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エンドレス・メリーゴーランド

作者: あこ

「あのさ、そろそろ機嫌直して頂くわけにはいかないかな……?」

女は柵の向こう、男は柵の前。その立ち位置を異にしていた。

「俺に何か問題があるならいっそ教えてくれ。もう何も怖くなんかない!!」

男の言葉に耳を貸す様子はない女。男の方はタイミングを見計らって説得を試み続けている。そうしないと、女に男の声が聞き取りにくくなると思ったからだ。

女はプリンセスよろしく、白馬に跨って男に歩み寄ったり離れたりを繰り返している。

かれこれもう3時間は馬の上。女はとっくに限界が来ていてもおかしくない。

「もう止めよう! 別の場所でゆっくり話そう! 遊園地も閉まるし、ね!」

男の懇願も聞かず、再びその距離を離した。

夕暮れ時の遊園地。片田舎のテーマパークに人気はほとんどいない。

「あの、お客さん……そろそろ閉園の時間が近いのですが……」

近くに立っていた白服の係員も女に話しかける。男は申し訳なさそうに頭を下げる。

係員もこの3時間は忍耐の時間だった。ひたすらにボタンを押し続けていた。

女の居る場所、それはメリーゴーランドの上だった。



――エンドレス・メリーゴーランド――





男と女の付き合いはまだ半年程度。まだまだ初々しい時期と言える。女は大学を卒業して最初の春。就職せずに専門学校に進んで勉強をしている。

男は社会に出て数年の人間だった。不規則なシフトで働いているが、何とか女のためにと時間をやりくりしている。数少ない時間を埋めるために、つい1か月ほど前に同棲も始めた。

この日は久しぶりにデートがしたいという女の要望に応えて、男が遊園地に連れてきたのだ。閑散とした場所だが、むしろ静かな所でいいと女は喜んでいた。家以外ではなかなか時間の合わない二人だが、それでもこうやって会う機会を作るようにしていた。遊園地も楽しい1ページになるはずだった。

事実、女は色んなアトラクションも楽しそうに過ごしていたし、男もその様子を見て笑顔を見せていた。

演技という可能性を除けば、男には女が怒る理由が全く分からなかった。


女は突如としてメリーゴーランドに乗った。そのあまりに異常な光景に男は何も出来ずに佇むのみだった。しかし、しばらくすると運転が止まり、入れ替えとなるので、降りてきてから話を聞けばいいと考え、じっと回転木馬たちのワルツを最後まで見守っていた。

だが、女は降りることはなかった。最初に選んだ白馬に跨ったまま、不動の女と化した。

最初は数分で降りてくるだろうと思った男だが、数十分経ってもその気配はなかった。

食事や水分補給もしたくなるだろうと思ったが、用意万端な女はバッグからミネラルウォーターを取り出し、飴を舐め始めた。

トイレに行く気配すら見せないその姿に、男はおろか周りに居た人々も圧倒されていた。

無理に柵内に入って女を引き下ろすことも出来ただろうが、柵に近づくと女から一喝された。男にはその場で声を上げる以外の手立ては残されていなかった。


○○○○○○



「なあ? どうして怒ってるのか、教えてくれないか?」

男は女に問う。しかし、女は顔色一つ変えず、不動のまま廻り続けていた。かれこれもう30分はこの状態が続いている。客がいないため、運行上は問題になっていないが、それ以前にこの行為自体が問題だ。

係員の男も、どうしてよいかわからず、右往左往している。どんな企業のトラブルシューティングにも、このような事例はないだろう。

「わかった、俺が悪かったよ! きみに秘密にしていたことも全部言うからさ!」

ついに男が切り札を使用した。自分の罪を告白し、懺悔し、原因不明の怒りを解こうというのだ。これには少し女の表情が動いた。やはり何か男について感付くところがあったのだろうか。

