3話 頭の住人は無視しよう。
「いやぁ……しかし大きい敷地だなぁ」
着替えを済ませ、来た道をモペット(注:エンジン付きの自転車)を漕いで戻りながら、遠く遠くの校舎を眺める。
この敷地がどのぐらい大きいかって?具体的に言えば遠目に見ても大きな校舎がいくつも建ってそれでもなお土地が有り余ってて、その余白に一般的な陸上競技用400メートルトラック3つくらいと30人同時プレー可能な屋外300メートルライフル射撃場ひとつと小型飛行機が発着できる小規模滑走路が造れるくらい大きい。………ピンとこない?でも僕『東京ドーム○個ぶん』っていう表現のが分かんない。え、関係ない?僕も思った。
「てか本当に射撃場あるよ。でも遠いな……」
敷地の外れの外れに弾止めの盛り土と射座が小さく見えた。盛り土の前には丸い的。今は授業中ということもあり誰もいないみたいだ。
そりゃ、行ってみたいかって聞かれたらそりゃあ行きたいけど……まあ許可がいるのは分かってるしね。まずは校舎の見学をしたいな。
しばらく進むと、ちょうど右手のほうにあのレンガ造の旧校舎が見えてきた。モペッドから降り、錆止め塗料の灰色に塗り潰されて放置されているカノン砲の砲尾に腰掛けてちょっと眺めてみる。
とても立派な3階建ての校舎ではあるけど、やはり放置されて長いのだろう。赤レンガのそこかしこが黒く煤けていたり、窓ガラスの割れたのがテープで継ぎ接ぎされたままになっていたり。建築の様式からしてさっきの小綺麗な理事長棟と同じくらいの時期に建てられたっぽいけど、やっぱ人が使わなくなった建物っていうのはどんどん朽ちていくもんだねぇ。
「………入ってみたいな」
『なら入ってみましょうよ』
いや、今行くわけじゃないけどさ。
だってそりゃあ今から本校舎の方を見学するんだから…………あれ?
…………僕、いま誰と会話してんの?
『んふ、んふふ!んふふー!ようやくお気付きになられましたか!!』
「………は!?」
振り返るとそこに、女の人がいた。深紅の髪とロングドレスを纏って。
『ひぁ!?ちょ、ちょっと待ってください!まだドレスのレンダリングが―――』
……………せ、盛大にパンチラしながら………………。
ちなみに黒のレースでした。
―――――――――――――――――――
『ふー。ラグ無し、3Dレンダリング良し。でも少しポリゴンの読み込みに時間かかり過ぎ……今度グラボ組み直そっと』
僕の目の前でボソボソとよく分かんない単語を連発する緋色の女性……この人こそさっきジルに話をするよう言われた、僕の持っている日本刀に憑依(というより内蔵?)している、狂気を司る女神『アテ』なんだけど。
たしかこの間、アテさんは自身の存在を2つに分けていた。片方は従来通り刀の中、もう片方は僕の存在に間借りする形で存在している。で、今朝はこの僕に入っている方の存在を利用して僕の体のコントロールを奪ったりして顕現してたわけだ。アテさんが居るのは外部から僕の精神への干渉を防ぐシステムの内側、アテさんいわく『防御の内側』なんだそうだ。
『クロ様!』
「はいはい」
テンションたかいなぁ。
『………興奮しました?』
「ぶっ!ちょっ……なぁっっ!?」
『んふー。いいんですよ正直に仰って頂いて』
「…………」
『というか頭の中完全に見えちゃってるんですけどね』
「なら言わせる必要ないでしょ!?」
『いやー何と言うべきか、クロ様から直接聞けたほうがそそるかなと。ふひひ』
もーやだ。恥ずかしい。
ものすごい整った顔立ちの、容姿で人を分けるなら間違いなく美女の括りに入るであろうアテさんだけど―――フヒヒって……ねぇ……。
『にしても、久々に外に立った気分です。どうも最近忘れられていたような気がして心配だったんですけど』
「立った『気分』?現に立ってるじゃん」
それがですねぇ、とその場でクルリと回ってみせるアテさん。体の回転にあわせてロングドレスがふわりと開いて、
と、そこで気が付いた。
「あっ」
『ね?』
隣にあったカノン砲を、ドレスの端がすり抜けたのだ。
カノン砲はさっき僕が腰掛けられたことから分かる通り質量のある実物。と、いうことは……アテさんのほうが幻影か?
