何の色にも染まらない
黄昏の時間に一つ問い
「あなたは何色が好きですか?」
世界は色で溢れていて きっと名もない色が沢山ある
でも気づかれる前に覆われて 見えなくなる
どうせみんな「右へ倣え」!
自分の色なんて持たない方が 楽だと知っているから
そんなの綺麗でも何でもないのに
だから私は 何色にも染まらない黒が好き
自分が自分でいられるから
どんな出来事も受け止められるから
けれど時々何かに染まりたくなる
こんな私を受け止めて
色と色とが出逢ったなら きっと新しい色が生まれるだろう
この僕らの出逢いに意味があるというのなら
みんなに言うよ「十人十色」!
自分の色が何処かへ流されて消えてしまうその前に
君の色をまた見失うその前に
だから僕は 何色にも染まらない黒が好き
自分が自分でいたいから
君を見つけたとき 受け止めたいから
けれど影の黒じゃなくて夜空の黒
きっとまた逢えるよ
どんな色にも存在する意味があって
この世界のどこかに足跡を残す
気づいてくれるよう願っているんだ
何色にも染まらない黒ならば
変わることなくまた逢える
右へ倣うだけが世界の在り方じゃない
だから私は(僕は)何色にも染まらない黒が好き
自分が自分でいられるから(いたいから)
どんな出来事も受け止められるから(君を受け止めたいから)
けれど時々何かに染まりたくなる(影じゃなくて夜空)
こんな私を受け止めて
きっとまた逢えるよ
きっと、また...