「じゃあ、言うから。何度も言えないからよく聞いてくれな?」

何度も言えない秘密とは何か。係員は気になったが、とりあえずこの場が収まるのであればどんな秘密でも構わないと思っていた。

「……言って、みなさいよ!」

女も声を大にして返事をする。その声に男は頷き、口を開いた。

「俺、実は君に隠れて“ある”ことをしているんだ! 君が愛しすぎて、君の使った食器とかをこっそりかじってたんだ!」

なんじゃそれ。係員の男の素直な感想だ。確かに少し異常かもしれないが、バカップルにはこの程度のことはあってもおかしくないだろう。少し行きすぎているが、問題はないように思えた。

「……そんなの、知ってるし! お箸とかすり減ってたから、すぐわかったよ!」

男の渾身の告白は既に女の知るところだった。かじる方もだが、把握している方にも一抹の恐怖心を感じざるを得ない。

「こ、これじゃないのか……? じゃあ……これか? 勝手にタンスの中身をいじりまわしたことか?!」

「それも知ってる! あんなにわかりやすく配置変えられてたらすぐわかるよ! 下着も微妙に色グラデーションさせたりさ! 何なの!?」

2つ目の告白もかなり衝撃的だった。告白をする度に、男の印象がざらっと変わっていくのを係員は強く感じていた。また微妙にグラデーションという技法を用いているところに一抹の不安を感じざるを得なかった。

「ぐ……! な、何って……ほら、鮮やかじゃないか……」

「うるさい!」

一喝。カップル100人に聞いても、きっと同じ反応をするだろう。ここまでの変態は久しぶりに見たと係員は思った。

うなだれる男に、慰めの一声をかけた。

「あの、頑張ってください……」

「……はい」

そう言ったものの、内心次は何を言うんだという一種の期待感もあったに違いない。



2時間経つころには、男の秘密の告白は10にも上っていた。

「こっそり女の靴の匂いを嗅いでいる」というものもあれば、「寝顔写真集を作っていた」という仰天ものの告白もあった。一番衝撃だったのは「女の血のついたティッシュをコレクションしている」という仰天ものの告白もあった。当然だが、集めたとしても何かお菓子や洗剤などの景品と交換できるわけではない。コレクトすることが重要なのだと男は熱弁をふるったが、係員にはよくわからなかった。

通常であれば、誰かかしらスタッフのヘルプが来てもおかしくはない状況だった。しかし、どこの施設も閑古鳥が鳴いており、自由に動こうと思えば動けるにも関わらず、一目見に来ることもしないというのは、きっと「関わり合いになりたくない」という思いからだろう。バイトの身分の係員に、どこまでも丸投げ。当然だが、係員も出来れば関わりたくないと、その日のシフトに恨み事を脳内で述べていたことだろう。

「じゃ、じゃあこれか?!」

次々と繰り出される男の切り札もとい変態告白。いよいよ係員も途中から内容の言葉面の把握は出来ても、理解はほとんど出来なくなっていた。それが普通の人間として当然なのだが、ことこの半径3メートルちょっとの円の中では、普通が異常という価値観に覆われていた。

今のところ、男の告白は全てレベルの高い低いはあるが、全て衝撃的なものとなっていた。そろそろ当たるかと思ったが、女の方が全て否定していた。

だとすれば、女の怒りの原因は何にあるのだろうか。今までの告白は、怒りの源泉に油を注いでいるようなものと考えられるが、源泉そのものには触れられていない。

「君が履き古した服や下着をこっそり回収して、切り取って集めているのは知っているのか!?」

「知ってるわよ! そんなこととっくに!」

ここまで来ると、逆に「なあんだ、そんなことか~」というようなことが原因のような気もしなくない。男がドツボにハマっているだけだと、係員としても思いたかった。思いこみたかった。

