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〜第2章〜後悔という名の過去
「後悔」それが私の頭の中に唯一の残っている言葉だった。私の名前は篠呑梓明るく毎日の生活が大好きだ!いや、大好きだったって言うべきか…
私は昔っから男っぽくやんちゃな子として生きてきた。自分の事も「俺」と呼び言葉使いも荒かった…でも、体は人一倍弱くいつも女の子みたいと馬鹿にされていた実際性格は男の子みたいで、でも体は女の子だった。
そんな俺は…いや、私は中学生になりソフトボール部に入った。部活に入ってすぐのうちは先輩達にもたくさん教えられて楽しく仲良くやっていた
でも、いつからかそんな平和な日々は消えていた……最初は自分を責めた。私が何かいけないことをしたのだろうか…それともこの体のせいなのか…すごく悩み困っていた
1年生でソフトボール部に入ったのは私ともう1人しかいなかった。2人とも経験者だけど1年生ということで先輩達にたくさんの事を聞いて上手くなっていこうと誰もが思っていた。だが、その考えこそが私の後悔だった…