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二人の王子と皇子にキスさせて  作者: 坂下プリン
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プロローグ

ープロローグー


いつからだろう。

こんなに愛しいと思えたのは。

いつからだろう。

今人生の起こり得る全てを愛しいと思えたのは。

いつからだろう。

何度生まれ変わっても、どこの星に生まれても、どんな宿命に晒されても貴方さえいれば、笑っていてくれれば、それだけで本当に幸せだって言えるようになったのは。


貴方に出逢わなければこんなに辛い気持ちも、苦しい気持ちも、愛しい気持ちも、色んな感情を知れなかっただろう。

貴方はやっぱり世界で一番憎くて愛しい人。


どんな窮地に立っても貴方が好きよ愛してる。




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