そこで、係員は男にアドバイスをしてみた。係員としても早くこの場を離れたいもとい収めたいという思いで一杯に違いない。

「実はたいしたものじゃないかもしれないですよ、原因」

「……そ、そう? 例えば何かあります?」

「そうですね……勝手に冷蔵庫の彼女のプリン食べちゃったとか、そういうものはどうでしょうか?」

「んなわけねーだろッ! おめーもプリンにしてやろうか?!」

今喋ったのは男ではない。女の方だ。係員にまさかの罵声を浴びせてきた。

「……すいません……」

理不尽だが、謝る他なかった。横で男が震えていた。女への恐怖だろうか。すると男は係員に向き直った。

てっきり女の罵りを彼氏として謝罪するのだと思っていた。

「おいアンタ! あの娘に罵られていいのは俺だけなんだよ! 何してんだッ!」

こちらも理不尽だった。本気で悔しそうな表情の男がそこにあった。係員はもう関わりたくないと心底思った。


○○○○○○



その後、色々ととんでもない話を切り出すも不発に終わり、結局冒頭の場面となった。

男と女に変化はなく、係員にも助けが来ることはなかった。閉園の時間は近く、係員としてもそろそろ力づくでも何とかしないといけないと思い始めていた。その時、女が久しぶりに口を開いた。

「……あたしはもうあなたと一緒に生活をするのが耐えられないの。今日半日一緒にいて、やっぱり気付いたの。あなたの秘密なんて関係ないわ」

これまでの変態的行為は怒りには関係なかったのか。むしろそれはそれで恐ろしい。

「ちょ、ちょっと待ってくれ。それは……」

「そう。少し距離を置きましょう。物理的に離れた方がお互いうまくいくわ」

子供たちの大好きなメルヘンの象徴とも言えるメリーゴーランド。その目の前がとうとう別れ話になってしまった。まさかメリーゴーランド上で別れ話とは。おとぎ話もびっくりだろう。このまま成立すれば、きっとこの遊具は変な都市伝説がついて回るだろう。

「あなたが私に秘密を持っているのはもう知ってるの。私はそれを受け入れてたけど、最近はそれが面白くなくなってきたわ」

「ど、どういうことだ? 僕の秘密を知ってるのか……?!」

「もちろん。あなたがあたしをずぅっとストーキングしてたってことはもう随ッ分前から知ってたわ」

ストーカー男とそれを受け入れた女。こんな強者カップルはそういないだろう。

「な、なんでそれを……ッ!」

「なんでって、それはあたしもあなたのストーカーだったから」


「「は?」」


この3時間のおかげでだいたいのことは驚かなくなったと係員は思っていたが、あっさりとその壁は破れてしまった。

先の言葉を訂正しよう。目の前の二人はストーカー男とストーカー女のカップルだった。同じ職業、いや趣味のカップルというのはよくあることだし、当然の流れと言える。車が好きとか、本が好きとか、そういう共通項がきっかけになることはよくある。だが、ストーカー同士のお付き合いというのは、果たしてどうなのか。何をもってそんな化学反応が起きるのだろうか。

「あれ、あなたは気づいてなかったの? たぶんストーキング歴は私の方が先になるわよ」

互いに互いを監視する生活はいかようなものだっただろうか。係員には想像がつかない。ストーカーなんてしたことは当然ないのだから。

「嘘だろ……。見ていたと思ってたら、実は見られてもいたなんて……」

「まさかあたしを見染めて付け回すとは思わなかったわ。でもそれはそれで幸せだし、面白そうだと思ったから、あえて何も気付かないふりをしてた。……結構苦労したわぁ」

ストーカーにもそれなりに苦労がある。いい社会勉強になりました、と係員は心の中で頭を垂れた。彼も今日の教訓をどこかで活かせる日が来るといいが、きっと来ない。

「じゃ、じゃあどうして僕と付き合おうと思った?」

「もちろん、あなたを愛してるから。……もちろん今でもあなたが愛しくて壊したくてあたしのモノにしたい気持ちもある。それは揺るぎないよ。……でもそれ以上に思うところができたのよ」

