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15話

 紗夜が去ってから俺たちは、数分して教室を後にした。

 教室を後にしてから、楠木から猛烈な質問攻めがきた。


「三神くん、山本さんとどういう関係なの?山本さんになにかしたの?」


 楠木からすごい圧がかかった質問をしてきた。

 俺は、一切の心当たりがないのでどう返していいのか困っていた。


「ねえ、時雨ちゃん山本さんが出てっちゃった原因って私達にあると思うんだけど?」

「あっ」


 奏での一言で冷静になったのか、質問攻めは落ち着いた。

 だが奏が言った、奏たちになんの原因があるのか……。


「うーん、ボクたちに原因か、もしかして三神くんといたから?」

「時雨ちゃんそれありそうだね」

「いやいや、なんでお前らといただけで、紗夜があの場から出ていったんだ?」


 俺は、わけが分からず、楠木と奏でに質問した。

 俺と紗夜は幼馴染、ただそれだけの関係のはずだ。なのになぜあそこから勢いよく出ていったのか……。

 

「それは、そうだね」

「えっ?」


 楠木も同じくわかってない様子だった。だが、奏はなにが原因かわかっているみたいな反応をしていた。


「奏ちゃんわかったの?」

「あれ、時雨ちゃんはわかってないの?」

「わけがわからない」


 奏だけわかっている感じで話が進んでいる。

 完全に俺と楠木は、置いてきぼりになっている。


「そっか、そっか、なら私はここでさよなら~」


 それだけ言うと奏は、ささっとどこかへ行ってしまった。

 取り残された俺と楠木は、どうしていいかわからずにいた。


「どうしようか、三神くん?」

「帰ろう、じゃあな~」

「えっ三神くんボクと今日も一緒に帰るんじゃないの?」

「誰が帰るか!」

「ボクと三神くんは友達だよ?」

「友達じゃない!」

「ふふっ照れちゃって」


 その後結局家まで強制的についてこられ一緒に帰る羽目になった。


1週間後


「結局わからなかったな」


 俺はこの1週間少し紗夜の様子を遠目でみていた。昔と変わってしまった幼馴染が今はどうゆうにいるのかそしてどうして変わってしまったのか、今更ながら俺は気になってきた。

 それに………


「どうして、俺と目を合わせようとしないんだ?」


 1週間もあれば、何度か紗夜と目が合う機会があった、だがそのすべて目をそらされてしまった。


「すごい真剣な表情で山本さんを見てるね三神くん」

「別に真剣にみてるわけじゃなく、ただ気になるんだよ、幼馴染が変わった理由。というかさり気なく横から話しかけてくるな」

「いいじゃないか、ボクと三神くんの仲じゃないか」


 なんかやたらと、余裕ぶってる感じが妙にイラつく。

 楠木は、この1週間、奏でに言われた通りクール?みたいな感じで来るようになった。その間に楠木と奏には、俺と紗夜が幼馴染だと言うことも伝えた。


「それで、進展はあったの?」

「いや、何も」

「そっか」


「ならさ、今日山本さんに直接聞いてみればいいじゃないの?」

「やっぱりそれしかないよな」


 正直手詰まり感はあった。

 これ以上は、おそらく何やってもわからないだろう。


「聞きに行くか」

「そうだよ!」


 なぜ、楠木はこなんにやる気がるのかわからないが俺は、紗夜に聞きに行くことにした。


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