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〜第4章〜傷
私達はついに体に傷をつけられるまで嫌がらせをされた。特に梓だ。私もそれなりに嫌がらせを受けていたが梓はピッチャーだった事によって嫌がらせがひどくなっていた。嫌がらせをしている方の先輩達に元ピッチャーがいて私達の味方の先輩達に元キャッチーがいたのだった。それに嫌がらせをを仕切っているのがピッチャーの3年生だった。
それから2週間私達は体にたくさんのあざや擦り傷があった。親や先生には練習でこうなったといつも嘘をついていた。あざができた理由は普通ならあたったらあざができるのが当たり前のソフトボールを10人位同時に投げてきたりバットでなぐってきたり時には骨に異常が起こることもあった。そんな時は味方の先輩達がすぐにばれないように病院に連れて行ってくれた。擦り傷はカッターなどを投げつけてきたりされてたからだ。ユニフォームに落書きがしてあったり日に日に嫌がらせはひどくなっていった…