表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

何の色にも染まらない


黄昏の時間に一つ問い

「あなたは何色が好きですか?」



世界は色で溢れていて きっと名もない色が沢山ある

でも気づかれる前に覆われて 見えなくなる

どうせみんな「右へ倣え」!

自分の色なんて持たない方が 楽だと知っているから

そんなの綺麗でも何でもないのに


だから私は 何色にも染まらない黒が好き

自分が自分でいられるから

どんな出来事も受け止められるから

けれど時々何かに染まりたくなる

こんな私を受け止めて



色と色とが出逢ったなら きっと新しい色が生まれるだろう

この僕らの出逢いに意味があるというのなら

みんなに言うよ「十人十色」!

自分の色が何処かへ流されて消えてしまうその前に

君の色をまた見失うその前に


だから僕は 何色にも染まらない黒が好き

自分が自分でいたいから

君を見つけたとき 受け止めたいから

けれど影の黒じゃなくて夜空の黒

きっとまた逢えるよ



どんな色にも存在する意味があって

この世界のどこかに足跡(あしあと)を残す

気づいてくれるよう願っているんだ


何色にも染まらない黒ならば

変わることなくまた逢える

右へ倣うだけが世界の在り方じゃない



だから私は(僕は)何色にも染まらない黒が好き

自分が自分でいられるから(いたいから)

どんな出来事も受け止められるから(君を受け止めたいから)

けれど時々何かに染まりたくなる(影じゃなくて夜空)

こんな私を受け止めて



きっとまた逢えるよ

きっと、また...






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