしとくか?」

「そうだな……しかし拠点内でわざわざする事もないだろう。出頭まであと1時間半以上あるな……ローレッタが目を覚ましたら一度"積み木"に戻らないか」


 斑鳩が言う"積み木"とは彼らヤドリギが住まう居住区の通称だ。

 中央軍事施設の敷地内端――貨物運搬用のコンテナが文字通り積み木の様に積み上げられており、ヤドリギの多くはそのコンテナハウスとも言える住処に身を置いていた。そこには同じくコンテナを加工したシャワー室や風呂場等も存在し、ヤドリギ達が激務をひと時忘れ、休養をとれる場所でもあった。


 一般民間人の出入りも許可されており、中にはコンテナを借りてヤドリギ達を相手に商売の真似事を行う売店の様なものまである。


「そうだな……じゃあ俺も一旦、あいつに顔を見せに戻ってもいいか?15分以内に斑鳩の部屋へ向かうからよ」

「ああ、やっと最近稼ぎも良くなってきたし……コーデリアに今度旨い物でも買ってってやると伝えておいてくれ」

「よせよ、俺の稼ぎだけで十分さ。ま、でも確かにそうだな……久々に売店で何か土産でも買って戻ってやるか」


 彼が言う"あいつ"……斑鳩が呼ぶコーデリアとは、ギルの実の妹だ。彼は唯一の家族である妹を守り、養うためにヤドリギへと志願していた。


 ヤドリギにも労働の対価、平たく言えば給料としてA.R.K.全般で使用できる通貨が支払われている。

 当然より成果を上げ、出撃回数が増えれば増える程その収入は上向いて行く事になるのだが、以前のギルは武勲を焦るあまり、無茶で独りよがりな戦い方を選んでいた。――それこそ、同僚の狼同士で連携取る等も考えた事が無い程に。


 その狼としての同僚の一人が斑鳩、だったのだ――。

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