「な、なんだよ、それ……?」

「あなたもうっすらどこかで感じているかもしれないわ。……あなたとの距離が近づくことで失ったものがあるの。それは、スリルよ。犯罪スレスレの手口を使うことでの、背徳感たっぷりのあのゾクゾクする感じは、同棲を始めてから掴めなくなってしまったのよ」

男はハッとしていた。どこか思うところがあるのだろうか。

「あたしはあなたが欲しくてストーキングを始めた。時間はかかったけど、あなたを手に入れることが出来た。でも、ある時気付いたの。何か物足りないって」

わかるようでわからない。手に入れられたのだから、それで何も問題ないのではないかと係員は思うが、ねじれたカップルの思考(嗜好)なんてわかるはずもない。

「そうか……。僕が感じていたこの気持ちも、きっとそれなのかもしれないな……」

何故か男の方は理解が進んでいるようだ。当然係員はさっぱりだ。頼むから置いていかないでよと言いたくなったが、今回はあえて何も言わなかった。なぜなら、ここで何かを言ったとしても彼の人生には何一つ糧になりやしないのだから。

「今思えば、僕も何かスパイスがないと感じていたよ。君が家を出て、家に帰るまで、その一挙手一投足を物陰から見ることが大好きだった。だけど、君と付き合うようになってそれは“当たり前”のことになってしまっていたんだね……」

「そういう……ことかもね。私も家に帰ってあなたの生活をカメラで見たり、生活音を聞いたりしていた、あの頃が一番楽しかったと、今では思える」

「……君の言うとおりだ。僕も君も、お互いを得たことで失ってしまったものがあったんだ」

「そうね。あなたを手に入れられたのは凄く嬉しかった。もちろん今でも嬉しい。……でも、満足してはなかったの」

是非満足していて欲しかったと、係員は心の底から思った。そうすれば平和に過ごせただろう。主にこの遊園地とそこにいる人たちが。

「僕たちは、もう“普通”じゃ満足できなくなったんだね」

「何もかもを貪欲につけ狙う、それがストーカー。ってことかしら」

「違いない」

そもそもつけ狙うな、と思ったが口が裂けてもこの変態カップルには言えやしなかった。常識が通用しない相手に、自分の常識をぶつけても無意味なのだから。


そうしてメリーゴーランドの前で一組のカップルが、同棲を解消し、“物理的”に別れることとなった。

彼らは夕焼けの遊園地を仲良くつかず離れずの距離で歩き、帰っていった。きっとこれから彼らの生活には不思議な充実感に満たされることであろう。たいして思うこともないが、一応言っておこうと係員が口を開いた。

「お二人の先に、幸あれ」

その声は夕焼けに滲んで消えていった。



○○○○○○



「ねぇ、おじさん」

今までどこにいたのか、ワンピースを着た少女が係員に話しかけてきた。

「なんだい? あと、おじさんじゃなくておにいさんね」

「今の人たちは、何だったの?」

こんな年端もいかない子供に、あんな衝撃的なものを見せてしまっていたのかと、係員は悔いた。お母さんはいないのだろうか。いたら「見るんじゃない!」とか「大人になればわかる」という言葉で子供を守ってやれただろうに。

「うーん、おにいさんにも分からないな。人を好きになるっていうことは、ものすごく不思議ってことかもね」

胡散臭い言葉を吐いたあと、少しだけ自嘲気味な笑顔を浮かべた。

(実際に人が人を好きになるには色々あるのだから、特段間違ったことは言っていない……よなぁ……)