『大正解です!さすがクロ様!』
「もー!頭の中読まないでよ!?」
『怒ってる姿もかわいい!』
調子狂うなぁ……。あと僕の周りを歩き回りながらカワイイ!って連呼するのやめて恥ずかしい。
で、頭やら顔やらも『撫でられて』気付いた。実体のない、僕にしか見えない(であろう)幻影のアテさんだけど、どうやら僕に触る事は出来るらしい。頭を撫でられても髪は全く動かなかったけど、温かい手に触られる感触だけは感じられた。
で、僕がそういうことに気付くと、僕の思考を読んだアテさんの表情がニンマリとしてくるんだ。どうやら当たりらしい。
「………僕の頭の中を見ないでって」
『しょうがないじゃないですかー。宇宙遊泳している宇宙飛行士に『宇宙を見るな』って言うのと同じですよ?』
「どうやっても見えるって意味?ならそういうのは目を瞑ればいいの」
『嫌でーす。んふふ』
……………………。
もういいもん。本校舎いこ。
黙ってモペットのエンジンをかけた。
さて、文明の力で一気に本校舎まで来たのは良いけども。
「アテさん。ここの角はどっちなの……」
『だから知りませんってばぁ……』
さっきからずっとこの調子である。
道に迷ったと言うより、道を聞くべき人がいないと言うべきかもしれない。それもそのはず、今は授業の真っ最中で、それはすなわち出歩いている人が極端に少ないという事でもあり。比較的大量の魔力を消費して人を探知する『魔力走査』はアテさんに止められて使っていないからハッキリとは分からないけど、この時間に出歩いている人なんて一人もいないのだろうか。
モペットも甲高い排気音がうるさいのでエンジンを切り、ペダルを漕いで狭い道を走るのも事故になりそうで気が引けたので数分前からは降りて押して歩いている。
「いま何時?」
『11時ですよ。宿を出てから3時間です」
「ありがと……休憩時間とか無いのかな」
僕の押すモペットの荷台に座るアテさんが首を傾げる。ちなみに今見えているアテさんは幻影であり質量という概念がないので、モペットを押す重さは無積載の時と変わらない。ついでに僕の脳の視覚野に直接アクセスして幻影を見せているそうで、つまり他の人からアテさんは見ることはできないらしい。
だから今誰かと会ったら僕は虚空に向かって一人で会話をしている怪しい少年になってしまうということで……それもそれでなんか嫌だな。
『それでしたら私に考えがあります!』
不意に僕の視界に四角い……なんて言うんだっけ。あ、ダイアログボックス?が表示された。パソコンなんかで出てくる、メッセージが表示されるウインドウだ。
「なになに?『次のプログラムにこのコンピュータの変更を許可しますか?』…………」
『私と24時間リアルタイムでメッセージ交換できるアプリです!実装しましょう!』
「しません。それと僕の中でパソコン作って遊ばない!変な機能を実装しない!」
『ちなみにOSはWind○ws7です!』
「唐突に怒られるような事いわない」
『64bitです!プロフェッショナルエディションです!』
「あのね―――――」
その時だった。
複数の校舎が密集している本校舎エリアの中、僕らがいる校舎のすぐそばにある塔………塔というよりは櫓といったほうが適切かもしれない。
とにかくその高く上に細長い建造物のてっぺんにある鐘が、鳴った。
『………教会の鐘みたいな音ですね』
「メロディーとかじゃないみたいだね。お、10回鳴って止まった」
『クロ様、なんだか騒がしくなってきましたよ!』
ドアを開ける音や人の声、バタバタとした大勢の足音。どうやら授業が1コマ終わり、休憩時間に入ったらしい。これはチャンス。
「そこら辺で誰かちょうど良さそうな人いないかなぁ」
『間違いなく注目は集めてるみたいなんですけどね。イマイチ寄ってきませんねー』
そう、アテさんの言うとおり、間違いなく僕は注目を集めている。集めてはいるものの、どうも遠巻きに僕を眺めているだけで近寄ってくれる気配がないというかなんというか。そんなに悪い感じの視線じゃないんだけど………。
『どうします?ここは恥を覚悟で突撃しちゃいます?』
それもいいかなぁ。
早いとこ誰か暇してる先生を捕まえて校内見学をしてみたい。先生が見つからなければアテさんと二人(?)で回ってみるってのもまあ、悪くはない。単純に話し相手が確保できて退屈しないという点で。
『待ってくださいクロ様。私の存在意義それだけですか?』
いまんところそれだけです。それが何か?
<[ (´・ω・`) ]
ピロリン!と軽快な通知音とともに僕の視界の端に表示された顔文字。また無駄に芸の細かいことをする………って、さっき言ってたメッセージ交換アプリとやらじゃないのか?これ。どうやら僕が承認するまでもなく実装されてしまったらしい。
ダイアログボックスの意味とは何だったのか。どうせアテさんに聞いたところで『雰囲気です!』とか言われそうだから言わないでおこう。
<[ご名答(≧∇≦)b さすがクロ様わかってる!]
