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妄想は最強  作者: アルパカ大好きっ子
1/1

異世界最強物語

第1章 第1話

〜異世界到達〜

俺は今危機に瀕していた。

「はぁ はぁ

何で俺だけこんな目に合わなくちゃいけないんだ」

走る足を止めずに真は言った。

振り返ると、真を追いかけている奴が笑いながら

「おい、いつまで鬼ごっこを続ける気だ?」

と、言った。

その時、真は足がもつれてしまい転倒した。

「やばい、 捕まる」

そう思い死を覚悟した途端頭の中で誰かが俺に話しかけてくる。

「スキルを手に入れました発動します!」

こうして俺は、初めてスキルを手に入れた。





俺は伊藤 真 高校3年だが俺のモットーは、無難に過ごすなので特に何も考えてずにだらだらと日々の学校生活を送っていた。

今日も1人自分の机でだらだらしていると、

こっちに近ずいて来る2人の人物がいた。

「佳奈と大河か、何の用だ俺は今絶賛のんびり中なのだが」

こいつら朝霧佳奈と進藤大河は幼稚園から今まで同じ学校に通ってきた幼馴染である。家も3人隣同士でよく学校以外でも見かけることは少なくない。

「だらだらしてるだけだろ佳奈もなんか行ってやれ」

と、大河は笑いながら言っていた。

すると

「真はすこしでも良いから周りに興味を持ったほうが良いと思うよ」

と佳奈も言った。

「結局用件はなんだよイチャイチャしたいのだったら他所でやってくれ」

と俺は言った。

実はこの2人高校から付き合っている。

そのことを初めて聞いたときは焦った。

焦って

「リア充は死ね」

と大声で叫んでしまった。

それもこれも懐かしい思い出である。

話を戻すと今日は部活がないから久しぶりに3人で帰ろうとのことだった。

「却下だ今でも暑いのに2人の近くにいたら暑さで体が溶けるかもしれん」

「大丈夫だ真溶けたら俺が冷凍庫にでも入れて凍らせてやるから安心しろ」

俺は放課後になった瞬間素早く帰れば良いんじゃねと思っていた。

しかし甘かった帰ろうとしたら先回りされていてすぐに捕まった。

「真、何年俺らがお前と幼馴染やってると思ってるんだ」

「そうだよ逃げ切れると思わないほうが良いわよ。真は結構単純なとこあるから簡単に思考が読めちゃうしね。」

しかし他人から見たら3人で帰る光景ではなく、単に俺が連行するだけに見えてるらしくすれ違う人に哀れみの目を送られたことで、より反抗心が無くなった。

帰ってる途中コンビニによって各々が好きなものを買いコンビニを出ようとした瞬間足元が光りだした

そして次に目を開けたら俺ら3人は見知らぬ人々に囲まれていた。

その者たちに聞くとここは元いた日本ではなく

異世界に来てしまったらしい

話を一通り聞くと、召喚者は少なからず1つは自分だけのスキル(ユニークスキル)を持っておるらしく

ステータスカードを渡され自分のステータスを確認していく。



名前:伊藤 真

性別:男

魔法:無し

スキル:異世界言語・文字

攻撃:10

魔法攻撃:10

防御:10

魔法防御:10

と書かれていた。

「あれユニークスキルが無い?なんだ絶対1つはユニークスキルつくとか言ってたのはデタラメだったのかな。」

そう思い他の2人のステータスカードも見せてもらった。



名前:進藤 大河

性別:男

レベル:1

魔法:無し

スキル:異世界言語・文字 オート体力回復 物理攻撃耐性

ユニークスキル:一刀両断

攻撃:200

魔法攻撃:100

防御:200

魔法防御:100



名前:朝霧 佳奈

性別:女

レベル:1

魔法:火属性魔法 水属性魔法 風属性魔法 地属性魔法聖属性魔法 闇属性魔法

スキル:異世界言語・文字 オート魔力回復 魔法耐性

ユニークスキル:魔法合成

攻撃:50

魔法攻撃:250

防御:80

魔法防御:200


「嘘だろ俺こん中で一番雑魚じゃねーか」

「大丈夫真は、俺たちが守ってやるよ」

「そうだよだから気にしないで」

だが真達を呼び出した奴らは、雑魚には用がないと良い俺をどこかの森に転移させやがった。

そしてそのまま俺はその森を歩き続けた結果冒頭の展開になってしまったのである。




そして現在 スキルを発動したことを悟って真を追いかけていた奴は姿を消した。

「死ぬかと思った。ちなみにどんなスキルを手に入れたんだ?」

ステータスカードは強制転移させられた時からずっと握っていたので確認することができた。


名前:伊藤 真

性別:男

レベル:1

魔法:無し

スキル:異世界言語・文字 時間延長

ユニークスキル:妄想反映

攻撃:10

魔法攻撃:10

防御:10

魔法防御:10


「俺にもスキルが手に入った。」

そう嬉しがっていたがこの能力のせいで、この先どんな苦難が待ち受けているかは、この時の真には知る由もなかった。

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