もし少女が、係員の言葉の意味が分からないなら、きっとそれは時間が解決してくれる問題だろう。

「で、そろそろ閉園の時間なんだけど、キミは迷子かな?」

この3時間はひたすらメリーゴーランドのボタンを押すだけの仕事もとい苦行だったので、久しぶりの係員の仕事に心踊った。本業は係員だ。

「迷子じゃない! でもここがどこかはわからない……」

「それを迷子と言うんだよ。お母さんは?」

「……今日はいない。お父さんに会いに来たの」

「そうなのかい。はぐれたか……」

せっかくの親と娘の逢瀬がこのような状態になるなんて、と思った。

「じゃあ、おにいさんと一緒にお父さんを探しに行こっか」

係員は少女に手を差し伸べた。

「うん!」

少女はその手を取った。






「そういえば、今日のメリーゴーランドの担当誰でしたっけ?」

「確か馬場じゃないか。それがどうした?」

閉園後のスタッフルーム。そこでも今日のメリーゴーランド騒動の話題が挙がった。

「先輩、聞いてないんですか? なんか今日あそこで大騒ぎあったらしいんですよ。なんでも女がずっとメリーゴーランド占拠してたとか。それでずっと担当者が要求に従って運行させられてたらしいっす」

「おいおい、そんなことがあったのか。しかし、その本人が戻ってこないな」

先輩と呼ばれる男は煙草をくゆらせながら、ソファに腰を落とした。

静かな部屋に、騒音が近づいてきたのはその数分後。

乱暴に開かれる扉。

「馬場じゃないか。もう少し静かに入ったらどうだ?」

「ハーッ、ハーッ……!」

「ちょっと落ち着いて下さいよ。あ、もしかしてメリーゴーランドの騒動の報告ですか?」

「何をのんきなこと言ってるんだ! 俺は今までずっと閉じ込められてたんだぞ!」

馬場の並々ならぬ様子と、謎の証言に二人は気押されていた。

「な……!? どういうことだ?」

「俺が聞きたいすよ! 誰かにぶん殴られて、気がついたらトイレの用具箱の中だ! 何で誰も気づいかないんです?!」

「す、すいません! でも……」

びっくりした後輩が脊髄反射で謝罪をするが、先輩の方は何か考え込んでいた。そして、すぐにその口が開かれた。

「……ちょっと待てよ。今日、お前はメリーゴーランドの担当だったな」

「ええ、そうですが。……でも行けるわけねーでしょう! 手足縛られてどうにもならなかったんだから!」

「俺が言いたいのはそういうことじゃない。……じゃあ、あの騒動の時にメリーゴーランドにいたのは、誰だったんだ……?!」

「は?」

馬場の気の抜けた声がスタッフルームにこだました。




同時刻。

「あのッ! 女の子が! ここに来ませんでしたか!?」

息を切らした中年の男。その様子には並々ならぬものがあった。

「迷子、でしょうか? 申し訳ありません、本日はお子様の迷子は来ておりません」

「そ、そんな……! む、娘はどこに……!?」

うろたえる男は髪をかきむしり、右に左に動き回り、顔を手で覆って呻き始めた。

「お、お客様……、園内放送をかけますので、娘さんの特徴を教えて頂けますか?」

「み、水色のワンピースを着た、小学3年生の女の子です! 早く! 娘がいないと、私は……っ!」

「わ、わかりました! 今すぐにかけますから、どうか落ち着いてくださいっ!」

一縷の望みを、園内放送に託し、男は吉報を待った。


















しかし、少女が見つかることは、未来永劫なかった。


こちらのサイトでの投稿は本当に久しぶりです。あこです。

最初にこの作品を思いついたきっかけは、夢に出てきたメリーゴーランドです。すごく長い時間乗ってた感覚がありました。

それをうまく作品に使えないかなあと思って、遊園地を舞台に選定。ここまではよかった。

じゃあどういう話にしよう→カップルに喧嘩させたコメディにしよう→あれ、何だか人物がおかしな方向に進め始めたぞ…?→当初の想定とは違うラストに。結果的には当初の想定のラストよりも個人的には納得はできましたが^^;


あ、断っておきますが、私は普通の人です(謎の説明)

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