………無視することにした。
さぁて、困ったぞ。行くべき場所が本当にわからない。
これじゃあ校内見学どころじゃないよ。せいぜいが道に迷ってよくわからないまま一日を終える感じになってしまう。ワガママ言って出てきたのに、それじゃいけない、それじゃ―――――
「ねぇねぇ、ちょっといいかな!」
「はい?――――わっ!?」
肩を叩かれて振り返ると突如、目の前で弾ける閃光。
何だ何だ!?
「あはは!いい顔。いきなりごめんね」
そこにいたのは一人の少女。
身長は僕より少し高いくらいで、手には蛇腹式の写真機。どうやらさっきの閃光は、この大きな写真機に取り付けられたストロボが発した光であるようだった。
なれた手つきでストロボ装置のフラッシュバルブ(使い捨て式なので交換する必要があるのだ)を取り替えながら少女が続ける。
「あたし、高等部のアンナ・パブロワ!レガルド学園写真部所属だよ。あなたは?見慣れない顔と服装だね」
「ぼ、僕ですか?えーっと………クロです」
「ほうほう」
ポケットから手帳を取り出すと、そこに鉛筆で素早く何かをメモ。写真部とは言っていたけど、なんだか装備と仕草から見れば純粋に写真を撮る写真家より新聞記事のネタを集める記者さんに近い気がする。
着ている服は動きやすさを重視しているのか、上はカッターシャツにネクタイ、下はぎりぎり膝丈のプリーツスカート。革が張られ、角を金属のバンパーで補強された重そうなカメラバッグも肩から提げている。
「ねぇクロちゃん。ところでちょっと聞きたいんだけど、どうしてさっきからそこらでキョロキョロしてたのかな?あ、別に責めてる訳じゃなくてさ」
「え?――えっと、校内見学をしたくて」
「ほうほう。許可状は?」
「これですか?」
来る前にジルに渡されていた名札のような許可状をアンナさんに見せた。表に正門で警備をしている守衛さんのスタンプと、学園の理事長であるレミリアさんのスタンプがそれぞれ押してある。これを首から下げていれば堂々と学園敷地内に入っていけるってわけだ。
「うん!ありがとう。実は昨日ホームルームで通達があってね?エラい人が来るから失礼の無いように、って」
「ははは……偉い人だなんて、そんな」
「それで今朝見ちゃったんだよねー。猫を抱っこした黒髪のカッコいいお姉さん!」
「………………」
そりゃうちのジルさんです。
「あれ?でもキミちょっとあのお姉さんに似てるねぇ。もしかして妹さん?」
「さあ。わかんないですね………あ、あと僕は男ですからね」
せめて弟さんって言われたら頷かなくもなかった。
どうしてみんな女と間違うんですかね。
<そりゃどっからどう見ても女の子ですしおすし)
うるさいぞアテさん。
「そ、そうなの?ごめんごめん―――でも例の通達とは無関係ではなさそうだね。はは、これはラッキーだなぁ!ちょうど取材しようと思ってたとこだったんだ」
エラい人って言われてるのに取材するのか。
豪胆というか何というか……どうもこのアンナさんというのは勢いがものすごい人で、さっきから圧倒されっぱなしだ。
「じゃあどうしよっかなぁ……そうだ、校内見学なら職員室まで案内するよ!手空きの先生が案内してくれるはずだから。で、あわよくば、あたしもそれに同行して取材する形で―――」
「!」
先生に案内してもらう。
一瞬それを聞いてノってしまいそうになったけど、よく考えてみるとこれはマズい。
何でってつまり、さっきまでのアンナさんの話からするに僕が校内にいることは全先生に知れ渡っている可能性が高く、また偉い人云々……と昨日の時点で通達があったそうなので、僕の正体も先生にある程度知られている可能性すらある。これについては先ほどレミリア王女が僕の正体を機密扱いにして広まらないようにするって言ってたけど、たぶん漠然と『超偉い』くらいには伝わってるはずだ。そうじゃなければホームルームで通達なんかあるもんか。
「待ってください………アンナさん」
「お!なに何?どうかした?」
「ちょっとお願いがありまして」
僕は案内される側だから結構気は引けるんだけど、思いきっていろいろ注文してみた。
「その、案内はアンナさん一人にお願いして、先生はシャットアウトして校内の見学をさせて頂けないでしょうか?もちろん取材とやらには可能な限り応えます」
「ふんふん。つまり私とクロちゃ……クロくん二人で校内を回ろうってこと?」
「そうです」
それを聞いたアンナさんはニンマリと笑い、
「うんうん、なるほどなるほど、そうかそうかぁ!」
革のケースに蛇腹を折り畳んだカメラを収め、
「よーっし、じゃあまずは本校舎1階から行こう!」
「わぁ!?」
ぐいっと僕の手を引き、軽快な足取りで校舎へと連れて行く。
なんか奇声を発してモペットから飛び降りたアテさんも僕に纏わりつきながら付いてきた。曰く、僕と無許可で触れ合うのはイカンと。知らんわそんなの。いつ施行されたんですかそんな法律。
ま、そんなどうでもいい事は放っておいてと。
さーてさて、ようやく楽しそうになってきたぞ!
