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砂漠の織り手  作者: 葉月秋子


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 しかし、その三か月後。


 南の部族の本拠地のオアシスが襲われた。


「王国兵たちがいきなりオアシスの村を襲ったんだ」

「主力の男たちが交易に出たすきを狙って」

「目的は若い女と子供。男と年寄りは皆殺しだった」


 戦の先触れも、降伏の勧告もなく。

 ただ野盗の群れのように、いきなり襲い掛かって、村を全滅させたのだと。

 王国兵たちはそのままオアシスに居座り、さらなる遠征の準備をしているという。


 アムラート王国が、本気で砂漠の民を迫害し始めたのだ。


「魔力を持つ奴隷を欲してのことか。

 王国の魔導士ども、よほど切羽詰まって来たと見える」


 魔力を持つ子が生まれない。

 古の魔道帝国の末裔を掲げるアムラートにとっては呪いとも言える重大事だった。

 かつてミーアの母たちを攫ったように、再び魔力持つ砂漠の民に目を付けたのだ。


「タイガにはまだ話すでないぞ。傷にさわるでな」


 あの子はターキルの街で行商をしていた父と事件にまきこまれたのだが、オアシスの村には、まだ家族や親族がいたはず。


 村が全滅したと知れば、どれだけ衝撃をうけることか。


 

 


 

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