三日月の夜に
いつもの道を歩く
三日月浮かぶ 20時
孤独の夜
三日月を見上げながら
君のことを思い出す
大好きだった君
愛していた けど
気づいたら
お互い別の誰かを見つめていた
だからあの日
今日のように 三日月浮かぶ下で
君とさよならをした
君は悲しそうな顔をして
静かに頷いた
私は泣きそうになりながら
けれども 君に涙を見せたくなくて
涙が溢れないように 夜空見上げて
そこにあったのが 三日月だった
最後に君と手を繋いで 歩いた帰り道
無言で 気まずくて
目の前の分かれ道 ここでお別れ
繋いでいた手を離す
もう 離さないといけない
なのに 手を離せない
君も手を離さない
離したくない けど もう離さないといけない
私も君も新しい道が 目の前に広がってるから
君の手を するりと離す
「ありがとう」
微笑んで 私も君も
瞳は涙で揺れていた 私も君も
別々の道を行く
少し歩いて 私は我慢していた涙をこぼす
いつもの道を歩く
三日月浮かぶ 20時
孤独の夜
三日月を見上げながら
君の幸せを願い
頬を濡らす……