「――――で、平たく言えばレガルド王国は私達を雇って繋ぎ留めておきたいと」
「ええ」
「しかし衣食住のうち衣と食は何とかなりますが、住は如何ともし難いかと。戸籍もなければ保証人もいませんのでねぇ」
組んだ足をゆらゆらと揺らし、小皿の上の菓子の一片をフォークで弄びながら、眼の前の第3王女を見据えたジルが言う。
パイ生地の下のカスタードクリームにたっぷりと透明なシロップを絡めて、しかし口には運ばずに、とろりとしたシロップがフォークの銀色を覆って艷やかになっていくのをさしたる感慨もなく眺める。
「その点はご安心していただいて結構ですわ。神族であられる貴方がたを無下にする事は王家としても本意ではありません」
「………」
切った菓子を口に運ぶ。シロップとクリームがどこまでも甘い、そこそこ好みの味だった。
「………では、軍と同行してマスターが負傷したことの始末は国からの住環境の提供という形で帳消しということで。無論、可能な限り目立たずにお願いします」
「しかしクロ様のお怪我は………」
「ですから、マスターについてはご心配なく」
「……………………」
静まった部屋でしばらく、ジルの手にある銀のフォークがパイ生地を破る音だけが響いた。
「人間と同じ尺度で神族を考えないことです。それに昨日のは半分マスターのミスですから」
濃いコーヒーを一口飲み、続ける。
「……あれは痛覚を遮断していなかっただけです。腕ぐらい何本飛んでも平気なのに痛みの感覚は人間と同一ですから、痛みのショックでパニックを起こしたようでしてねぇ。本来ならあれぐらいで戦闘能力を失う事はありません」
「は、はあ……」
少し冷めたコーヒーを今度は飲み干した。
「マスター曰く、“永遠の生とは即ち死”。……無論、死は生たりえませんが」
あくまで死は死であり、生ではないと。そうクロは主張する。
あの最高位の武神の言動は基本的に子供らしいが、聞き手を混乱させたいかの様に時たまそうした悟った様なことを言うのだ。
「私はそうは思いませんが、この辺りはマスターも永く生きているので経験則というか、経験者は語るといった所でしょうかねぇ………」
「………ジル様は、どうお考えなのですか?」
純粋に気になっただけなのか何なのか、思わずそう聞いてしまったらしいレミリア王女にジルは笑みを向け、答える。
「そんなの決まってるじゃないですか。マスターと永遠に一緒に居られるんですよ?しかも容姿を保ったまま!………ま、道理から外れてはいますが。私は素晴らしいと思いますよ」
「………」
半永久の命の、大きな大きなメリットだ。ジルにとってはデメリットよりも遥かに大きな。
仄暗い光を僅かに湛えた眼を伏せたジルが、最後の一片になり、散々フォークで弄んだ菓子にフォークを静かに突き立てる。
「で、私の大事な大事な―――“食べてしまいたいぐらい”大事なマスターと暮らす住まいですので、少々高い要求をさせて貰いますが。良いですかね?」
「え?……え、ええ。勿論ですわ」
「それはよかった」
ジルがニッと笑う。
菓子を口に放り込み、唇のシロップをチロリと舐め取った。
そしてフォークを乗せた皿をテーブルに置くと、満足そうに息を吐く。
「御馳走様。美味しかったです。これは何というお菓子なんですか?」
「ガラクトプレコというものですわ。古くから周辺諸国で食べられている菓子でして、特にレガルド王都の菓子職人が作るものは特上と言われておりますの」
「ほう」
「よろしければ、後ほど幾つか包ませますので。クロ様にも是非」
「それは有り難いですねぇ。きっとマスターも喜びます」
「ふふ。では、そのように」
当事者のいないまま、当事者の知る由もないまま、和やかな雰囲気で、会話は弾んでいく――――。
そのころ本校舎、
「へくしっ!」
<風邪ですかクロ様?)
「ぅー……誰か噂してんのかな」
「どうかした?」
「あ、いや。何でも」
当事者はやはり、何も知らないままだった。
最近Windows7(Starter)だった僕のFRONTIER製ネットブックをWindows10にアップグレードして感動してます。何がすごいって機能がすごい。低スペックでもヴァンヴァン動いてくれるのが何より嬉しいです。
まあハードがスペック低すぎて写真編集ソフト動かなかったりWoT Blitzが動かなかったりと少々不便な面もあるんですがね………。ネットブックにそこまで求めちゃいけない(戒め)
そして更新がんばります……(小声)
あと某友人峰原、自衛隊入隊おめでとうござります。まあ向こうでもお体に気を付けて頑張り申してくだされ。うん。




